2011年1月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2011年1月]


1月18日(火)

くらすこと」で、第2回の「冷えとりお茶会」。
今回は、リニューアルされた畳のスペースに、丸くなって座ってお話。
今回のほうが、大きいお子さんが多かったかな?
おもちゃで遊んだり、みなさん、いい子にしてくれていて、ありがとう。

いろんな質問に、私でお答えできる範囲でお答え。
私も、そういえば昔気になっていたな、というような疑問もあるけど、
十何年やってくると、
そういうことは、わりと、どっちでも大丈夫じゃないかな、
と思えてくる。

でも、そういうことでも、
「そうそう。ですよね~!」とか、みんなで話したりして、
私だけじゃないんだ、と思えると安心だろうかな。

私がやっていた頃は、そんなにポピュラーじゃなかったから、
わからなくても、ただやっていて。


大きい原則からはずれなければ、
気持ちよく続けていくことが、大事なのではないかなと思ってます。




         *********



内田真美さんのお菓子は、「アップル・ジンジャー・キャロットケーキ」。
黒糖や紅花油が使われていたり、
しょうがも、
生のすりおろしと、ドライパウダーの両方が入っていたり、さまざまな工夫が。
シナモンやカルダモンなどのスパイスもきいている、もっちりした焼き菓子。
ほんとうにおいしかったあ…。
参加者の方からも、
あちこちでいっせいに「おいしい~!」の声があがった。
私がよく買っている「葉々屋」さんの紅茶とともに。

今回も、なごやかな会になったこと、みなさまに感謝。











1月20日(木)

幻冬舎の竹村さん(『あおきみさんの妙に役立つ…』のご担当編集者さん)に
最近出された本を頂いた。

細川 貂々さんの
「本当はずっとヤセたくて。―自分のために、できること 」

私も40代になってから、
元々太めだったお腹から太ももまでが、さらにやばいぞ!
という感じで、しかし、何もせず、という日々。
40代は、30代とは違って、
普通に暮らしていると、代謝が落ちてきて、肉がつきやすい気がする。

貂々さんは、地道にゆっくり、ちゃんと12キロもやせられたのだ。
ほんとうに尊敬する…。


が、わたくし、マジで持続ができない人なので、
具体的なことは真似できないかもしれないが、
「気持ちのこと」がすごく参考になった。
「おやつがストレスを解消してくれているから、感謝する」とか。

ただ成功したという本じゃなくて、
行ったりきたりの具体的な挫折がすごくおもしろいので、ぜひ。
また読み返したい。





最近やせるためじゃないけど、とにかく足腰の弱りを防止するために、
朝、ヒンズースクワット20回
(きっちりしたのではないけど、下まで降りるやつ)やってます。
簡単なヨガと一緒に。
忘れてる日もあるけど。
こんなのでも、階段の上がり下りは多少ラクになります。

やっぱり家でできる運動が、いちばんとっかかりやすいので、
もっと増やしていきたい!











1月21日(金)

スソ(須曽明子)さんの帽子の展覧会、
『 Primal Form 』展のオープニングへ。カワハラと。
なんと六本木の「ミッドタウン」の中にある、
「タイムアンドスタイル」という、かっこいい家具屋さんでの展覧会。
(あ、2/28までやっています! 詳しくはスソさんのHPのNEWSを)


モダンな家具が広々と展示されている中に、
スソさんの帽子と、久家さんの写真が点在していて、
そこここにワインを片手に談笑する人がいて、外国のようだった…。


帽子の形、素材、色。
独創的…。
写真も、はっとするような美しさで、すごいんだよねえ…。

そして去年、スソさんの帽子は、
パリコレの「タオ・コムデギャルソン」のショウで使われたのです!!!
すごすぎーーーーーーー。



私、ずっと以前、「feve」でこういう帽子の展覧会があった時、
「絶対ファッションショーとか、芸能関係で使われるよ!
そういうプレスの人に案内するとか…」と
勝手に豪語していたのだが、
(スソさんは、ちっとも覚えてくれていなかった…笑)
ほんとになったー。なんて。


