2006年8月中旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。


この夏、わりとよく働いたような気がします。
でも冷えとりをずっと続けてると、どっと疲れても、
次の日になるとけっこう大丈夫に回復してるので、助かってます。
それは、年々そうなってきてます。





[2006年8月中旬]



8月11日(金)

今書いている本の、共著の方に初めてお会いする。
東京の方ではなく、メールや電話でのやりとりだったので。
駅で編集の方と一緒に待っていると、
ニコニコと改札からこっちに来られた。
話ながら歩くと、とても明るく、やさしい感じの方でほっとする。

今度の本は、言ってみれば、
ちょっと固い分野の本になるのですが、
編集、著者さんのおふたりともが、
ちょっとふわっと天然な雰囲気があり、ほんとによかった…と思った。
あまりにもパキッとだと、すごく緊張してしまうので。


編集の方が選んでくださった明るいレストランでランチ。
野菜がとてもおいしくて、また来たい感じ。
今後の進行の打ち合わせや、直しをいろいろして
「がんばりましょう!」ということで、解散。






グッドデザインカンパニーにいらした時に知り合いになった
小山奈々子さんと原田さちこさんが、
前から活動されていた雑貨屋さんの「gg」(ジジ) が、
代官山にショップをオープンされた。

オープニングに行けなかったので、今日出掛けてみる。
渋谷と代官山のちょうど中間くらいで、
「ギャラリーit’s」ともすごく近い場所だった。
たくさんのお花が届いている階段を上がると、
とても素敵な、北欧の小部屋のような空間になっていた。




ちょうどおふたりともいらっしゃったので、
「おめでとうございます! いや~、すごく素敵~」 としばしお話する。
そして月替わりでテーマが変わる展示と小物達を見せてもらった。
今月は、「クローバー」がテーマ。
壁に取り付けられた小さな箱の中に、
それぞれの作家さん達が、自分のクローバーを展開されていた。
展示方法が、すごくかわいい。

そして海外で買い付けされてきた雑貨達も、どれも非常にかわいい。
いやー、若いのに、こんなお店を自分達でつくって、
すばらしい夢の実現だなあと思う。

でも最初は移動式の雑貨屋さんを4年くらいされてて、
原田さんは別の雑貨屋さんで2年くらい修業されてたり、
きちんと準備段階を経てだから、できたのだと思う。
お近くにいらした際は、ぜひどうぞ。
窓際で、ちょこっとお茶を飲めるスペースもありましたよ。








8月12日(土)

(以前、日記の上部分にも書いたことですが)
このままだと秋が来てしまうということで、
ずーっと前に買った、窓用のファンを取り付ける。
クーラーじゃなく、自然の風を室内に送り込むというもの。

が、くにぞうとふたりで取り組むが、けっこう難しい。
窓の高さがあるので、延長のパネルみたいなのを切って差し込むのだが、
正確に計測してなかったようで、はめ込むのを何度やっても、
「足りない…」「今度は長すぎ…」
「あ~~、あとちょっとではまるのに!」 の繰り返しで、
ようやくはまったら、けっこうヘトヘトだった。

で、ファンを回してみたら、私には音がけっこう大きく、
(まあ買う時のカタログの説明にもやや書いてあったのだが)
ちょっと驚き。弱にすると、まあいいか、と。

で、夜回してみたが、 しんとした中、音の大きさが気になる上に
タイマーにしておくと、切れた後に急に熱く感じるような。
クーラー28度のタイマーだと、
ある程度、最初は室温が下がってるから、
その間にぐーっと寝てしまうって感じで、
私にはこっちのほうが合ってるように感じた。



また急に冷えびえとした日は、回さなくても、
窓が換気扇部分だけ、小さくぽこっと開いてることになるので、
カーテンの下を布団でふさいで、
風が入りこまないようにしたり。なんか気苦労が…。
すごく好きな方もいらっしゃると思うが、
数日使って、またクーラーのタイマーに戻ってしまった!
なんのこっちゃあ。

あと、うち、雨戸もないから、「雨の時どうするの?」 とか、
「これ、結局冬になる前に取り外すってことだよね」 と。
ま、どんな商品も合う人と合わない人がいるということで。
これも、何かの意味があることだろう。







