2011年9月下旬

日記

日記や短文です。


↓※日付はまた、上から下に向かってです。




[2011年9月下旬]



9月16日(金)

「あおきみさんの妙に役立つ日々の知恵147コ」(幻冬舎)
をご覧になった編集の方から、
雑誌の原稿の依頼がひとつあったので、この間からがんばっている。
(また扉でお知らせしますね)

この本、冷えとりだけじゃなく、
家事のことから、精神面のことまで
あれこれ私流の妙なコツを書いてて、私はおもしろいと思うんだけどなあ。
(友達からは、精神面の話がよかった、という声多し)
よかったら、見てみてください。











9月18日(日)

楽天は、フライをぽろっと落としてしまった横川のエラーで、サヨナラ負け…。
この6試合で、4つサヨナラ負け…!
おーーーーい。








9月19日(月・祝)

朝。ネットのデイリースポーツに、
「鉄平が1軍に上がる」との一文が!
うわあああっーーーーーー!!!!!!! 
ついに、ついに、ついに、きたか。
でも急いで楽天のHPなどを見ても、まだ何も書いてない。
当然新聞にも載ってない。
どっち?! ほんと? いつ? 今日じゃなくて?

あわくって調べてたら、
え、え、え! 今日ロッテと試合なんですけど。
行こうと思えば行けるんですけど!
もう舞い上がって、今日休みのくにぞうをたたき起こし、
「くにぞうー、鉄平1軍上がったよ!!!」と言うと、
「えええーーー!!!」とガバッと起き上がってきた。

そっから、くにぞうもあわてまくっていて、
「じゃあ、急いでお弁当を…」
(よく考えたら、この際そんなもんいいだろう…笑)
「冷凍ごはんでおにぎりはできるけど、
鶏は解凍しないと、ないよ!」
「じゃあ解凍して」(いや、絶対もういらないだろう…笑)


「あれ…、どうやってロッテの球場行くんだっけ。
電話でチケットのこととか、聞いてみようか!」
と電話すると、
「あれ、出ない、ずっと先のお知らせだ…。なんでだろう!」


そこでパソコンでチケットのことを調べていたくにぞうが、
「あれ………、これ、仙台じゃないの…?」
「はあっーーーーーー!!! そうだ。今日仙台でロッテ戦だ」
「みえぞうーーーーー!!!」
「ごめーーーん、ごめん、ごめん、あわててて。わかんなかった」
「千葉まで行ってから気づいたら、どうする!!!」
「ほんとにごめん、ごめん! あー、よかったあああ。行く前に気づいて…」
「ほんとだよーーー」
ふうううううう、と体の力が抜ける。

で、「あのー、もう鶏、鍋のほうが早いと思って、
凍ったまま、ビタで茹でちゃってますけど…(笑)」と言うと、
「ま、夜食べればいいよ」
「ほんと、あぶなかったねーーー(笑)」
「千葉まで行ってたら、キレますけど…」とくにぞう。


でもそのあと、また急に
「はっ!!! 
じゃあ仙台の試合、今日出るの?!」とパソコンで調べる。
(鉄平がらみの詳しいサイトがあるので)
「ひょえー! 仙台、雨降ってるみたい」

そして試合開始近くになって、
「スタメンじゃないー! そして雨天中止でーーーーす!」
とくにぞうに報告すると、
「ええええ! がっくううう」と気が抜けていた。

これにてすべて終了…。

朝からのあの動乱は、いったいなんだったのか…。
まあ、よかろう…。
青春だ…。




     *************



心を落ち着けて、
カワハラに電話し、今日大丈夫というので、
「ハウスとエミオワス展」へ行く。
マスミツケンタロウ君の「ハウス」の革などの作品と
えみおわす」さんの洋服、布物の展覧会だ。

私、「えみおわす」さんの話は、
ずっといろんな友達づてに聞いていたのだが、
ちゃんと展覧会で見るのは初めて。
生地が気持ちよくて、
アジアっぽいものから、現代的な感じのものもあって、
パンツが、この私でもすっきり見える気がした!
迷いに迷って、ひとつ購入。

マスミツ君のアクセサリーも、すごくよかった。
年々、作品に変化や幅が出ていて、
作家さんって、すごいな。

そのあと、カワハラがちよじを呼び出して、3人でごはん。
ちよじに、おいしいごはん&いいカフェを教えてもらった。

ちよじって、ちゃんといろんな地元のお店を知ってて、
「○○なイタリアンと、○○なエスニックと、○○な和食と
○○な中華があるけど、どれがいい?」
なんてことを聞いてくれる。
いろいろ話して、楽しかったな~。



       ************



カワハラとも別れた後の、帰りの電車で、くにぞうからメール。
「鉄平HP更新~!」だって。
急いで携帯から見る。
一軍復帰を鉄平自身が報告してくれていた!
じーーーーん。帰ってきたああああ。

くにぞうは、ほかにも新聞の鉄平のコメントとか、送ってきてくれた。
HPのFAN’S BOXも
みんな、「おかえりなさーい!」と大騒ぎになっている。
愛されているなあ…。よかったなあ…。











9月20日(火)

えー、昨日の大騒動のさなか、途中まで茹でられてた鶏ですが…、
その時、どうしよう…と考え、
そのまま塩だけ入れて、ビタクラフトで、もうちょい加熱。
(水は、鶏肉の厚さの半分まで、ぐらいだったかと思う)

蒸し鶏は、以前高山さんの本のレシピでやったことあって、
その汁から取り出さないで、
そのまま置いとくことが、パサパサにならないコツ、
とだけは知っていたから、
汁ごと冷めたら冷蔵庫に入れていた。
(全然足らないので、汁にかぶってないのですが)






で、今日。
塩で茹でただけだし、どうなんだろう、と思いつつ、
切ってみたら、これでも、いける~! 
しっとり!

