2008年2月

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2008年2月]



2月3日(日)

くらすこと」のお店で、注文していたものが届く。
イイホシユミコさんの「bon voyage」のプレート、
スタック鍋2つとワックスバッグ。

スタック鍋は、そのまま直火にかけられるというのが、
あんまり他では見たことなくて、
形もかわいいし、重ねられるのもいいかも、と買ってみました。
いざ届いたら、イメージと同じで、ほんとにかわいい…。
しかも、どっしり、しっかりしている。
残ったおかずなどを冷蔵庫で保存したのを、
レンジじゃなく、直火で温め直せたらいいなと思ってるので、
チャレンジしてみたいと思います。
スープや、ひとり小鍋にもいいかも。


イイホシさんのは、硬質な質感、形が、ほんとに美しい。
これもあんまり見たことない感じがしました。
まだ旅には持っていく勇気がないかもですが、ぜひいつか。
でもこの質感なら、鞄に入れられそうな気もします。
くにぞうが、すぐほうれん草のおひたしを乗せていて、
え!と思いましたが、
そういう、いつものおかずも、はっと新鮮に見えました。

ワックスバッグは、よく人から
おみやげや、お菓子を入れてもらったことがある紙の袋で、
なんとなく憧れだったもの。
何か入れて、やみくもに誰かにあげたい(笑)。

小包み全体の包装や、連絡のお手紙なども、みな素敵で、
きっとこれを受け取った人は、
幸せな気持ちになるだろうなと思いました。私も。とても。
これから、いろいろオリジナル商品も増えたり、
イベントなどもされるということなので、
「くらすこと」のサイト、またご覧下さい。

同時にいろんな意義のあることをされている藤田ゆみさん。
藤田さんが、ひとりしかいないので、体のことが少々心配になるけど、
かげながら、おうえんしています。










2月6日(水)

サン・アドの後輩の女性コピーライター、李ちゃんが、
フリーになって事務所を開いたので、川原、井上庸子ちゃんと遊びに行く。
事務所は、中目黒。
広々とした机や、かっこいい棚、ゆったりしたソファなど、
すごくいい感じで、あー、自宅じゃなく、こういうとこもいいなあと憧れる。

そこから、近所のお店で夕飯。
昔の思い出話、これからのこと、いろいろ話す。
サン・アドの人って、わりあいとおだやかで、業界ぽくない人が多く、
やめてもけっこう仲がいいなあと改めて思う。

最後、「え、もうみんなお腹いっぱい?」という事態になった時、
ここは、珍しくておいしい、あっさりした小皿料理が多かったので、
ひとりで興奮してて、
「えー、まだこれも、これも、興味あるから、頼みたいよ~」と言うと、
「いいよお~、頼んでごらん」とやさしいみんなだ。
魚の卵(名前忘れた)の煮たのや、野菜の和え物とか頼んだら、
みんなもつついていたので、食べるんじゃん、と思う。
冷えとりしてる人が、いちばん食べたいとは、
どーゆーこった、と思うが、
みんなのほうが少食なだけだと、無理に言い聞かせる(笑)。
2軒目では、チーズケーキも。はっはっは。おいしいのよー。








2月7日(木)

銀座に用事があって、出かける。
帰りに、ぼけーと「この頃、『シンクロ』
(浅見帆帆子さんの本とか、最近よくいろんな本で言われている
日常生活での偶然の一致)が、多いなあ」と思いながら、
交差点のビルのビジョンをふと見上げたら、
「シンクロナイズドスイミング」をやってて、どびっくり!
笑えた。

私、去年くらいから、
読んでる本や、書いてる文章の言葉と、
その時、聞いてる音楽の歌詞が
ぴったり同時に重なることが多く、かなりびっくり。

年明けに、「からだにいいこと」という雑誌の方からの年賀状を見た瞬間、
嵐の「we can make it!」の「からだーに~」というのが流れたり。

パソコンで「誰…」と文章を打ってたその瞬間、
「くるり」のアルバム、「NIKKI」の
「(It’s Only) R’n R Workshop!」が掛かってて、
同時に「誰~」と聞こえたり。この後、もう1回同じことも。

