2008年8月

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2008年8月]


8月1日(金)

夕飯。
枝豆、ししとう焼き(魚焼きグリルでさっと焼いただけ)、
きゅうりとわかめの酢の物、月見のとろろ、
「ノイフランク」のコンビーフ(国立に来られたらぜひ!)、
トマトに粉チーズとしそをきざんでかけたもの(簡単で、おいしい)、
あとは冷凍してあった鯛の切り身の塩焼き、最後にそうめん。

ただの野菜も、器がいいときれい。
ゆたかな気持ち。
友人の陶芸家、くまがいのぞみさん、須藤拓也さんに感謝。
(写真、全部そうじゃないですけど)









8月3日(日)

暑いので、一日中除湿。
昼寝もした。
楽天の試合をのんびり見る。
鉄平の3ランもあり、勝利! やった!





8月5日(火)


生野菜サラダをそんなに食べないこともあって、
日頃あまりレタスを買わないのだが、
珍しく一玉買ったので、出汁と醤油と豆板醤でさっと煮てみた。
辛いのが好きなくにぞうが、「豆板醤がいいね」と言っていた。
1分くらいでできます(笑)。

 








8月7日(木)

梅を干す。




今年で3年目なので、だいぶ慣れた。
一年目の自分の右往左往が、逆におもしろいくらい。

右は、瓶のまま干すものと、タッパーに入れ換えて干すもの。
(上にラップをぴっちり密着させて)
タッパー分は、今まで漬けてた瓶が小さくて、
上のほうが常時、梅酢から飛び出してたので、入れ替えたのだ。
来年は、小さい瓶で瓶漬けするのはやめよう。

赤いバンダナをかぶせたボウルは、ざるで干してある分の梅酢。
これを、ベランダの日の当たり方によって、
日中ずりずり引っ張って、よく日光が当たる場所に持って行く。
これやると、いつも、太陽ってすごく移動するんだなと思う。
あ、地球のほうが?

いろんな干し方を本で見たけど、
私はこのまま、もう3日3晩出しっぱなしの、一番簡単なやり方。
でも毎年干す時に、
梅が赤くて、きれいだなあと思う。
そして自分が、すごくできた人みたいな気になれ、嬉しくなる。







8月8日(金)

千趣会「くらしのたまご」の「真夏の冷えとりカフェ」へ、川原と。
場所は、青山にある千趣会のショップ「ルボンディール」。
今日から2日間、ここでイベントが行われるのだ。

「くらたま」の冷えとりグッズの展示販売や、
新発売になる湯たんぽ「ちゃぽたん」が実際に試せたり、
冷えにいい食材でのカフェがあったり、というもの。

すごく時間がなかったのに、
大阪から飛んで来られた「くらたま」のR奈さんと、
スタッフの方々によって、
きれいに会場がつくられてて、びっくり。
聞けば、明け方まで会場作りを…。ほんとうに感謝です…。







カフェのご担当は、お菓子家、嶋崎かづこさん。
体を温めるオリジナルドリンクや、
冷えにいいという食材が入ったカップケーキ達。
ざくろ、かぼちゃ、くるみなどなど。




来場者のおみやげ用に、
靴下や、ちゃぽたん(湯たんぽ)型のクッキーも。
ドリンクは、しょうがシロップのお湯割り。
すごく濃い感じで、おいしかった~!

もうひとつのドリンクは、マーマレード。
微炭酸で割ったのも、おいしかった。(氷を抜いてもらう)
普通のオレンジではなくて、なんとかっていう(忘れた…笑)
日本の柑橘を使ったオリジナルマーマレードなのだ。
かすかな苦味や、酸味などが感じられて、すごく味わいがあった。





川原とは、この湯たんぽ「ちゃぽたん」の色や形を一緒に考えたのでした。
会場でメッセージを書いたり、初顔合わせの方達にもご挨拶。
大阪から編集長の和田さんも、わざわざいらっしゃっていた。

初めてお会いする嶋崎さんとは、いろいろ喋ってたら、共通のお友達もいた。
スリムで、背が高いので、「バスケットとかやってました?」と聞くと、
すごくいろんな人にそう聞かれるけど、違うそうだ(笑)。



