2012年2月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。





[2012年2月上旬]




2月2日(木)


くにぞうが仕込んでいたワイン煮込み。
(盛りつけが、どうも片寄っちゃってるようですが)
私がヨガに出た帰りに、頼まれたフランスパンを買ってきて。
濃厚だけど、おいしかった!
これから徐々に、トマトスープ→カレーになっていくだろう。













2月3日(金)

仕事&展覧会の準備に追われる。
久々にHPも更新。

くにぞうが、かれいの煮付けをつくってくれた。
私のより、繊細な味でおいしい…。






連日パソコンにむかいっぱなしで、
ほとんど毎晩、夕飯はおまかせ状態だ。

「できたよ~」というくにぞうの声でリビングに行き、
ちょっとワインを1杯くらい飲みながら、
録画しておいたあれこれを見る時が、今の至福の時…。
ただ感謝する。
この時を忘れないようにしたい。


「ごはんをつくってくれる」
これって、ほんとに心が動くことだと思う。
ぜひ、誰かに、つくってあげて。

日頃つくってばかりの人は、
「ご飯をつくってくれたら、うれしいな~」と言ってみるべし。
老後は、そうしないと、頼られてばかりで、たいへんなことになるかも。












2月4日(土)



また連日の作業に、頭がぱんぱんになって、
くにぞうと気分転換に散歩。
気になっていたパン屋さん「ムッシュイワン」まで歩く。
(違う駅ビルに出店で出てて、買ったらおいしかったので)

そうとう遠かったが、いい運動になった。
そしたら帰り道で、偶然
こないだの産直の魚があるスーパー「生鮮館 和光」の別店舗を発見!

帰りはもうそんなに時間を使ってられないから、
バスで帰ろうと、時刻表を見て、急いでたんだけど、魚をばばっと買う。
ななんと、「のどぐろ」もあった!
スーパーで見たの初めてで、一尾まるまるだったけど、買ってみる。
初めてだから、相場はわからないけど、
「あの、のどぐろ…」と思うと、安い気がした。

パンもゲットできたし、収穫多しだった。
ここのパン、ほんとおいしい。










2月5日(日)



前々から調子が悪かったプリンタを買いに行くことに。
予備のインクがまだあるので、
当分だましだまし使おうと思っていたけど、
くにぞうが、プリントを大量に刷りたいと言うので。
(日曜は、電器店は混んでて行きたくないのだが、
平日だと、いい店員さんがいない、というジレンマで行くことに決定)


今、簡単機能のプリンタなら、
びっくりするくらい安くて、コンパクトなのだった。
(たしか6000円くらい)
そんなに選択肢もなかったので、エプソンPX-404Aにしてみた。
前もエプソンだったし。


ビックカメラで、
「これって、もうこの値段なんですか…?」といちおう言ってみたら、
こちらが資料を持って行かなかったけど、
ネットか他店での最低価格を親切に調べてきてくれて、
600円くらい引いてくれた、いい人だ。

プリンタは、今のところ良好。
まだやってないけど、コピーの倍率も変えられるみたい。
前のより、紙を繰り出す時の音が
「ガラガラガラッ」という感じで、ちょっとびっくりするけど、
まあ慣れるんだろうな。




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無印で、薄い白のカーテンも買う。(日中だけする、内側の)
ちょっとくたびれてきてたので。

無印に以前あったコットンのが廃盤で、ずっといろいろ探してたのだけど、
もう時間もないので、化繊をしぶしぶ買う。
つけてみたら、意外とよかった。あれ? こういうのは化繊でも別にいいのか。
薄さが、前より多少薄い。
その分、光は入るので、よいのかも。

(今この日記打ちながら、i podのシャッフルで「ゆず」の「虹」がかかってて、
「光」と打った時、同時に「光にかわる」でしたね~。ほんとによくあるシンクロ…)




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昨日、買ったのどぐろを、うまくはできないけど、2枚におろしてみる。
(のどの中が、ほんとに黒かったです。←名前の由来)

で、魚焼きグリルで塩焼きにしてみたら、
びっくりするくらいおいしかった!