ほんとに、多いんですよね…、最近。

浅見さんの本に、こういう例が出てたわけではないので、
これがシンクロと言えるのか、まったくもってわかりませんが、
なんとなく、いいお知らせというか、
守護霊さんや、「偉大な何か(サムシンググレート」)からの
「見守ってますよ」という感じのメッセージと勝手に考えてて、
嬉しく受けとめています。
だって、前はどう考えても、全然起こってないことなので。

シンクロのことについては、
「やっぱりこれで運がよくなった!」浅見帆帆子(廣済堂)に
詳しく書いてあるので、興味のある方はぜひ。
生き方がおまかせ主義というか、
軽く、いい感じになると思います。

あと、この本に書いてあったようなシンクロといえば、
ホームに上がると、電車がさーっと入ってきて、
私のひとつ先の駅が終点の、混んでない電車が来ることが多くなりました。
ありがとうございます。








2月8日(金)

今日から、『雲のうえ』という北九州市のPR誌の取材で、小倉へ。
北九州市は、ひとつの市の中で、
競馬、競輪、競艇が楽しめる唯一の街ということで、
その3つを巡って、体験記を書く取材なのです。

そして今回は、なんと、初めて、くにぞうと一緒に仕事。
『雲のうえ』で、プロフィールを明かしたので、
なんだかやっとここに書きますが、くにぞうは、予備校教師。
昔、いっとき、それをやめて、
サン・アドのコピーライターになったのが、私と川原の入社半年後。
最初、机が隣だったこともあったりして、
川原とかと、よく3人でご飯やら、競馬やら、遊びに行ってました。

今回この仕事の依頼をしてくれたのは、
やはり元サン・アドの牧ちゃん(牧野伊三夫)で、
くにぞうと、牧ちゃんはその当時、
『びわの実学校』という講談社から出てた季刊の童話雑誌に、
エッセイとイラストを連載してたりも。

そんな縁から、牧ちゃんが、
最初、競馬に詳しいくにぞうに、この依頼をくれて。
で、私も昔、ちょくちょく小倉競馬場に行ったことがあったり、
実は競馬雑誌に連載してたこともあるので、
ぜひ私も一緒に、と誘ってもらったのでした。

はてさて、しかし、
私は雑誌の取材で、ほんの数回は出かけたことがあるが、
夫婦で一緒にというのも初めてだし、4泊と長いし、なかなかの緊張。
大丈夫かなあと思いつつ、
防寒衣類など入念に準備し、事前に送ったりしていた。





       ******************




今日は、取材前日。みなさんもう現地で先に別の取材をされてたり、
忙しくて後から追っかけで来る方とか、バラバラな日。
なので、羽田からふたりで飛行機に乗り込む。
あっという間に北九州空港に到着。
ここは2年前にできた、新しい空港ということだ。
初めて見る風景を眺めながら、橋をわたって、バスで小倉駅前まで移動。

今日は夕飯もふたりで行くのだが、
その昔、小倉に来てた時、偶然馴染みになった料亭というか、小料理屋さんが、
このたび、電話したらつながらなくて、
もうかれこれ5年以上も前だから、
なくなってしまったのかな、とあきらめていた。

で到着後、ホテルに行くまでに通る場所なので、ちょっと探してみたら、
やっぱりないよう。それでも通りを行ったり来たりして、
通り掛かりの人に「あの、すいません、このあたりに…」と聞いて回る。
「『探偵ナイトスクープ』か、っちゅう感じだね」とふたりで言う。
ひとりだけ知っていたおじさんが、
「ああ、あそこ、なくなった」と言われて、あきらめてホテルへ。
道すがらも、ふたりで
「その板前さんの名前で、どこかで料理屋さんをやってたりして~」
と話す。



夕方、くにぞうが、「ダメもとで104に掛けて、
その板さんの名前でお店がないか聞いてみようか」と言うので、
「まさか。そんなの出てくるわけないよ」と言ってたら、
なななんと、あるお店をすぐに案内され、
そこは、なんとその弟さんがやっているお店!!!
そこから、ついにあの板前さんのお店も見つかったのでした!!!