会場でスソさんは、黒のワンピース、花柄の古着を組み合わせた上に、
華順さんの赤いバッグを斜め掛けにしていて、とても素敵だった。
話すと、ヨガで会っている、いつものスソさんだが、
ほんとにすごいことだなあと思う。
世界に羽ばたいていってねー。

スソさんの、
一般の人もかぶりやすい(失礼…)ほうの、布の帽子は、
ほんとにかわいいので、
ぜひ今後の展覧会をチェックして、お出かけください。











1月22日(土)



デジカメに、
私が撮った覚えのない自家製パンの画像が連写されていたので、
ん…?
と思って、くにぞうに聞いたら、
この間、ひとりで焼いた時、うまくできたので撮ってみたそうだ。







あのー…、後ろに
ノートパソコンと、予備校の教材がばっちり写り込んでいますが…(笑)?
おもしろいから、載せてみました。





載せている網は、パンをガスコンロでトーストする時のものだけど、
この焼き立てパンを冷ます時にも、ちょうどいいので、のっけている。

ずっと前にも日記に載せたと思うけど、この網は
辻和金網さんのだと思う。
(それを、自分の日記のどこに書いたか、検索しても全然出てこない…笑)
下にもう1枚、焼網受とセットで使う。吉祥寺の雑貨屋さんで購入。

トーストは、2分くらいで、おいしく、かりっと焼けます。
(慣れるまでは、こがさないように注意が必要だけど)










1月25日(火)


他の人のブログを、いろいろよく見ている。
なんか、みなさん、ちゃんと生活していて、
ちゃんとマメに更新していて、
はー、すごいなー………、とちょっと落ち込むような時がある。

比べちゃダメだなと思うと、
余計にそう思っている自分に気がついたり。

でも、そういう落ち込みって、「向上心の一種」と言えるとも思う。
それで、何かを考えたり、始めたりすることもあるだろう。

だから、いいんだよ、と自分に言う。


しかも、昔より、むやみに比べて落ち込んだりすることは減った気がする。

「また比べてしまったんだな…」とただ思って、
ただそういう自分を「眺める」感じ。
(いいとも悪いとも判断せず)

この「眺める」という方法は、ヨガの先生に教えてもらった。






そして、この頃、眺めた後、
「そういう気持ちを、ふわーっと、放してあげる」
ような感じを、自分で付け加えてみた。

ミルクティのミルクが、溶けていくような。
海に、何か液体を落として、混ざって消えていくような。


無理やり、その気持ちを消そうとやっきになっても無理で、
なんとなく、
消せはしないけど、
広いところに薄めていって、落ち着くというような感じかな。

こうやっていると、
きーーーーっ、と比べているような自分より、
穏やかで、いい気がする。

そういうほうが、いい運が舞い込んでくる気がする。

そうして、静かになって、
自分も何か好きなことを始めてみればいい。










1月26日(水)


ちょっと前に、くにぞうは、冬の激動の講習が無事終了!
でも気が抜けたのか、
かなりぐったりと疲れが出ていたので、少食で、やさしいおかず。

というか、あるものだ…(笑)。
かぼちゃ煮、かぶの甘酢(常温で常備)、白菜漬け、
豆腐の上に、お義母さんのにんにく醤油漬けを刻んでのせたもの。






&素うどん。
いつもの昆布+しいたけ出汁に、かつおを加えた出汁をつくり、
そこに醤油、みりんを少々。そこに冷凍うどんを入れるだけ。
が、天然出汁だとおいしい…。







テーブルに持っていって、自分の分を取って食べる。
あったかい。







1月27日(木)

昨日、くにぞうが椅子に座ってテレビを見ていて、
私がそのすぐ後ろに立ち、ストレッチしていた。
背中の後ろで手を組んで、真っすぐに伸ばすもの。


そうしたら、くにぞうが、しばらくして立ち上がって、
テレビのほうを見ながら、まったく同じ姿勢を取ったので、
目の端っことかで見えたのかも
と思って、
(真後ろだったので、そんな角度ではなかったのだが)
「見たの?」
と聞くと、
「え?」と言って、
同じ姿勢で振り返って、
「わあああ!」と驚いていた。