      ***************



しばらくして、おいとま。
くにぞうと外で待ち合わせして、川原と3人でごはんへ。
2回目に行くお店だけど、
今日35度!と暑かったせいか、すごく冷房が効いていた。
もう夕方から、かなり涼しくなってるんだけどなあ。
レッグウォーマーや、腹巻き、カーディガン、
持っている限りの、衣類をトイレで着込む。ちょっと安心。


帰って、いちおう録っておいたオリンピックの開会式を見たら、すごかった。
中国の人民って、すごい!という、人数とスケールの大きい演出。
花火の量もはんぱじゃない。
全世界にむけて、どうだ!と言っているよう。
この晴れ舞台に賭け、死ぬほど練習した人達の、魂を感じる。

後で花火がCGとか、いろいろ言われていたけど、
全体には、すごかったと思う。
映画監督のチャン・イーモウの演出だそうだ。








8月9日(土)

今日も「冷えとりカフェ」に、ちょこっと伺う。
先日、冷えのことで、千趣会さんとともに取材を受けた
朝日新聞の方ともお話できて、よかった。

ご来場の方と、シルクの靴下が破れる話とかも、少しでき、
興味深そうに聞いていただいて、ありがたかった。
「ほんとうにお疲れさまでした!」と皆さんにご挨拶して、おいとま。


帰りに、ふっと、別の路線から帰ろうかなと思ったのだが、
(うちって、いろんなルートで帰れるのです)
それをやめたら、その路線の先で人身事故! おおー。
ひと駅ごとに止まっては、じりじり動き、かなり疲れた。
ああゆう時の直感には、従わないといけない。
帆帆子さんの本などにも、よく書いてあるけど、ほんとにそうだ。

カワハラも、この間2回そういうことがあって、
なんか予感がして、
「こっちの電車で行こうよ」と友達に言ったんだけど、
「こっちのほうが早いから」と言われて、乗ったら、
その先で事故があって、ずっと止まってたそう。
2回もそんなことがあったので、
冗談で「巫女」とか呼ばれてたらしい(笑)。




8月11日(月)

ずっとカンカン照りではなかったので、
4日目だが、まだ梅を干すことにする。

そしてざるで干した分が、やっぱり塩をふいて、いい感じなので、
昼過ぎにじーっと考えて、それはもう瓶に格納。
その空いたざるに、タッパーで干してた梅を並べて、
もうちょっと干してみることにする。

面倒くさいと思ったが、やってみればすぐ。
来年はやっぱり、全部ざるで干そうかなあとも考える。
今年の味をみて、また考えよう。

また元々の梅が、大きくて、いいものだと、
やっぱり仕上がりがいいように思える。
梅選びも重要ですねえ。



       **************



昼頃、ふとオリンピックを見てたら、
バドミントンの試合が、なにやらすごいことになっている。
で、録画しながら、見たら、
ほとんど負けそうだった2セット目を、ななんと逆転で取った!
聞けば、世界ランク1位の中国ペア相手にらしい。

解説とアナウンサーの人が、
これは、すごいことになったという雰囲気で、熱狂的に話している。
後で聞くと、「スエマエ」(末綱、前田)というペア。

私も、これは、すごいものに遭遇した、という感じでドキドキ。
そして3セット目。
前田のスマッシュ、豪快! 勢いもでてきた。
よくあんなに思い切って打てるもんだ。
そして、ついに世界ランク1位を破った! 
倒れ込んで泣いているふたりに、私ももらい泣き。
いやー、すごかった。




帰ってきたくにぞうに「すごいのが録れたよ」
と録画を見せたら、感動してた。
やっぱりスポーツって、ドラマ以上にドラマだと思う。

今日、北島も100mで、金メダル!
おなじみの解説の人の絶叫! 気持ちが入りすぎてて、おもしろい。
感無量なインタビューも、よかった。
彼は、ただここに向けて4年もやってきたのだ、とわかる。

インタビュアーの人が、
また「気持ちいい」と言わせようとしているのは、惜しかったけど、
「なんも言えねえ」のほうが、流行ってよかった。



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夕飯は、カレー。
カレー粉ブームにのって、
豚肉、じゃがいも、トマトなどを水から煮て、
後で塩、コショー、カレー粉、にんにく、
ウスターソース、ケチャップなど入れるだけ。

なので、とろみはなく、ほとんどカレースープですね。
ゴーヤも入れてみた。いいような、別になくてもいいような。
玄米にかけると、おいし~!