「いやー、こんなことって、ほんとにあるんだね!!!」
「いやー、信じられない…」と、くにぞうと、大びっくり。
ほんとに探偵ナイトスクープだ。

そしてドキドキしながら、出かけたら、懐かしい板さんの顔が。
全然おかわりになってない。
「いやー、こんなことが、ほんとに!」とか、
「ごぶさたしてます!」とか、ニヤニヤしながら、いきさつを話す。

お料理は、かわらず、ほんとにおいしかった…。
刺し身から、煮物から、何もかも。
かわらずというか、もっと進化しているような。

(実は私、冷えとりという健康法で、
冷たいのとか、たくさんは食べられなくなってて…と、言ったら、
ほんとにちょっとずつ出してもらい、感謝…)

そして昔と変わらず、板さんが下で働いている若い人達に対する
言い方とかが、やさしく、
時にちょっと冗談まじりに、「急がんと!」うながしたり、
「ほら、見てみ」とコツを教えたり、
あー、私も見習いだったら、ここで働きたい。
その男の子も、すごく気がつく、働き者。
下ごしらえは、朝からびっしりあるらしい。
「おいしい!」と言うと、
「それは全部この子が刻んだんで、よかったなあ」とか
肩をたたいたりして、
ふたりで言っているのが、かわいらしい。

運んでる女の子達も、みんながとても礼儀正しく、幸せそう。
私、そういうお店が大好き。
裏でバカヤロー!とかどなってるお店は、行きたくないし、
今まで行ったことあるけど、すごくおいしくなかった。

そして、ここは、地元の今のお客さんを大事にしたいので、
昔も今も雑誌などにはまったく載せてない、と話されていた。
私も、その意をくんで。

いやー、しかし、すごいことがあるもんです…。
くにぞうが、「俺が104に掛けたから…」と後でえんえん言う、言う(笑)。
幸せな夜だった。








2月9日(土)

今日から取材。
牧ちゃんは、昨日の夜遅く最終で着いたらしい。
久々に会って、(特に、くにぞうは久しぶり)
「いやいや~」「よろしくお願いしますね」とニヤニヤ。

編集の大谷さん、デザイナーの有山さん、カメラマンの齋藤さん、
北九州市役所からも、「にぎわいづくり企画課」から数人、
ずっと取材に同行してくださっての、3日間となる。
今日は、競馬場。
取材の内容は、また誌面で、ということで。

終わって、夕飯に行き、
牧ちゃんが「もう1軒行こうよ」と言って、いきつけのバーに3人で行く。
おお、さすが酒場部部長
(集英社の携帯サイト「hippopo(ヒポポ)」で「酒場部会報」を連載中)
だけあって、
たぶん通であろう、シングルモルト(かな?)をお頼みになる。
バーテンダーの人とも仲良しみたいだ。
私はやさしいカクテルを頼む。
くにぞうと牧ちゃんは、昔話ですごい盛り上がっていた。
まさか小倉の街で、3人で飲む日が来るとは思いもよらなかったなあ。
明日もあるので、そこそこにひきあげる。








2月10日(日)

今日は、競艇場。
開始時間が遅いので、撮影班以外の私らは、
牧ちゃんの弟さんがやってるうどん屋さん「天盛うどん」(若園店)
に寄って、腹ごしらえしてから行く。
店内は大繁盛で、ほぼ満席だ。

そして、憧れのセルフ形式! 
「え、どうやってやるの、待って、待って!」と
牧ちゃんの後について、流れを教えてもらう。

まず麺をカゴに入れ、自分のゆで加減で数十秒茹で、
天ぷらや、いろんなトッピング、ネギなどをのっけ、
最後に水道みたいな蛇口から、じゃーっと出汁を注ぐ!
かしわご飯のおにぎりの皿も、ガラスケースから取る。
全部、めっちゃ、おいしい! うーーーー。
弟さんは、牧ちゃんとは違って、すごくしっかりしてる感じで、
挨拶してくださった。
お好み焼きや、たこ焼きなども、おいしいそうだが、時間がなく、ほんと残念!
(たくさんの人が、持ち帰りの列に並んでいた)
今日もやや寒いが、天気は良好だ。







2月11日(月・祝)

