2006年4月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。


ちょこちょこ更新、なるべく、こうしたい~。






[2006年4月下旬]


4月21日(金)

朝、おにぎり4個を持たせ、くにぞうをお見送り。
千葉麗子のほうのヨガをやる。
ん? 最近続けているせいか、体がちびっとやわらかくなった気が。
前屈がもっと前に倒れる。うれしい。

昼、「徹子の部屋」の市毛良枝をたまたま見る。
この方、10年ぐらい前にちょっと留学されてたり、
40歳過ぎてから、登山やら、ダイビングやら、
クロスカントリーなど(だったかな?)を始められたそう。
すごく楽しそうだった。
人って、ほんとうに、いつからでも変われるんだと思う。
真剣さ次第で。



散歩して、新しいパン屋さんで、明太子サンドパンなどを買う。







夜。ひとりでごはん。
いつもの出汁に具(小松菜、豆腐、出汁のしいたけ)が入ったものに、
あさりの汁を(すごくちょっとしかないのに取っておいた…)を混ぜ、
塩味スープにして一緒に食べたらおいしかった。
パンは、天然酵母のだそうで、おいしくて、
他のパンもむさぼりくってしまう(笑)。だめじゃん。
焼き立てパンは、食べすぎに注意だ…。









4月24日(月)

朝、ヨガ。感謝の時間も。

夜、くにぞうと剛君の舞台「父帰る/屋上の狂人」を見に行く。
チケットを取ってくれた友達と駅で待ち合わせし、
「ほんとにありがとう~!」とふたりでお礼。

「蒲田行進曲」以来、舞台は何年ぶりだろう。6年とか?
蒲田は、ほんとよくて、くにぞうとも見に行ったりした。
今回は菊池寛作の古典で、
30分くらいのお芝居が2本立てという珍しい形。
剛君を生で見るのは、すごく久しぶりだ。

幕が開くと小さな劇場なので、かなり近く、緊張感がぴーんと。
剛君、やはり姿にも声にも、存在感があると思う。
私は2本目の、屋根の上でずーっと最後まで
へらへらと大きな口を開けて、遠くを見ながら、
最高に幸せそうな顔をしていた狂人の兄役が好きだった。




が、タイプが違うのは承知の上だが、ほんとのこと言うと、
やはり「蒲田行進曲」のほうが好きだった。
あの圧倒感をもう一度見たい。
再演してえ~!
相手役の小西真奈美ちゃんも最高によいのですよ。
(当時まだあまり知られてなくて、この人すごいと思った…)

「父帰る」のお芝居のパンフレットの後ろに載ってた
剛君と堤真一さんとの対談、よかった。
共演経験のある堤さんは、すごく剛君のことほめてくれてて、
(最初、古田新太さんがクサナギ君のことを
「 すごい、すごい」って言ってたらしく、
実際に自分が共演してみて、「なるほど」 と思ったそう)
剛君も、お芝居について常にいろんなことを考えてて、
「どうしたらいいんですかね」 と聞いたりして、
すごい、いい感じのふたりだった。










4月26日(水)

最近、くにぞうがオペラを見るのに、イタリア語を勉強する!と言って、
ラジオ講座のCDなどを買ってきてるので、
私も影響されて英語のを買った。
いちおう大学時代ESSだったので、「英会話上級」にしてみました(笑)。
(今はぼろぼろに忘れてます)
こういうの、何度も続けるのを挫折してるけど、
始める時が楽しいから、ま、いいか。
ふたり分、「 i pod」にCDを入れる。



夕方、ふきみそをつくる。
最初ネットか何かでつくり方見たんだけど、
毎年1回くらいつくっていく中、すでにもう完璧自分流。
ふきのとうを適当にわしわし刻んで、
塩を入れた熱湯で茹で、湯切りして、しぼったものを
ごま油でさっと炒めて、
味噌だれ(味噌、出汁、みりん)でからめ、炒めるみたいな。
(正式なレシピをご覧あれ~)
でも想像してるより、ぜんぜん簡単でおいしいですよ。

須藤拓也さんの器にちょこっと盛ってみる。
内側は「銀彩」というもので、ほんとにシルバーの色なのですが、
夜と、照明の関係で金みたいに見えますね。
(ネット検索すると、ほんとの色味が見えます)
でも、とてもきれい。
夜の深さに似合います。