この方式、冷蔵庫の野菜なんでもを煮て、
カレー粉入れるだけで、けっこういい気がしました。
でもスパイス等も少ないので、
肉が少なすぎると、あんまりコクがないようです。









8月12日(火)

体操男子団体、銀!
4年前、最後に熱狂したなあと思い出す。
寡黙な富田が、ほんとかっこいい…。

ちょっと前に、NHKの特集で初めて見た
19歳の内村航平は、かなりの天才。
自分の頭の中でイメージできた技は、たいていすぐできるとか、なんとか。
(たしかテレビで言われていたと思ったけど…)

その特集の中で、子供時代の内村が、ビデオに残っていた。
まだ5歳くらい?
ご両親が開いている体操教室の、トランポリンの上で、
ぴょんぴょん前転、バク宙などを、信じられないくらい連続で回っていく。
ああ、楽しそう!と思った。
こうやって育つと、ああなるんだなあ。
楽しいことを、どんどんどんどんやるのが、やっぱり一番なのだな。

しかし、空中技はすばらしいが、
腕力がないのが、あん馬や、つり輪は、
まだまだこれから伸びる余地大みたい。ロンドンに期待!


          *********


テレビを見てたら、
ニュース速報に、野口みずき選手欠場が流れる!!!
これまた先日、NHKの特集を見て、
人間って、こんなにまでも練習できるのか、という
努力の姿に感動してたので、その無念を思うと、まったくもって絶句。
しかし、こうなったということは、
彼女は、この大試練を乗り越えられる人なのだろう。
しかし、しかし、すごすぎる。4年間やって、出られないなんて。

ちなみに野口選手と、私、同じ誕生日だと知った。
それは、ちょっと嬉しい。

夕方、2日続けて近所をウオーキング。
夕方になると、気温もだいぶ下がるので、歩き始めると気持ちいい。
オリンピックばかり、かじりついて見てるので、歩くと、体が喜ぶよう。
体は、バランスが大事ですよねえ。






8月13日(水)

ざるにあけていたほうの梅も、全部瓶に格納。
これで今年の梅作業、全部終了!
お疲れさまでした、私!
数年前までは、自分で梅干しなんて絶対無理だ、と思ってたけど、
やってみれば、なんとかできるものだ、とわかると、
ほんとにうれしい。
きっと人生、どんなことも、そうなんだろう。








野球の初戦! 対キューバ。
急いで仕事から帰ってきたくにぞうと、
緊張して、息を詰めて見るが、ダルビッシュで負け。大ショック…。
マー君は途中で登板の機会があり、
大丈夫~?!と私が緊張したが、びしっと投げた!
ほんと、あの子、すごいわ…。






8月14日(木)

藤田ゆみさんの、
くらすこと」のお店で注文していた、
ナチュラルなハーブの虫よけ、取っ手付きのガラス瓶、
オケクラフトの弁当箱が届く。

弁当箱、木の感じがすごくよくて、きれい。
虫よけは、蚊が多い私の田舎に帰省するので、前から気になってたもの。
その場でつけてみたら、穏やかな、いい匂いだった。



       **************



体操、個人総合。
富田のメダルをすっごく期待して見る。
が、ななななんと、得意のつり輪から、落下!!!
思わず、家で「きゃー!」と叫んで、凍りつく。
富田は起き上がって、大丈夫ではあるようだけど、
あれで着地とみなしてくれて、点数がつくのかどうか、とまで話されている。
長い間待って、結果はかなり低い得点。

その時のことを、ネットで調べていたら、
下記の記述があった。(asahi.comより)
リンクが消えちゃうかもしれないので、以下、引用。

冨田の左手がつり輪からすり抜けた。
「滑りました」。
バランスを失って、マットに腰から落下した。
13.850点。

 左手で持ちこたえようとしていた。
そのとき、肩から首にかけてを痛めた。
「最後まで痛かったけど、なるべく集中して忘れようと思った」。
跳馬、平行棒、鉄棒。残り3種目は納得の出来だった。

 4位。あのつり輪さえなければ、間違いなくメダルに届いていた。

 だが後悔はない。
「どうしようもない失敗というかハプニング。
特に『ああすればよかった』という考えが浮かんでこない失敗なので 、
悔しいというより仕方ない」

 8歳下の内村が表彰台に立った。世代交代を連想させるシーンだ。
でも冨田は、きっぱりと言った。
「最後まであきらめず、丁寧に出来た。練習してきたことは出せました」。
まだ引退など考えていない。