最終日は、競輪。
齋藤さんと有山さんが、本番のレースの切れ目に
コースの中に入って、静かに撮影してるのを、スタンドから見てドキドキする。
その緊張感の漂う光景に向かって、
競輪場のおやじさん風に、
「齋藤~!」と、のんきな声援を送る牧ちゃん。
「ダメ! 目立たないで!」と止めた(笑)。
(ついいろいろ書きそうになってしまうので、自粛…)

全部終えたら、 やっぱりどっと気が抜ける。
でも、ありがたい話だなあと思う。
市役所の方も、ずーっとつきっきりで、取材の許可を取ったり、
いろんな調整や、運転まで。頭が下がる。
また編集の大谷さんの、取材時間の多さといったら。
ロケハンも含め、今回も私たちの前日から、そして今日も別の場所へ。
その間に、こちらに不都合がないように何でも手配を。
はんぱじゃない。

すべての段取りをしてくださったスタッフの皆さんに、心から感謝。
この街と人に感謝。







2月16日(土)

現地解散後、山口県は、通り道ということもあって、
数日私の実家に帰省していた。
で、東京に帰る日の今日、ふたりで広島行きの電車に乗ってたら、
ななんと山陽本線で人身事故! 
私、地元では、生まれて初めてだ。

駅長さんも、あたふたして、
遅延証明を手書きで書く手が小刻みに震えてたり(ハンコはないのか?)
臨時バスが出るとか、後20分で電車が動くとか、
いろんな情報が錯綜して、
人の群れが、あっちに走り、こっちに走りしていた。

このままだと、飛行機の時間にたぶん間に合わないので、一瞬まっさお。
でも、私が、「とりあえず電話してみたら?」と言って、
くにぞうが航空会社に問い合わせると、
遅延証明があれば、次の便に変更してくれるそう。知らなかった…。
次の便(と言っても3時間後くらいだが…)があいてたので、無事変更。
電話してみて、助かった。

その空いた時間、広島でお昼ご飯。
おいしい茶店で、トーストサンド、ワッフルなど。
が、自宅に夜到着となり、さすがにぐったり。

しかし疲れてるのに、帰り道のスーパーで野菜を買い、
さっと茹でたり、出汁取って、味噌汁つくったりして食べる。
ある意味、根性あるふたりであるよ。
しかし結局、自分達には身にしみるおいしさなので、
つくってよかったと思う。


ご飯を食べた後、満を持して、
たまっていた「ちりとてちん」2週分を、
夜遅くなってもいいので、ごっそり、がっつり見る。
ついに草若師匠が…。
でも最後は、落語にかけて、
微妙に明るい感じにしてあって、それもよかった。
あちこちの場面で、ふたりで号泣…。
草原の鏡の前のつくり笑顔の練習とか。


お風呂に長く入り、湯たんぽ入れて、ばったり寝る。








2月17日(日)

旅の疲れか、ぼーっとしてしまう。
だらだらテレビ。
録画しといた、R-1グランプリ。個人的に、まったくおもしろくない…。
去年よりさらに。その前の、ほっしゃんはよかったけど。
これを、M-1と同じようなタイトルにするのって、どうなの…と思う。
レッドカーペットのほうが、全然おもしろかった。
アントキノ猪木が、好き。
ちょっと前にやったファミレスネタ、とっとけばよかった。


夕飯の一品は、パスタ。
くにぞう担当で、近所の製麺所の生パスタと、乾麺が混ざってまーす。
ブロッコリーも最後に入れて、一緒茹で。
最近これに、粉チーズだけかけて食べるのが、家で流行中。
具が何もなく、粉チーズだけでもおいしいです。











2月18日(月)

私がけっこう延々仕事してるので、
くにぞうが、ご飯をつくってくれる。
で、買い物に行ったら、酒粕があったので、
粕汁をつくる、とのたまわっている。
えー!と驚いたが、ネットで適当にレシピを3つくらい出してあげる。
嫁ぎ先のお母さんの十八番なので、いつか私がやりたいと思っていたのだが、
先にやられたか…。






すっごーーーい、おいしかった! 3杯くらい飲む。
すごいほめると、すごいうれしそう。
どうやってやったの?と聞くと、
基本的には具だくさんのおみそ汁に、酒粕とシャケを入れた感じみたい。
あ、そう思うと、簡単だわね。
中には、あと油揚げ、えのき、にんじん、やまいもなどが入っている。
またやってもらおう。