ビタでの加熱を少しにして、余熱で置いといたから、よかったのでは。
これなら、いつでも、すぐできそう。
またやろう。






9月21日(水)

ものすごい台風。雨も風も近年まれにみる、すごさ!
くにぞう、授業が中止になって、びしょぬれで帰ってくる。
もうちょっと遅かったら、電車止まってたとこだ。

夕方ニュースを見たら、駅に人があふれ返って、たいへんな状況に。
くにぞうは、
「実は…、ちょっと乗り過ごしたから、ターミナル駅まで行って、
特急とかで帰ってこようかと思ってた…」と。

「はあ?! もう台風なのに?
そんなことしてたら、
今、この都心のど真ん中で、立ち往生だよ!!!」と私。
「よかったあーーーー」とくにぞう。のんきものなのか。










9月22日(木)

展覧会関係のお手紙を、
ポストに出しにいかねば、と階段を降りたら、
下に郵便屋さんが配達に来ていた。
「あの…、これ、持っていってもらえるんですか?」
と聞くと、いいみたい。

ついてます!
これも、江里子さんのはからいかな、と思う。



     ********


夕飯は、ほんとに久々のお好み焼き。
この時だけ、ホットプレートを出す。
豚肉で。キャベツを盛る、広島風(超てきとう…)。でも、うまっ!






よーく考えると、蒸し鶏といい、お好み焼きといい、
こないだの天然生活さんの特集で
ちえさんはじめ、他の方がつくられていたものからの連想ではないか…!
(ゆで塩鶏と、たこ焼きだったけど)
何かが、頭に擦り込まれていたようだ…(笑)。










9月23日(金・祝)

展覧会の会場に貼る文章とか、物の手配とか、
連絡あれやこれやで、毎日がただ過ぎていく…。

やってみてわかったけど、
回顧展(当の本人がいない)というのは、
これはいつ、どこでつくったものなのか、
何というものなのか、など、
きちんと確かめるのが、ほんとうに至難の技…だと思った。
残された資料や、ネットで死ぬほど検索&確認する毎日…。



      *********



そんな時、カワハラと電話することがあり、
ちょっと休憩して、気分転換したい…と話したことから、
とりあえず、お昼食べに行くことに。

あっ!と思いついて、羽村の福島屋へ。
これ、友人のライター、田中のり子さんが、
ブログ(11/9/16)に書かれていたのを読んでて、
へー、すごいところがあるんだ!と思っていたのだ。
(わかりやすくて、感動が伝わってくるので、
福島屋のことは、のり子さんの文を読んでください!)


「羽村」は、青梅線の「福生」の隣駅。
何もない住宅地にあって、見かけも普通なのに、
そのレストランのピザや、野菜や、なにもかもきちんとおいしいし、
スーパーの珍しい品揃えにも目が飛び出しそうだし、
(見きれないから、またくにぞうと来ようと断念…)
またそれが、高いものばかりじゃなく、
いいものを手頃な値段で、またはとても安く提供していたり。
ただただ、すばらしいと思った…。

知らないことって、いっぱいあるんだなあ。
こういう商売、天職なのでしょうね。



     ***********



そっから、カワハラと駅の向こうの、川沿いの土手を散歩。
私の田舎くらい、のんびりしている。
こんなところに、あんな店があろうとは。
この近くの方、幸せですね。


台風で増水していた水の流れを、河原でじーっと見ていたお兄さんがいて、
私達が30分くらい歩いて、
戻ってきても、まだ見ていたけど、いったい何だったんだろう…。
カワハラと
「あ、お兄さん、まだいる!」と川向こうからも注目。
最後は上半身脱いでいたから、日焼け?
そんな日差しじゃないけど?