テレビでの、競技直後の富田のインタビューでは、
「でも後半は、うまく気持ちを切り替えられたんじゃないですか」
という質問に、
「まあ、それが今日一番評価できるところでありますし、
スポーツを通して、我慢強くできるようにはなったと思います」
と淡々と答えていた。

ううう。いさぎよくて、泣きそう。
あれだけ努力して、この淡々と、がかっこいい…。

内村も、あん馬で2回も失敗して、よく銀メダル取れたなあ。
すごいよおお、あの子は。


また全部競技が終わってから、
アナウンサーと解説の人が、
内村のことよりも、富田のほうに肩入れして、
それぞれに語ってたいたのを聞いて、泣きそうに。

解説:
「それにしてもあれだけの事故の後、
正直厳しいかと思ったんですが、よくここまで復活してくれました。
富田君には、最後までありがとうと言いたいですね」

アナウンサー:
「銅メダルにはわずかに届きませんでしたが、
最後まであきらめずに美しい体操をつらぬいた富田、
メダルこそありませんが、
大きな、大きな感謝の気持ちを贈りたいと思います」

ふたりとも長年、体操を見てこられた方々だから、
富田の演技の美しさや、人格のすばらしさをよくご存知なのだろう。
私は、そこまで言ってくれたふたりに、
大きな、大きな感謝をおくりたい。






8月15日(金)

昨日今日と34度くらいで、かなりの暑さ。
日中は、もう外に出ず、
除湿した家の中で、オリンピック観戦。


野球、第3戦。対オランダ。
ダルビッシュとマー君が丸刈りになってる!!!
ダルビッシュは、こないだのキューバ戦のふがいなさから、切ったそうで、
マー君は、年上のダルビッシュに、道連れにされたそうだ(笑)。
その場面を想像すると、ほんとにかわいい~。

マー君は、ダルビッシュについて
「かっこいい人は、何をしても似合いますね」
自分は、「高校生みたいっすね」と言ってたとか(笑)。

今日は、6-0で勝ち! これで、予選2勝1負。



夕飯の一品は、春雨サラダ。
お湯の中にどばっと春雨を入れて、しばし茹で、
しばらくしたら、あげて、適当な長さに切る。
後は、きゅうり、ハムと、
塩コショー、マヨネーズ、酢、ラー油で和えるだけ。
マヨネーズが少なく、お酢などの液体も入ってるし、
きゅうりもしぼってないので、汁気のあるサラダ。
それでも、さっぱりして、おいしかったです。
くにぞうが春雨好きなので、激食べ。




8月16日(土)

レスリングの伊調千春が銀メダル。
その前の準決勝が、残り10秒くらいの、ぎりぎりの逆転勝ちで、
ほんとにすごかった…。
決勝は惜しかったけど、負けてからの顔が、
同じ銀メダルを取った前回のアテネと全然違っていて、爽やかな笑顔。


インタビューでも、
「アテネからの4年、
馨と一緒に歩んできた道っていうのは、最高の道だったから。
その道を歩んでこれたことが、私の誇りです」と。

そう言えた彼女は、4年前とは違う、成長した人だと思う。
同じ銀メダルでも、捉え方が違うと、180度違うものになるのだ。

「金メダルがなければ不幸せ、なのではない」と、
そして
「ここまでやってきた、今の自分が幸せだ」とわかるために、
4年前に神様が負けさせたのかもしれない、と思った。



       *************



卓球団体女子が、世界ランク3位の香港に勝利!
ものすごい試合だった…。

以前たまたま見た世界選手権の試合で、
卓球すごい!と思って、
にわかファンになっていたので、必死に見る。

愛ちゃんももちろんすごいが、
鬼の形相の平野早矢香が、めちゃくちゃかっこいい。
サーブの前や、スマッシュを決めた後とか、の
相手から絶対に目をそらさずに、
鼻を広げたような顔で、にらみつけるの、最高です…(笑)。
家でちょっと真似してたら、くにぞう大爆笑…。

平野は、全日本卓球選手権大会のシングルスで、4度優勝だそう。
ものすごい努力の人みたいで、
麻雀界の巨匠にまで、精神的なことを聞きに行ったりもしたそうだ。




卓球団体の女子3人は、すごく仲がいいみたい。
愛ちゃんは、香港戦、平野の試合の最後のあたり、
もう見てられない、といった表情で必死に応援していた。
最後、ついにその香港に勝った時は、
3人で抱き合って泣いていた。
うう。がんばったねえ。私も、もらい泣き…。
この後、銅メダルには届かなかったものの、いいもの見せてもらった。