たまたまだけど、えのきが、みじん切りみたいになっていた。
私、長いえのきの、なんというか、噛むとグキッという食感が、
そんなには好きじゃなかったが、みじん切りだと気にならず、いい!
くにぞうにそう言うと、今度からそうしてくれると言う。
(奴は、えのき大好きで、すぐ買ってくるのだ)







2月19日(火)

ずっと仕事&HP作業。
朝から入れてた昨日の湯たんぽ(布団から机の下に運んでくる)を、
途中で入れ替えようと沸かしに行ったら、
後でくにぞうが持ってきてくれるという。
「ゆたんぽをお届けにあがりました~」と、ルームサービス風だ。
ありがとう。

夕飯も、くにぞうが。
大根を出汁だけで茹でるの、ビタクラフトで初めてやってみて、
「けっこう簡単に出来るんだね」と驚いていた。
(いつもの出汁と大根を入れ、ただ煮えたら終わり。10分くらい?)
こないだ私がつくっておいた、ゆず味噌、第2弾で食べる。
初回に比べて、ちょっと柚子が小さかったため、
数を多くしてみたら、逆にすっぱいような。
で、きび砂糖を足し、足ししてたら、やや甘くなってしまった…。







2月21日(木)


ヨガの後、吉祥寺「ベースカフェ」で、打ち合わせ2つ。
「雲のうえ」のこれからの進行と、
新しい本の原稿について。

本のほうは、私が野放図に書いていたところを
どうしたらいいかという、すごい重要な話。
最初、私、ほんとに頭が悪くて、言われてることがよくわからないというか、
飲み込みが悪くて、気持ちがぐっときていたが、
具体的にお話してもらって、だんだんわかってきた。
ほんとに勉強になった…。
とても大切なことだった。







2月24日(日)

数日前から花粉が飛び始めたとかで、鼻水…。
お、今年もついにきたか、というか、
いつも私、ちょっと遅れて出てくるので、今年は早いね!と思う。
くしゃん、くしゃん、ずるずる…で、
面倒くさいことは、たしかにそうなんですが、
頭がぼーっとしたり(これって、薬飲むから?)はなく、
なんとか、こらえられる程度。

その昔、風邪薬、抗生物質等、しょっちゅう飲んでて、
その分の冷えがたまって、体がやられたと思うので、
もう薬を飲むという選択肢は、私にはなし。
飲むのが、こわいのですよね。

で、「冷えとり」の考え方では、春は解毒の季節で、
体の中ににたまった毒が、花粉に反応して、出てくれるんだということなので、
窓も開けるし、洗濯物も干すし、マスクもしない、普通の生活。
あんまり一日中外にいる日は、
さすがに、もおお~、鼻かむの、忙し…とか、
くしゃみで疲れたりしますが、
花粉への恐怖感は、全然ないのです。
この花粉から逃れきろうという恐怖心も、きっと体にはよくないと思います。

でも、しょっちゅう人に会うお仕事だったら、
ほんとにこの季節は厳しいだろうなあと思うので、
まあ、みなさんが、私と同じようにできるわけではないともわかります。
自分の状況にも感謝。







2月25日(月)

「ちりとてちん」の四草(加藤虎之介)が、NHK「スタジオパーク」に登場!
脚本家、藤本有紀さんからの突然のお手紙に、なんと四草、泣いてしまう!
ほんとに、緊張感をもって、やっていたんだなあ。
「あの役、難しいから、虎之介君にやってほしかった」というようなお手紙で、
いやー、あんなん、もらったら、泣くよね。
四草、「目からよだれが…」とか言ってて、かわいい…。

しかも、そのあとドッキリで、
あとの3人(草原、草々、小草若)もスタジオに来てて、
4兄弟のそろい踏みに! 
3人にもみくちゃにされて、四草、あぜんとしてましたね。
しかし、ほんとにみんな、仲良しだわああ。最高…。見れてよかった。

こないだあった「ファン感謝祭」も、会場の全員が
「ちりとてちん」大好きな感じで、楽しそうで、すごいよかった。
「底抜けに~!」の練習、私も家で一緒にやりました。
(体をちょっとずらす、ですね)
しかし、編集しすぎ。はしょりすぎ。
「もっとあったやろ!」「ノーカットでお届けして!」とくにぞうといかる。