こんなシンクロ…。

「記録しといたほうがいいね! 夫婦を越えたね!」
と言って喜んでいました(笑)。
(どういう意味なんだ…)





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自分の部屋が、
年末からのバタバタからのまんまで、雑誌も積み上がっていたので、
もー、いやだー!という感じになっていたが、
取り掛かるのがおっくうなままだった。
(この状態でも、昔よりはきれいなのだが、
今の理想からすると、まだまだごっちゃりしすぎ…)





で、昨日、
簡単に終わる洗面所を掃除してみた。

ここは、片づけたい部屋とは関係ないのだけど、
どこか一カ所が片づくと、自信になって、
そこを「きれいだー!」と眺めているうちに、
他のところもやる勇気が出てくるので。
(こういうこと、「妙に役立つ日々の知恵」にも書いたんじゃないかと思うけど)





この方法、ほんと、おすすめ。
自分がここをきれいにした、という自信は、
小さい場所でもいいんだよね。

そしたら今日、急に
本棚から本をごっそり出して、整理を始められた。
(まだ本棚も、昔よりぎゅうぎゅうではない状態だったけど)

そっから、かなりまびいて、
まだ読み返しそうな本は、別の押し入れの棚に持っていき、
その押し入れからは、ずっと読んでない本を見返して、もういいか…と処分へ。

そうして、本棚をだいぶ空けた。やったー!
気持ちがいい…。




もっともっと「断捨離」して、
こういう状態から、さらに一歩進みたいと思うけど、
まあ、今は、このくらいでも自分を許そうと思う。
資料にしたい本は、今は捨てられないし。
取っておいたほうがよかった、というものも、たまにあるからねえ…。
(こないだAMのアンテナを間違って捨てていて、再度取り寄せてしまった…)


特に私は「思い出のもの」系の処分が、永遠の課題だけど、
それを考え込む時間も、もったいない気がする。
後で、がっさりいけるのかもしれない。

また何回も「断捨離」の本とか、読んでいこう。

10年先には、自分が変わっているかもしれないし。

10年前とも、
自分はたしかに変わっているから、
きっとできるかもしれないよ。






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夕飯の一品。
よくやる超簡単な温野菜。
キャベツ、にんじん、今回は大根も、
ただ切って、ビタクラフトのお湯が数センチの中に、数分入れて茹でるだけ。
固いにんじんから先行して。1、2分後、順々に上にばさっと(笑)。
今回は、酢味噌で。
あっという間にできて、野菜が甘くておいしい。














1月28日(金)

本棚がわりあいとスカスカっとしたので、
「あー、気持ちがいい~」とそれをうっとり眺めていたら、
ファイルの中身も、ちょっと処分する気になってきた。

過去の仕事のファイルとか、
引き落としの書類とか、
家電の説明書、情報の紙類、料理の切り抜き……。

その都度けっこう、まびいてきたつもりだけど、
ファイルがパンパンになっているものもあって、
いちから引き抜いて見てみたら、
もう全然捨てられるものとか、
何年も同じのが更新して、上に重ねられたりしていて、
その最新の物だけ残して捨てたり…、
ということをしていたら、
ファイルが半分くらいになったものもあった。

え…、そうなの?
びっくり。

ファイルがスリムになると、
自分の体や頭が、スリムになったような気になる(笑)。
「断捨離」の、気分が軽くなる醍醐味って、こういうことだと思う。
もっといろんな場所をやりたい。
今では、買い物とかより、断然こっちをやりたい。




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「ずぼらな青木さんの冷えとり毎日」11刷りというお知らせが。
これで、累計28000部だそうです。
ありがたい、のひとこと。

くにぞうに報告するとと、
「部屋を片づけたりして、運気が上がっとるからじゃね!」
と言ってくれた。




         


夕飯の一品。
鳥肉をビタでさっと茹でて裂き、長ねぎと
ザーサイ(無添加のがネットにあった)を水に浸して塩抜きし、
刻んで混ぜたもの。ザーサイの塩味+ちょっと醤油。
てきとうだが、おいしかったです!













