2013年5月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2013年5月上
旬]




5月2日(木)


結婚記念日。
えー、14回目だ。15年目に入るのだ。

「ありがとう。これからもよろしくお願いします」
と言い合う。
くにぞうの実家から、牛肉を送ってもらった。

くにぞう、お休みの日なので、
散歩に行くことにする。
今まであまり行ったことない方面に行って、新鮮だった。
ふらっと入ったカフェが、
パンも手作りで、めちゃめちゃおいしかった。
ついてる!

30年くらい東京に住んでても、
まだ降りたことない駅のほうが、断然多いはず。

そういうところを散歩していくと、
新鮮だし、安上がりだし、
楽しみは、まだまだたくさんあるなと思う。



  *******



夜はテレビを見ながら、普通に家でご飯。
たまたま録画した「金スマ」の特集、
佐村河内守(サムラゴウチ マモル)さんを見る。

両耳が聞こえなくなって、それでも交響曲を作曲されている
「現代のベートーベン」と言われている方。
くにぞうは知っていたが、私は初めて知った。


今でも、
ものすごい量の薬を飲まなければいけなくて、
常に頭に轟音が鳴り響くような症状であるとか、
光のある場所に行くと、いろんな症状がひどくなるので、
ずっと自宅はカーテンを閉め切った暗い状態であるとか。
それまでの人生もすごくて、
とても語りきれないくらいの、壮絶さ。

そのなかで生み出された交響曲は、とても感動的だった。

この人の人生や、曲が、
どれだけの人に勇気を与えることだろうか。

You Tubeに曲の一部がありました。





5月3日(金)

本や、服の整理。
「これがなければ、再びこれを捨てようか、
貴重な時間をかけて考えたり、掃除しなくてすむ」
と思うと、
前よりさっと処分できるようになった。

こういう断捨離的なこと、
やっぱりやっていくと、以前の自分より上手になるようだ。

だから、ちょっとずつでも、
くせをつけていったらいいのだろうと思う。




5月4日(土)

洋服、くにぞうのも合わせて、
またけっこう処分できる量がありそうだったので、
「大人になっても…」にも書いた
「古着deワクチン」にまた申し込むことにする。

リサイクルショップに持って行くと、
値踏みされたり、お金にならなかったり、
対応がイヤで二の足を踏むのだが、
これは、とても気分がいい方法。

はなから、お金をもらおうと思わない、
ボランティア的な感じが気持ちいいのかな。


    *********


夕飯の一品。
出汁取り後のしいたけも刻んでいれた
ベーコン、キャベツ、新玉ねぎの塩味パスタ。
おいしかった。






5月7日(火)

この日記をやろうと思って、
はたと、新しいパソコンに写真がないことに気づく。

sdカードから、もう一度「iPhoto」に読み込み。
はやっ!
進化にびっくり。
しかし、その後、写真を
日記に移動する方法にてこずる。



5月10日(金)

お義母さんに、母の日のプレゼントを送ったら、
日付指定をしていたのに、もう着いちゃったらしい!
もおー。
「そんなん、ええのよ」と言われていたが。

オーガニックコットンの長袖Tシャツ。
すごくぴったりで、気持ちいいそう!
よかった。


   *******


たしか友達のところで頂いた「おかひじき」というものを、
八百屋で見かけて、初めて買ってみた。





ビタクラフトで、さっと茹でただけ。
つまんでみたら、シャキシャキとおいしい。
かつお節と醤油で、普通におひたしで食べる。
くにぞうも、おいしいと言っていた。








5月13日(月)

4月にヨガのみんなが、
「あまちゃん」をすごくいいと言ってたので、
そこから急いで録画しておき、
見そこねた最初の分だけなんとか探して、パソコンでくにぞうと見る。

クドカン、けっこう好きだったのに、
朝ドラを見る習慣がなくて、
よく知らないままに始まっていたのだった。

いやー、もう、すばらしいね…!
なんでこんな話を考えつくんだろう。
出てる人、みんないい。
どの人も、どの人も、すみずみまで生きてて、いい台詞があるし。
めちゃくちゃおもしろいし。
あきちゃん、めっちゃかわいいし。
音楽も最高! 元気になる。