あ~~~。しかし、
緑や川のそばを歩けて、ものすごくリフレッシュ。
こういうことって、忙しい最中も必要だなと思いました。



     ************



帰りの電車で、くにぞうが「野球の録画に失敗!」
というメールを送ってきた。
「げっ!」と声に出して言ってしまい、カワハラに心配される…。

どうやら、コンセントについているスイッチに触ってしまったらしい。
あの、一括でパチンと切れるスイッチは、
こういう録画関係をつなぐ場合、よろしくないぞ。

そしてDVDって、録画の途中で電源切れると、
それは途中までとか入らず、頭から全部消えてしまうのです。


岩隈の試合だが~。
メールで謝り倒して、仕事に出たくにぞうだ。
帰って、ほんとに録れてないことを確認し、
ダメもとで再放送ないか、番組表見てみたら、
あああああああっったあああーー(号泣)。

普段はないのだけど、今日が祝日だから、特別みたい。
急いでくにぞうにメールしておく。
神様、ありがとう…。

くにぞうもかなりの責任を感じてたみたいで、
「よかったーーーー(泣)!こわかったー! 神はいる!」
と仕事終わりに返信してきた(笑)。

前も岩隈の試合で、
これは機械の調子なのだが、同じように録れなかったことがあった。
その時、反省&感謝が足りなかったから、
同じことを繰り返したのかな…(帆帆子さん的に言うと?)。

とにかく神に感謝。
そんなにまでして録った試合だったのに、
負けてしまいましたー。うおーーー。
とりあえず、DVDとスカパーだけ、直接壁のコンセントにつなぎ直す。



     *********



今日の一品は、トマト味のナスのパスタ。
福島屋で買った、香りの強いバジルを入れて。
くにぞうに福島屋のことを、ものすごく熱く語りまくる(笑)。













9月24日(土)

お昼頃。くにぞうがギリギリ仕事に出る間際が、
ちょうど楽天の試合直前で、
「今日鉄平バット振ってないから、スタメンじゃないでしょ」
なんて余裕で言ってた私。

で、「まだ画面にスタメン出ないの? じゃメールして」
と、くにぞうに言われつつ、
玄関で見送ろうとした時、
遠くから画面に…、「あ、出た!」とテレビ前に走って戻る。

「きゃーーーー!!! スタメン! スタメン!」と絶叫。
「えー! 何番?(打順)何番?」(どうでもいいだろう…笑)
とくにぞうが聞くので、
「7番!、7番! たしか!」
「行ってきまーす!」(もう間に合わない)
なんなんだ、この会話…(笑)。




わああああああ。ついにきたよー(泣)。
スタメン復帰。
そっから、くにぞうが帰るまで、試合が見れないので、
たしかに録れてるか、何度も確認。


そしてご飯の用意して、いざ試合。
さあ、打てるのか、どうなのか…。私のほうが、ド緊張してしまう。

ついに打席へ。
待ちわびたファンの「鉄平コール」が超大きすぎて、感動で泣く…。
この場面を、何度夢見ただろう。
鉄平のてぬぐいを掲げて、
声を上げているスタンドのみなさん、私も同じ気持ちです。



でも2打席までは、いい当たりもあったが、ダメ。ド心配…。
そして3打席目。
ついにセンター前に落ちて、タイムリーヒットおおおおお~~~(号泣)!!!

スタンド席では、それだけで周りの人と握手したり、
抱きあったり、バンザイしていた。
愛されてるなあ…。


あーーーー。復帰第一戦で、ヒット1本出て、ほんとによかったあ…。
試合はマー君が、完封して8-0でソフトバンクに勝利!





        ************


 

夕飯の一品。久々に筑前煮。
「まほうなべ」なら、より簡単!














9月27日(火)

「いちにち いちにち」の刷り上がりが、家に到着。
感無量…。いろんな人に連絡やら、お礼やらする。
京都のモーネにも到着したよう。







展覧会まで、カウントダウンになってきた。
モーネに、スケッチブックなどの展示物や、資料、
寺子屋関係のものを、ついにまとめて送付!

毎日メール連絡、確認、文字校正…、
準備って、やってもやっても終わらない。
でもあとちょっと。がんばる。











9月30日(金)

5時起きで電車に乗り、東京駅で待ち合わせ。
企画者のひとりで家具やインテリアのデザイナー、真喜志奈美さんと
搬入を手伝ってくれるカワハラと。
新幹線でいざ。

京都モーネに到着してから、嵐のような搬入。
たくさんのお友達が東京からも来て、手伝ってくださる。



途中のお昼には、以前からモーネのブログで見ていて、
よだれをたらしていた、
こまっちゃんがつくってくれた「こまかない」。
たしか里芋や、きのこ入りのおにぎりと、お野菜の甘味が出たお味噌汁。
(写真、ちょっと向こうがぼけてしまった)







このおにぎりが、衝撃的なおいしさで!
中身も里芋がふっくらして、味わい深く、塩加減がまた絶妙…!
おにぎりの塩加減って、ほんとうに難しいと思うのだけど、
なんともすばらしい!
塩は、モーネのギャラリーでも
そのおいしさに感激して取り扱っているという「塩二郎」だそう。
だけど、どれくらいつけて握るかが重要だもんねえ。
そういえば、炊きたての、アツアツのを握る!とも聞いた。
だから、あのむっちりしたおいしさが?


いやー、こまっちゃん、すごいなあ。
おにぎりで感動するとは。
搬入に来たみんなが、口々にほめる、ほめる。
こんなおいしいものを、
いつも食べているモーネのみなさんが、うらやまししい!
こまっちゃんは、その「こまかない」の料理本も出されてますよ。
モーネのまかないごはん絵日記」小松美帆(主婦と生活社)


搬入が終わり、みんなで、居酒屋でお疲れさま!
いよいよ、明日だ。