8月13日(日)


亡くなった私の父の誕生日。
仏壇がないので、棚の上にハンカチを引いて、お供えをし、拝む。

( 今までも誕生日や命日はそうしていたが、
この頃、江原さんやいろんな人の本を読むにつけ、
もっとこういうことを大切にしたほうがいいというか、
育ててくれた父に感謝を捧げることは大切と思い、
今、ずっとそのままにしてある。
朝や気がついた時、「お父さん、ありがとう」 と拝んでいる。
くにぞうも、最近私の影響でいろんな本を読んでくれていて、
同じようにしていると言っていた)




お昼は、おそうめん。
よく麺類の好きな、くにぞうが担当してくれる。
夏のお昼は、そうめんか、玄米+味噌汁+納豆が多い。
たまにパン。
そうめんもことさら、氷を入れて冷やしたりはしない。
(だいいち冷凍庫に氷がないのだ…)

そしてこの間から、
瓶で漬けたほうの、やわらかい梅干を出してみている。
(これは日に干してないので、念のため冷蔵庫保存してる)

他のと比べて、はわからないが、 おいしいと思う…。
紀州の梅みたいな感じではなく、田舎風の素朴な雰囲気だが。
くにぞうも「おいしーじゃん!」 と言ってくれてよかった。
おにぎりやそうめんの時に、すでに大活躍。
いやー、漬けたかいがあった…。
瓶漬け、簡単でいいかも!









午後、嵐の櫻井君が出ている映画、
「ハチミツとクローバー」をふたりで見に行く。
よかったあ。

出てる人みんな、よかった。
蒼井優ちゃんをほとんど初めて見るのだが、はぐちゃん、すごいよかった。
もちろん櫻井君も。
あの純情青年役、他の人ではあんなにできないと思う。
ほとんど、本人みたいに見えた。(誰?)
役じゃなくて、彼がそこにいるよな。
恋に落ちた時の顔とかすごい。

個人的には真山とあゆみの恋が、とてもせつなく、好き。
河原のとこで、号泣…。


そして美大の雰囲気って、ほんとに、こんなふうかなあと思う。
憧れるけど、もしそうなら、
芸術って、自由すぎて、枠がなさすぎて、苦しい…と思った。

高校の時、芸術系の大学に進みたいと思ってたこともあったが、
こういう、日常的な文章を
書くほうの人に流れ着いてよかったのかも、と思った。

その時は偶然に思えても、
後から考えると、みんな
自分にとって、必然の道を進んできてるのだろう。











8月15日(火)

江原さんの「天国からの手紙」を初めて見る。
泣きっぱなし。
特にドアが開いていて、うとうとしたちょっとの間に
お子さんが踏み切りまで行ってしまい、
電車に巻き込まれ、亡くなった子供のお母さんとか、
どんなに自分を責め続けても足りないだろうと思った。

でも、そういうことさえも必然で、決まっていたことなのだと、
そしてもう、そんなに自分を責めないでという
お子さんからのメッセージを伝える江原さん。

こういう考えで、救われる人が多くなるといいなと思う。
そういう精神的な時代になっていくと
船井総研の船井さんも言っている。




船井さんのことは、浅見帆帆子さんとの対談本
「ちょっと話してみました」 (グラフ社)で初めて知ったのだが、
この対談の本がすごくよかったので、
あと2冊買ってみたら、それもよかった。(だいぶ前の話ですが)

「マンガで読む 船井幸雄のツキを呼ぶコツ」
「マンガで読む 船井幸雄のスピリチュアルな世界」
(共にグラフ社)

半分くらいマンガなので、すぐ読めます。
そしてマンガを書かれていて、対談もされている赤池キョウコさんも
とてもいいお顔の、精神レベルの高い感じの方だ。
どの本も、よく読み返してます。
そして少しずつ自分が、変わっているよう。
興味のある方はぜひ。




8月17日(木)

いよいよ、いろんな仕事がぐおーーーーっと重なってきた。
しかし、数年前より、深刻な気持ちではないのが嬉しい。
これは、いろんな本を読んで変わったからだと思う。

ああ~~~~~、やんなきゃあ!という気持ちでやらず、
自分のやりたくなる気持ちをうまくとらえて、えいっとやり、
休憩も早めにとって、楽しくし、
体操したり、 ごはんももうちょっとちゃんとつくったり、
なんか前向きというか。