くにぞうは、いろんなところで号泣だった。
私も。

(まとめ録画で、時間がある時に見るから、
今の時点でも、あと1週くらい追いついてなく、
まだヨガメンバーと話ができずに残念だ…)


5月14日(火)

やろうやろうと思いつつ、
本を買ってからも、ずーっとできてなかったケーキを、
「もう! りんごが終わっちゃうぞ!」
と猛然とつくることにする。

友人の内田真美さんの「りんごのかんたんおうち菓子」。
その、いちばん最初に載っている
「りんごのガトー」。
お砂糖は洗双糖にし、りんごの皮ありバージョンにしてみた。





過程は、私が載っけると違ってそうなので、ぜひ本を見てください。
写真も多くて、わかりやすく、
やってみたら、この私でも、思いのほか簡単でした!




で、うちのオーブンレンジは、
ほんとーーーーに、こげめがつきにくいのだけど…、
焼き時間を何度も延長したりして、
な、な、なんとか…、まがりなりにもできました。





感動~~~(泣)。
切ったほうが、もうちょっとよい感じに見えるかな。





私が勝手に、部厚いままで皮付きにしたので、
その皮の食感がちょっとどうかな、と思ったが、
それはそれで、
ほんとにおいしいケーキだったー!




くにぞうも「おいしい~!」とうなり、
「これ、またつくってね」と言っていたので、
だいぶ先で、
今度はりんごの種類を紅玉からフジに変え、皮をむき、
バターを菜種油に変えたものをやってみたら、
これまたよかった。↓





温度も最初からぐんと上げたら、もうちょっとこげめがついた。
皮なしのほうが、やっぱり口当たりがよいかも。







本にも、
りんごの切り方や、油や砂糖の種類を変えたり、
いろいろアレンジしてもいいと書いてあって、それもよかった。

材料など変えると、味わいに変化が出る。
そういうのがわかるのも、とてもよかった。

そして、お菓子をつくれると、
どんなできばえでも、
なんだか、とても自分に自信がつくような気がする。


冷えとりだと、甘いものは控えたほうがいいけど、
ときたまだし、
こういう自分でつくるお菓子だったら、
体にいい材料も使えるし、甘みも調節できるし、
市販のものより、いいと思う。

気持ちが嬉しくなるのも、とてもいいと思う。





5月15日(水)

連休中にとりたてて、どこにも行かなかったので、
くにぞうがイレギュラー休みの今日、
ふっと野球を見に行くことに。

元楽天のウッチーこと内村選手がいる
横浜DeNAベイスターズ戦。
ネットで見ていたら、半額の席があって、そこに。


また簡単お弁当をつくり、
常温の黒ビールを持って行って、
会場入り口で紙コップに移し替え。

缶が持ち込めないので、係員さんが移してくれるのだ。
渡す時、
「すいません、冷えてないので、泡が出るかもしれません…」
とか言いながら。
ちょっと泡泡だったが、
いい係員のお姉さんが、気持ちよく移してくれた。


東京にいながら、横浜スタジアムに行くのは、初めて。
風も気持ちよく吹いてて、いい感じの球場。
とても見やすい席だった。これが半額とは、お得。


1時間半くらい早くに行って、
選手の練習を見るのが好きなので、まだ会場はこんな状態。
(フェンス前まで行って、練習を見れるのです)





ファンである鉄平選手もいて、近くで練習が見れた!
藤田選手と何か話しながら、やっていた。

でも今年も、そんなに打撃の調子がよくないので、
スタメンかどうか、わからないまま行ったのだけど、
スタメンだったあ…(泣)。よかったあああ。


夜になると、かなり寒かったので、
トイレで持参した調節衣類をありったけ着込む。
昔、仙台で買った
「イワクマクマ(岩隈選手のマスコット的な)」のパーカーも。

くにぞうもズボン下を足したり、
家で「佐藤さん」と呼んでるブルゾンを着る。
これ、以前仙台で、寒すぎた時に
楽天グッズ売り場でくにぞうが買ってきたブルゾン。
観戦の時にくにぞうが着ると、球団関係者か、
ピッチングコーチの佐藤さん風に見えるので…(笑)。



鉄平は、なんとラッキーな内野安打(足速い!)もあり、
猛打賞(3安打)!