1月29日(土)


くまちゃんの小振りの土鍋をおろすのに、
最初、とぎ汁でフツフツしたほうがいいのかな?
と思ったが、
うちはだいたい玄米で、とぎ汁が生まれないので、
白米(少量買ってある)で直接おかゆを炊いてみることにした。
米はごく少なめにして。

うまくできて、おいしかった~!
これ、一人分のご飯を炊いたり、雑炊にしたりするのに、とてもよさげです。
かわいいフタ付き。










ご飯後、
半分に切って数日おいたりんごが、しわっとなっていたので、
パンケーキ(と呼ぶか…笑)に入れて焼いてみた。

小麦粉と卵、牛乳か水を溶いた天ぷらの衣のような中に、
切ったりんごを入れて、フライパンで弱火で焼くだけ。
はちみつをかけて、食べました。
こんなんでも、おいしかったです。









       **********







アジアカップの決勝。
ボレーシュートを決めた李、すげー。
長友や、川島も。

そしてザッケローニ監督は、
控えの選手達へのケアや、心配りが、ものすごいらしい。
報道ステーションで、そういう特集をしていた。


準々決勝の後半44分に決勝シュート!を決めた伊野波は、日頃は控えの選手。
試合後にピッチでインタビューがあり、
伊野波は、
次にインタビューを受けるザック監督と交替する際、
ニコニコしたザックに、頭をなでなでしてもらっていた。
かわいい…。

伊野波は、その後のインタビューで監督のことを
「ご飯の会場でも、普通にお父さんみたいな感じで…。
試合に出てない選手でも、
言葉をかけてくれることによって、モチベーションを保てますし、
監督のためにがんばってやろう、
というのも、少なからずあったと思います」
と話していた。



        ********



また決勝でボレーシュートを決めた李(控え)は、
ザック監督に
「『Jリーグでも、お前のプレーは見てるから、
自分のプレーを信じてやれば、必ず結果はついてくる』
と言われ続けてきました」と話していた。

アジアカップがすべて終わった後の、
報道ステーションのインタビューでも、
ザック監督は、
「李の場合は、私が日常的によく声をかけていました。
なぜなら(同じフォワードの)前田の状態がよく、
李の出番は少ないとわかっていたからです。
だからこそ、最後までモチベーションを保てるよう、声をかけ続けました」と。





また香川の、試合途中の異変に気づいて、
交替させたのも、ザックだったそう。(後に骨折と判明)


さらに凱旋帰国した空港でも、
ザックが指示して、
優勝カップを、出番のなかった控えの2選手に持たせたそう。




なんか…、すばらしい人じゃないですか? 
サッカー、詳しくないですが、ザックのファンになりました。
こういう人だから、
イタリアのセリエAで監督として、あれだけの実績があるのかも。



こういう事実って、
リーダー的な人、教育者、会社の上司にあたる人達は、
すごく参考になるのではないかな。


誰でも、
ただ自分の存在価値を認めてほしいのだ。
「見ているよ」と言ってあげるだけで、まるで違うのだ。

子供に対するお父さん、お母さんも、そうかもしれないね。


『信頼』って、
きっと、すごい力を出させるんだと思う。











1月30日(日)

かす汁、2回目。
(一回目は、去年の10/27に)

今回、気をつけたのは、
●スーパーじゃなく、酒屋さんで、いい酒粕を買ってくること。
(と言っても、500円くらいです)
●濃いかつお出汁を取ること。
●油揚げ、ちくわを入れること。

そうしたら、1回目の最初の段階より、あきらかに、おいしかったです!
上記の3点の違いで?
ちくわから、すごい味が出るのかしら…。







とにかく、くにぞうと、
「うまい、うまい」と、飲みまくり。
何日も沸かし直して、楽しみました。




これがあると、冬の夕飯が、とても安心できます。