男子も、ほんっとに、紙一重という惜しい試合が…。
メダルまであと少しだったのに…。
ドイツのリーグでやっている水谷も、
帰化した韓陽(かん・よう)も、ほんとにすごいのですよ。
今後また卓球も、観ていきたい。







8月17日(日)

昨日今日と、急に秋のような涼しさ。
はー、助かる…。
しかし、暑さがあるから、涼しい幸せがわかるのですね。

野球の予選、韓国に5-3で負け…。
あああああ。
村田のバントの内野フライ落球、阿部の牽制暴投に、絶叫…。
しかし、ダルビッシュは、
ずーーーっとベンチでムネリンの隣にくっついて、応援したりしてるんだね。
それは、非常にかわいかったです。


       *************


レスリング、浜口京子も伊調千春と同じく、
悲願の金メダルは取れず、
前回と同じ銅メダルだったが、とても晴れ晴れとした顔をしていた。
素敵な人だなと思った。

勝つのももちろんすごいが、
終わった後、その人が、その事柄をどうとらえられるかに、
すごく興味が出てきた近年。






8月18日(月)

野球、カナダ戦。稲葉がホームラン!
成瀬が10三振! 藤川、上原のリレーで1-0で勝ち!
あー、勝ったよ~! よかったよー。


        **************


午後、くにぞうと、好きな本屋さんへ。

新聞の広告欄に載っていた本のタイトルを差し出すと、
パソコンでささっと検索してくれ、
「それでは探して参ります」とすみやかに向かってくださる。
すばらしい…。
最後に「あ、すいません、もうひとつ…、
ちょっとタイトルが不確かなんですが、
こんな感じで、この出版社から出ていて…」と言うと、
それも探しに行ってくれ、
「こういうのがありましたが、いかがでしょうか」
と、見事に見つけてもらった。

こんなふうに自分の職業をできる人って、ほんとに尊敬する。
私も店員さんだったら、こんなふうに働きたい。


探してもらった本のひとつは、
「偽善エコロジー」武田邦彦(幻冬舎新書)。
レジ袋やリサイクルなどについて、
世間の常識とはすごく違うことが書いてあるので、
興味がある方は読んでみてください。

エコロジー、
何が真実で、私たちはどう進んでいくのだろう。







8月19日(火)

富田の個人種目別、鉄棒は惜しくも4位!
野球の中国戦は、10-0で勝利。
毎日毎日、オリンピック三昧な私…。



柏木江里子さんのHPが、ついにできたので、
「おめでとうございま~す」と、電話でおしゃべり。
江里子さんは、ほんとにたくさんの本のデザインなどされつつ、
「柏」という自身のブランドで、和の紙や、布物を制作されている。
ポチ袋や、扇子、手ぬぐい、コースターなどなど、
素敵なので、ぜひ見てみてください。
「お知らせ」のところに、今後の展覧会の予定も出ています。







8月20日(水)


ソフトボール、アメリカ戦。
ブストスに3ラン打たれて、4-0で負けた…。
ソフトボールは、前回のオリンピックも熱を入れて見ていたので、
あまりにもがっかりして、やさぐれていた…。

で、夜の試合に気がつかず、野球を観てたら、
「延長でオーストラリアに勝利」と速報で知ってしまう。
ああゆう速報って、どーなのー?!!!

しかし、なんで気がつかないのかなあ。
これに勝てば、まだ決勝に行けるという、いちばん大事な試合なのに。
後で録画を見たら、死闘でしたね…。
野球より、全然感動的だった。上野、すごすぎ!