そ、そして、
今年第1号のホームラン!!!!!も出てーーー(号泣)!!!!!
風にのって飛んで行く球を見ながら、
「わあああーーーーー!」と立ち上がって、
「やったあーーー!!!!!」とバンザイしながら、
くにぞうと飛び上がって喜ぶ。
膝の上に載せていた物が、全部落ちていた(笑)。

その後、外野応援席の声援に、
「バーン」のポーズで応えてる鉄平も見れた。

試合も、7-5で勝ち。
ウッチーと2塁ベースのところで
ちょっと話したりしてるのも見れたり、すごくよかった。

「あーーーー。来てよかったあーー」と
しつこく何度も何度も、くにぞうに言いながら、
超幸せな気持ちで帰宅の途につく。

帰ってから、また録画を何度も見る。
ホームランの時、
手をあげて、ベースを回っていて、2009年を思い出す。





5月16日(木)

ヨガへ。
昨日のホームランの幸せ気分が続いてて、
思い出しては、ニヤニヤしてしまう感じなので、
終わってから、みんなに
「お昼どこにいこうかね?」とか聞かれても、
全然頭がぽやーんとしていて、思いつかないという…(笑)。
ファンって、かわいいものですね。


結局、おいしいピザ屋さんに。
そのあと、カワハラとまた散歩してたら、
雨が降ってきたので、カフェに移動して長話。

その時、川原さん、
ポストに入ってたチラシの話で、
「家のポストに」とか、「家にポスティング」とか
言いたかったのだと思うけど、
「家にポストイット」と言っておられた。

「ポストイット? 家に(笑)?」
「ぺたり(笑)」「ちっちゃ!」
みたいなことで、笑い合う。

また夜になったので、「ニチニチ」に行ってごはん。
いつも変わらずおいしいな。

何年も、何年も、
いつも変わらずおいしいって、本当にすごいことだな。






5月17日(金)

ナゴヤドームでの中日戦をテレビ観戦。
元楽天の主砲で、今は中日に戻った
44歳の山崎武司が、サヨナラヒットーーー!!!

くやしいけど、武司なら、しょうがない、
打ててよかったよー、という気持ちになる。
外野の数少ない楽天ファンも、拍手していたのが映っていた。
サヨナラ負けなのに、いい人達だ~。


こないだ、 武司は「すぽると」の特集で
インタビューに答えていた。

開幕から、わずか11日で2軍に落ち、そこでの成績もあがらず、
「何やってんだろうな」と眠れない日々が続いたそう。
「去年、交流戦でKスタ(仙台)に行った時、
誰よりも声援をもらったんですよね。これほど嬉しいことはない…。
Kスタでプレイできるように、
1軍にあがりたいなと思ってやってました」と。

その言葉に合わせて、去年のKスタの外野の映像が流れた。
「おかえり山崎武司」
「俺たちの7」(← 武司の背番号)
というプラカードを、何人もの人で掲げてる、私の大好きな映像…。
これ見るだけで、じわっと涙が出る。




それで2軍でがんばって、
5月12日に1軍昇格を告げられる。
「最後の勝負を賭けます。それでダメならあきらめますから」
と言ってのぞんだ
その日に、代打で3塁打!!!
ほんとによかったね…。
それで今日は、こうしてサヨナラ打も打って。


その「すぽると」のインタビューの終わりには、
ニコニコしながら、こうも言っていた。
「最後の夢は、Kスタでホームラン打って。
相手は、田中将大で。
そして仙台のファンの皆さんに、
よう打ったなーって、ほめてもらって、頭なでてもらいたい」
だって。泣けた…。

元々、中日の選手なのに、
どんだけ、仙台の人が好きなんだろう。
もうちょっとだけ、楽天でやりたかったろうなあ。


今日のサヨナラのコメント記事も後で見たら、
こんなだったよ…(泣)。

「格別ですね。一生忘れることはないと思う。
東北の人も新聞を見て、山崎が打ったと思ってくれる。
元気な姿を見せられて、少しは恩返しができたかな」と笑った。