あと以前より、「自分のやりたいことである」
というのが大きいと思う。
そういうことは、いくらやっても
疲れを感じないと書いてある本もあった。
まあ、パソコンとか疲れますけど、
どよおお~っと重いものでない気がする。

やっぱり、やりたい仕事をするにこしたことはない。
もしそうでないと感じたら、
すっぱりやめることも考えたほうがいいのでは。
私も、もう数年会社を早くやめてもよかったかなと思った。
まあ、それもこれも全部あって、今なのだから、いいんですけどね。



夕飯の副菜。
なす、みょうが、しそなどを薄く切って塩もみし、
軽く水気をしぼって、ごま油、塩などで薄く味付けしたもの。
すぐできて、おいしいです。














8月18日(金)

カワハラとアンノン・クックへ。
店長の渋谷さんがこの夏でお店を退社される
ことになったと少し前に伺っていたので。

渋谷さんは、いつもの笑顔で迎えてくださって、
忙しいお昼だったのだけど、少しだけお話できた。
また今後は、新しいスタートを考えていらっしゃるようだ。

席についたら、ほんとに偶然に
編集の田中のり子さんが打ち合わせなのか、
数人でいらっしゃって、少し立ち話を。
「あおきみノート」を時々見てくださってるようで、感激…。
「梅干がどうなるのか、気になってます(笑)」 と言われ、
「そうなんですよー、ほんと、更新すいません…(笑)」 とか。
すごくうれしかった。




ランチは、いつもながら、ほんとおいしい。
特にこの玄米のチャーハン、野菜入りで
調味料にお味噌がちょっと入っているのだったかな。
うま!でした。








デザートは、soyプリン。何度食べても、お~い~し~~~。







そして「ひとりがけの椅子」 は、継続して置いていただけることになった。
ほんとうにありがたいことです。
表参道あたりにいらした際は、ぜひお散歩がてら、アンノンへ。
体がほっとするお料理と空間です。




その後、道を歩いていたら、花が咲いていた。
カワハラが「これ、○○じゃない?」と名前を言ってたが、忘れてしまった。
きれいだなあ。
こんなふうになりたいなあ。










その後、ふたりで明治神宮にお参りに。
おみくじを引いたら、ふたりとも同じものが出てびっくり!
明治神宮は、森の中を歩くと、やはり心が落ち着く。



そこから表参道ヒルズの、「粋更(きさら)」 というお店へ。
カワハラが展覧会などでお会いした滝本さんから
お店を開きます、というご案内を頂いていたので。

伺ったら、すご美しいお店だった。
雑貨、小物、布製品など、独自の品が揃えられている。
ちょうど店長の滝本さんもいらっしゃったので、ふたりでご挨拶。
商品を入れて頂いた、透ける白い布の袋も、売っていいくらい素敵…。
「在来茶」 という貴重なお茶を買ったら、とてもおいしかった。












8月19日(土)

本の共著の方と、電話で原稿の打ち合わせ。
電話だけど、スムーズにいって、ほっ。
そしてこの本をやるにつけ、知らない知識が増えていく。うれしい。


夕飯は、ゴーヤと豚肉の炒め物、冷や奴(冷たくない)、
キャベツ、鮭缶、ちりめんの残りなどを合わせた
コールスロー(冷たくない 笑)、ぬか漬けなど。

ゴーヤは大好きで、夏よく炒めました。
もっと苦いのが食べたい。










8月20日(日)

なにげなくテレビをつけたら、甲子園の決勝で、
今までまったく見てなかったのに、
3回くらいから見始めてると、両投手がすごい力投。
「なんかすごい試合だよ、これ…」と言ってたら、延長に!

やめられない! 仕事できない!と言いながら、
当然最後までぐうっと見る。
そしたら、なんと延長15回引き分け再試合に!
「いやー、すごいもの見たね」とくにぞうと言い合う。
このふたりの若者、すごいわ、と思ってたら、
今、ひとりは、ハンカチ王子に。

斉藤君も、田中君も、顔がいい。
素直で、前向きな人だというのは、顔を見たら、よくわかるね。