夜、仕事中、パソコンで、「気がした」と打った瞬間、
嵐の「LIFE」の「気がした~♪」。おお。
シンクロは、続く。







2月26日(火)

「雲のうえ」の写真を見に、有山さんの事務所にくにぞうと。
下の階にある食堂で、
牧ちゃんはじめ、みなさん集合し、写真をひろげておられた。
なんと北九州から、市役所Kさんもいらしてて、びっくり~!
わー、お世話になりましたあ、と挨拶。

まだベタ焼きの小さな段階だけど、齋藤さんの写真は、やっぱりすごい。
気迫なのか。被写体までの、空気にまで、厚みがあるよう。
牧ちゃんも、「これいいねえ、これもすごいねえ」と言っている。
みなさんは、引き続き打ち合わせということで、くにぞうとおいとま。
取って返して、家で仕事。







2月27日(水)

久々に英語のレッスン。
実は、3人の先生のおひとりを都合でやめ、
あとの2人の先生は、たまたま足の怪我と
結婚準備の忙しさで、それぞれちょっとお休みだったのだ。
(月に1回ずつなので、1、2回でも会わないと、けっこう長い間隔)

ついに、あと少しで結婚式をあげる男の先生とカフェでお話。
楽しかった!
日本の女性との結婚なので、神前式らしい。
準備以外でも、なんか、すごいたいへんそうだ。
海外から来る自分の親戚達が、六本木に行きたいとか、
空港からタクシーでいいか(成田の遠さを知らない…笑)とか、
4ページくらいのメールをよこすのだって。
で、それに答えてたら、8ページくらいになって…とか。
すごい、いい人…。お嫁さんは、きっと幸せだろうなあと思う。








2月28日(木)


ヨガに行くのも、久々。
体が微妙にどよんとしていたのが、すっきりした。
やっぱり、精神を静かにして、体を動かすのって、必要。
みんなにも、久々に会えて嬉しい。近況をちらほら喋る。
帰り道、「コステロトーン」でパンを買い、
店主の鈴木さんに、九州行ってたんですよーと、しばしお話。

パンを抱えて帰り、くにぞうとお昼。
焼き立てのここのパンは、格別においしいので、
これが買えるのは、ほんとに幸せだ…。
スクランブルエッグと野菜をのせて食べる。(マヨネーズで)

こういうお昼には、たいて録画した「世界ふれあい街歩き」をかけている。
これ、NHKで夜中にやっている、海外お散歩風番組で、
ナレーションも旅行者の目線。のんびりで、ほんとにいい。
やはり、ヨーロッパの田舎が最高。
自分が旅してて、どっか街角で食べてる気分になる。







2月29日(金)

「ちりとてちん」(↓ネタバレ)
秀臣と小梅の和解で、また号泣…。
その前の、おじいちゃんとのくだりも。
秀臣が夜中にがんばって、塗り箸をやっているところに
正典が戻ってきたと勘違いして、喜んで走ってきたおじいちゃん。
でも、間違いに気づき、
「ああ、秀臣か…。無理せんとはよ、寝えよ」
とがっかりした口調で言った後の、
秀臣の気持ちと泣き顔に、大号泣…。

自分では替わりはつとまらない、
自分は必要とされてない、と思った人の悲しさよ。
(でも、それはある意味、誤解でもあったと後でわかるんだけど)
秀臣役の川平慈英も、「この週の秀臣は、すごいです…」と
スタジオパークで熱く語っていた。
でも、「脚本がすごくいいので、
それをやりすぎないように、そのまま出すようにしている」とか言っていて、
さすがだなと思いました。


その後、小梅さんにも、スタパで、
「脚本がすばらしい!」とベタ褒めされていた藤本有紀さん。
ほんとに落語が好きで、展開も計算されつくしてるから、
「この人、次回作、いったいどうするの?」とくにぞうが心配してたほど。
でもみなさん、生涯渾身の1作というのは、やはりありますよね。
それ、すべて、見る人に伝わっている。
そういうのを、ひとつでも生み出すことができたなら、
もう、それで十分なのではないかと思う。