あと、カレイの煮付けもつくってみた。
これは、アルネに載ってた煮魚のつくり方のやり方で。
アルネのお料理のやつ、手順が簡単なので、好きです。
くにぞうの好みが変わって、煮魚にも興味が出てきたみたいなので、
ここぞとつくってみる。
ちょっと皮がくずれたが、おいしかったです。
あとは、もずく酢、ブロッコリーの茹でたのとか。

くにぞうが「ぜんぶおいしいね!」 と言ってくれるので、やる気がでます。
ほめることって、タダなのに、すごいパワーがある。
誰でも、周りの人をほめると、その人もすごーく嬉しいし、
ほめた自分も、なせだか、幸せになると思いますよ。







4月27日(木)

須藤華順さんとカフェで待ち合わせして、
展覧会で注文した「麻と革のバッグ」を受け取る。
行ってみたら、ダンナさんの拓也さんもご一緒で、お茶しながら、
おいしいパン屋さんや自然食のお店、玄米トークなどで盛り上がる。
華順さん、詳しくて、いろいろ教えてもらって嬉しい~。

玄米もちゃんと炊かれてるので、
冷めた玄米をあっためるの、「どうしてます?」 と聞くと、
おかゆにしたり、雑炊、チャーハンなどだそう。
レンジは、いちおうあるけど、ほとんど使わないとのこと。
おおおお~~!
ここにもまた、私の生活を変える人が。


そう。最近くにぞうが、レンジがブーンって鳴ってる間、
なんかイヤな感じがすると言って、その間遠くに走って逃げてたり(笑)、
こないだも、私が台所で長く使ってたら、
右の肩(台所に近い側)だけ、凝ってくるような気がした、というので、
これはいかん、と思い始めたのでした。

電磁波って、今はみんな気付かないようにしてたり、
そんなたいしたことないと思ってても、
やっぱり十年後とかには、問題になるんじゃないかなあと
うっすら思ってます。

その後、偶然本屋さんで、
「ケータイで脳しゅよう」船瀬俊介(三五館)という本を見つけ、
読んだら、すごい恐ろしかった…。
「携帯を長時間当ててる側の脳に腫瘍が多い」という記事なんかも。
携帯は、せめてイヤホンをつないだほうがいいってお勧めされてた。
普段なるべく体から放すようにとも。そ、そうですか…。


まあ、こういう本を読むと、
たとえば農薬とか添加物の本だったら、
もう何も食べれないじゃん!みたいな、極端なことだと思うんですが、
でも、なきにしもあらず、の話ではあると思います。
(と言いつつ、パソコン打ってるからねえ…)
ま、恐れすぎになるくらいなら、その話を知らないほうがまだいいので、
判断は人それぞれに。




でもそんなこと言っても、無理な職業の人も多いだろうけど。
私も、ずっと電気のお世話になって、
ほとんどの部分を頼っていくのは変わらないだろうけど、
できる部分ではなるべく、自然なことをしたいなあと思う。
(これは、冷えとりの考えにもあてはまることなのです。
熱源でも、何でも自然なほうから。
人工的なものも許さないわけじゃないけど、少なめに工夫する)


ま、とにかく当面レンジは少なくしないと、
くにぞうの体がやばいかも。
くにぞうは、化学調味料でも夜、鼻が詰まったりするので、
反応が出やすい、いい体なのではないかと思う。
それで花粉症もなかったりするのかな…。(すぐ出すから)
それもあって、料理もだんだん自然方向になり、くにぞうに感謝。



で、話が長くなりましたが、とにかく
くにぞうのセンサーを信じたほうがよさそうだと思い、
なるべくレンジを使わなくしたいと
こないだから思ってたとこだったのです。

そこへ、須藤さん達。
すごいツイテます。シンクロだなあ。
レンジ使わなくても、生きていけるのだ。(当たり前だ)
まあ、じょじょに、てきとうにいってみよう。
今までもそんなにレンジ料理はしてないほうだと思うけど、
あたため直し部門ですね、主に。

「ごはんを蒸すのは、蒸し器で、竹の皮でっていう人もいますよ」
と聞いたので、やってみようと思った。


受け取った鞄、すごいかわいかった~ん。






4月28日(金)