8月21日(木)





夜。朝炊いた玄米の残りに、
きゅうり、じゃこ、新しょうがの甘酢漬けなどを混ぜて、混ぜ寿司風。
おかずとともに食べる。
気分が変わっていい。



昨日の速報騒ぎがあったので、
なんと、女子サッカーとソフトボールを2画面で同時に見る!
ソフトボール中心に。

そしてソフトボール、勝ちました…。
宇津木妙子監督の時代から、どうしてもほしかった金メダル。 
泣いた…。
上野も、みんなも、ほんとにえらい。すごい。

解説の宇津木さんの絶叫がすごかった。
それまでの試合でも、フライなのに、
「入った、入った!」みたいに叫んでて、
解説としては、完全に誤報です(笑)。
日本で応援していた宇津木麗華さんも、きっと現地に行きたかっただろうなあ。

上野の、指の皮がむけながらも、3ゲームの連投を見て、
あきらめない、って、
人にできる、
けど、難しい、
けど、やろうと決心すれば、できる、
ほんとにすごいことだと思った。







8月22日(金)

「くらしのたまご」で一緒につくっていた
湯たんぽ「ちゃぽたん」の発売日。
いろんな人の手に渡って、
日々あったかくなってくれたらいいなあと思う。


      *************


野球、ついに準決勝の韓国戦。
2-6で逆転負け…。打てない…。愕然…。
球場に行っていたスマップ中居君も
終わってから、画面が切り替わっても、一瞬喋れないくらいだった。

でも明らかに韓国のほうが強い気がした。
後で聞いたら、韓国はリーグをストップして、
オリンピックに望んでいたらしい。

くにぞうと見てたけど、
ほんとにその後、しゅーんとして、何もやる気がしなかった。
しかし、いちばんつらいのは、当の本人達だ。

が、なんか、いい勝負で、きっと勝てるんじゃないか、
という感じに思われていたのが、間違いであろう。
WBCの時だって、実はアメリカがメキシコにまさかの負けで、
首の皮一枚、つながったのだし。
そしてイチローも、岩村も、福留も、みんないての話だし。

しかし、一般人でさえ、こうがっくりきているのだから、
関係者のことを思うと、いたたまれない。








8月23日(土)


明日から帰省するので、ついに味噌を冷蔵庫に入れることにする。
帰ってきて、なんか変になってたら、立ち直れないので。

ネットに、どうやって冷蔵庫に入れるのかは、あんまり書いてないのだが、
ジップロックに入れる、というのを見つけて、それにした。
適当な容器もなかったし、
なんとなく密着したほうがいいのかなと思って。
日頃ほとんど使わないので、まずジップロックを買いに行く。



紙蓋を取って、いざ開けてみると、こんなふう。





上にラップがぴったり密着させてあるのだが、
もうそれを越えて、「たまり」という
醤油のような上澄みの液体がたっぷりとできている。

ネットで見ると、それだけ調味料として使ってもいいらしいので、
少し瓶に取り分け。
なめてみたら、ほんとに醤油みたいで、おいしい気がする。




その後、ラップを取って、全体をへらで混ぜる。
上のほうは、茶色が濃くなっているけど、中は、まだ明るい茶色。
均等になるように混ぜてみる。全部、自己流。





そして、なめてみたら、「おおー、味噌になってるー」
くにぞうもいたので、なめさせてみたら、
「おー、いーじゃん! 味噌だー!」と。
「いいんじゃない? おいしいんじゃない?」
「おいしいよ!」と。
これぞ、手前味噌状態だが、自分でつくったとなると、感動ですわ…。
いやー、最後まで大きなカビもこなくて、うまくいったのではないか。


それをジップロックへ。
ジッパーにつかないように詰めるのが、意外にたいへん。
3袋できた。
うわー。ほんとにできたー。味噌がー。
すごくうれしい。
仕込んだのが、3/23だったので、偶然ぴったり5カ月で完成だ。






夕飯の時に、くにぞうが胡瓜を切ってきたので、
味噌につけて食べたら、
フレッシュな風味で、止まらない感じだった。

仕込む時は、豆をまだまだつぶし切れてない、と思ってたけど、
それは、ほとんど気にならない。

出汁に溶かして味噌汁にしてみたら、
「ちょっとまだ塩気がこなれてないような感じだけど、
香りがあっておいしいよー!」とくにぞう。
私も、飲んでみたら、いいかも。

ひとつ、こういうことをすると、
他の調味料なんかも、まだつくれそうな気がするから、うれしい。

冷蔵庫に入れても、まだ発酵はちびちびと進むらしい。
しかし、これで、ほっとひと安心。




          **************




夕飯の一品。なすが余ってたのに途中で気づき、
もう今から焼きなすにするのでは、間に合わないなと思って、
なぜか輪切りにして茹でてみる。
なんとなく油炒めにしたくなかったので。