くにぞうに、おにぎり4個。(五穀と黒米を入れた胚芽米)
残りは、いつもはラップして冷凍したりするのだが、
今日は、昨日の話もあり、
一念発起して、その後全部おにぎりにしてみる。 塩はなし。




お昼と夜は、おかずと一緒にそのまま食べた。
おいしい。



そして、なぜかぼーっと窓を見ていて、
できるような気持ちがむくむくしてきて、急に窓拭き。
カーテンも全部洗濯! ベランダの土ぼこりも集めてゴミ袋に。
きもちがいい~。

しかし、私はなぜいつも突発的に物事をするのだろう。
そういう前世?(いったい、どういう人だよ…笑)
しかし、掃除をすると、当然クタクタになって、
あー、今日もHP作業できなかった…、なんて落ち込むので、
今日は、ふと始める前に
「窓拭きができたら、もう合格な日ということにしよう!」
と自分に言い聞かせた。




いつもは、なんとなーく頭にある、やりたいことが多すぎて、
あー、あれもまだできてない、これも…と思うけど、
それってやはり、何かをやれば、何かはできないのは当たり前なので、
最初のぼんやりした考えに無理があるのだ。

一日の始めに、「今日はこれができたら、もうOK」と考えとくと
終わりに充実感がありますね。

たしか、ベストセラーの「キッパリ!」 上大岡トメ(幻冬舎)にも、
「することを全部メモに書き出して、今日することを分ける」というのが
あったんじゃないかと思います。 上大岡さん、いいですよね。
「キッパリ!」も「スッキリ!」 も、読み返すといいこと満載。
今度、ちゃんとやってみよう。




新聞で「今年の花粉の量は、去年の1/10程」と知る。がっくう~。
今年のくしゃみ、鼻水は、めちゃくちゃ軽いから、
体の中がもうだいぶきれいになったのかと思ってたのに。
まあ、来年も出すだけだ。 ありがとうございます。









4月29日(土)



冷蔵庫保存した昨日のおにぎり達。
うちのストック棚を見たら、なんと竹の皮があったので!
(以前、弟さんが家に泊まりに来た時、
くにぞうがこれでおにぎりを持たせてやる
と買ってきてたのだが、本人すっかり忘れたようです…笑)






で、ザルの上に、竹の皮にのっけて、蒸してみたが、
なかなか中まであったかくならないような。
飯粒が固まってるから? 気が短かすぎ?
でもほんのりあったかでも、ま、おいしかった。








次の時は、「広がるザル状蒸し器」にて。焼いた鮭の残りと一緒に(笑)。
このほうが火の通りが早い? いや、長くやってたかな? 
でも、なかなかいけるかも。
しかし、おにぎり状にしておくと、ご飯粒がほとんどくっつかなくていい!
これからも、蒸し物実験してみようと思う。
しかし、てきとうでも意外にいけるわ!ということで自信をつける(笑)。
(下のお湯がなくならないように注意です!)











4月30日(日)


春の天皇賞。ディープインパクト、単勝1.1倍のオッズで圧勝!
いやあ~、ほんとーに強かったです。
長い距離を走ったすえに、
3コーナーからあの脚でぐんぐんあがってきて、先頭にたったまま、
最後びゅんびゅん、びゅんびゅん飛んでるみたいに走ってくる。
かわいいけど、こんなに強い馬見たことない、と思う。


終わった後のインタビューで、
「今日は飛んだという表現でいいんでしょうか」 と聞かれたら、
「飛びましたね~」 と言っていた武君。
世界のビッグレースへの挑戦ももちろん考えてるようで、
「この馬より強い馬って、いるのかなと思いますね」とも言っていた。
武君が言うんなら、間違いないだろう。
世界に行くんだなあ。

才能というか、遺伝子の神秘さを思った。
彼は、いったい何でできているのだろう。







夕飯は、鳥と大根、椎茸の煮物。
せりのゴマ味噌和え、ぬか漬けなど。
冬は入れない胡瓜も、少しずつ増やす。おいし!
最初は恐る恐る始めたぬか漬けが、いまだに続いててうれしい。
ぜひみなさんも、冷蔵庫で。