しばらしくて蓋を開けたら、お湯が、すごい紫色でちょっとビビる。
当たり前か…。
で、それだけではなんか…と思って、
ちょうど買ってあった手羽元?を入れ、
みりん、醤油、しょうがで煮たら、おいしかった。
なすと、何かで煮ると、簡単かもですね。
でもなすのほうだけ、すごく味が濃くなりやすい気がしたが。







さらに夜、余った野菜を甘酢漬けに。
きゅうりはそのまま、みょうがだけ、さっと茹でて、
お酢、みりん、塩を混ぜただけの甘酢にほうりこみ、冷蔵庫へ。

去年も、余り野菜でやったら、
帰省から戻った時に、おいしくてちょうどいいおかずになってたので、
今年も同じく。
こうすると、最後の日までに野菜を使い切るという
プレッシャーがなくなるのでいいと思う。





           *************


ぬか漬けは、中身を食べ切って、そのまま冷蔵庫。
以前、ラップをして、塩を上に撒いておいたら、
溶けて劇的に辛くなっていたので、もうやらず…。
冷蔵庫なので、1週間くらいは、そのままで大丈夫っぽい。
でも外で漬けている方式には、塩がやはり、いいのかも。



         *************




野球は、3位決定戦で、アメリカに4-8で逆転負け。
あああああ。
ほんとに負けちゃった…。メダルなし…。
青木の3ランで4-1とリードしたのになあ。
GG佐藤のフライ落球に大絶叫…。 ファウル取れず、に続き、信じられない…。
これからレフトフライを見ると、トラウマになりそうだ…。
そしてダルビッシュはなぜ先発じゃないのか。
最後、上原は投げたかったのではないのか。

負けると、全員が批評家になる。
でも、たったの1試合だから、
ほんとは何がどうだったからとも言えないと思うけど。
関係者の傷の深さを思う。

韓国も、WBCの敗戦の深い傷から、
その悔しさで、オリンピックに望んだんだと思う。
次のWBC、どうなるのか!









8月24日(日)

今日から田舎に帰省。
くにぞうがショッピングなどのカードでためたマイレージで、
飛行機がただで帰れるので、ありがたい。

マイレージって、すごいなー。
今、こういうふうに、
買い物や光熱費、電話などの引き落としなどで、マイルをためる
「岡マイラー」?とかいう人がたくさんいるというのを、テレビでも見た。
(飛ばずに、陸地でためるから?)
しかし、私は全部カードにすると、
管理能力がなく、こわいので、わりと現金主義。

でも私もスイカだけ、カードで、オートチャージにしていて、
駅で現金を入れなくてもいいので、すごくラク。
ピッと改札を抜ける時に、
勝手に残り3000円とかになったら、5000円に戻してくれるのだ。
(その金額は、契約した後、駅の機械で変更できる)
しかも、たぶん今の段階で、何千円かポイントで戻ってきて、
それをまたスイカで使えるんだったと思う。
このカード機能は、けっこうおすすめです。
私は、「ビュー・スイカ」かな。





8月31日(日)

東京に戻る日。
空港の本屋さんで、
「すぐ願いが叶うイメージブック」ジョイ石井(PHP文庫)というのを買った。
なかなかいいことが、たくさん書いてある。
初めて知った人なので、また本屋さんで探してみよう。

でもこういうスピリチュアルなこと、
みなさん、ほとんど同じ結論というのが、さらにすごいと思う。
そんなにたくさんの人が同じことを言うとは、
やっぱり、そうなんだ、と思う。


ほとんどの本を持っている浅見帆帆子さんの新刊もよかった。
「あなたの運はもっとよくなる!」(三笠書房)

あと私、以前に登録したのだと思うけど、
帆帆子さんのオフィシャルのHP「Hohoko Style」から、
時々メルマガをもらっていて、
ちょっと前にラジオが聞けるのがあった。(パソコンで)
『Saturday Night 3.9(サタデーナイト・サンキュー)』
(たぶん07/12/22)

帆帆子さんって、最近はいろんな写真を公開されてて、
ほんとうに輝くような、きれいな顔で、うっとりするのだけど、
声も、顔に似合った、想像していたような声だった。

ラジオ、まだたぶん、聞けると思うんですよね。
パーソナリティの人との距離を縮めたい、というような、
ちょっとくだけた話し方も、すごくいいなあと思った。
時々繰り返し、聞きながら、仕事したいなと思っている。