以前、新潟とか、九州とか、忘れたけど
地方のおいしいお店で食べたおいしい記憶が鮮烈に残っていて、
どうなのかな、と思いつつ食べたら、ふんわり、すばらしい味わい。
大人が好きそうな繊細な味だ。
よかったー。またいろいろ買いたいな。









2月7日(火)


友達が来るので、簡単にお昼を用意。
食べてから、えんえん話。お茶を何杯も飲む。
夕方寒くなったので、思いついて、机の下に湯たんぽを出してあげる。

くにぞうが使う「毛布の袋(私が縫った)」も
「入る(笑)?」と出してあげたら、「なにこれー、かわいい!」と。
ひざのあたりまですっぽり入って、
「これ、あったかい~」とすごく気に入ってくれた。

話をする友達がいるって、すばらしいことだ。











2月10日(金)

くにぞうが、キャンペーンで「WOWWOW」に入ったので、
デビスカップが見られるというラッキー。

仕事してたのだけど、くにぞうがリビングで見てて、
「うおおお!」とか言う声が聞こえて、最終セットをついに見に行く。


全然知らなかった添田という人(ランク88位)が、
1、2セット落としながら、3、4と奪い返し、
フルセットの末に、ドディグ(55位)を撃破! 
がっ、その最後の最後が歯医者の予約(市の定期検診)で、
ギリギリどうにも見れなかったという私…(笑)。(歯は大丈夫でした)

帰ったら、再放送があって見れた…。すごかった!
錦織君はじめとする日本チームも、盛り上がってましたね~。



錦織君は、この前の全豪オープンのほうを、
けっこう熱く見てたけど(日記に書き忘れてた)、
ほんとーーーーーーーにすごい! うまい!
ツォンガを破って、ベスト8になった試合とか、もう感動が止まらなかった…。
あきらめない精神力も、強くなったと感じたし。
いつかどの大会かで、ほんとうに優勝できるのかも。
しかし、あんなにうまいのに、
あんなに舌足らずな、素直な小学生みたいな喋りって、かわいすぎるわ…。




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こないだ、別のツタヤも発見したので、
くにぞうが、ちょいちょいDVDを借りてきている。
(ツタヤって、店舗によって値段が違うみたいで、
この店のほうが安いらしい。そんなことあるんだ…。へんぴな場所だから? )

何かで雑誌で評判を見て、
ヤコブへの手紙」という映画を借りてきたので見る。
最後、ふたりで号泣…。
あまりすべてを語らない小作品なのだけど、ほんとに素晴らしかった。
この神父さんのように生きられたら、と願う。












2月11日(土)


柏木江里子さんのDMが、モーネ井上さんから到着。
(私が夜撮ったので、色が悪いけど)







このDMの元の写真は、モーネでの展覧会で、
セイケンさんか、井上さんが撮ってくださったもの。↓
江里子さんが使っていた筆記具達が、そこにたたずんでいる。
すごくいいDMになったと思う。





大急ぎで、あちこちにお電話して
送付させてもらったり、宛名を延々書く。










2月13日(月)

DMを知りあいのお店に置いていただくため、回る。

「アウトバウンド」では、小林和人さんとお話しし、
先日出された本「あたらしい日用品」を購入。

(後日、構成を担当された田中のり子さんに、「いいですねえ!」とお話する。
まさに小林さんが喋っているような感じで、
文章にちょっとしたウイットもありつつ、
自分のほんとうに好きなものだけを真正面から勧めていて、
写真も美しいし、こういう感じの本って、なかなかなかったと思う。
なんか、うまく説明できないけど、
男性の方も、引き込まれる感じだと思いますので、見てみてください)



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帰りに、駅でチョコレート売場がたいへんなことになっていて、
「おお、明日バレンタインだ」と。
くにぞうのなので、
時間もないし、てきとうでいいだろうと思いつつ、やはり試食したりして。

あの大混乱の中で、連日のクタクタをへて、
ラストスパートで、一心不乱に、
でもかわいらしい笑顔で対応してくれる若いお姉さん達を見ると、
毎年、すごく感動してしまう…。

たくさん売れて、いいことがありますように、なんて思ってしまう。

がんばってる人を見るのが、好き。
そして、自分もがんばりたいと思う。



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帰ったら、くにぞうが
「男のクロワッサン」の「男の台所術。」(2011/12/5発行)の、
太田和彦さんのレシピを見て、いろいろつくってくれていた。
(この号に、友達の牧野伊三夫も出ていた! 牧ちゃん、本格的料理! おいしそ~)



「小松菜もみ」
お漬物の野沢菜みたいで、しゃきしゃきして、いい!
昆布茶がなかったので、昆布で代用したそうです。






「イカのあっさり塩辛」。
レモンの皮、酒、塩、鷹の爪を混ぜて、30分置くだけらしい。
料理屋さんみたいで、秀逸! 






これは、普通のマグロの山掛け。




ありがとう。










2月14日(火)

DMの宛名書きや、さまざまな、複雑なメール連絡が果てしない。

夕方くたびれたので、休憩して、ストレッチポールの上に寝転がる。
(ストレッチポールは、以前勧められて購入し、
時たま、休む時にただ乗っている。
いいような気がするが、たしかな効果はよくわからない…)

ふううーーーという感じで、ただぼーっと天井を見つめていた。
そしたら、i podのシャッフルから、
スピッツの草野さんのやさしい歌声が流れてきた。


「ぜんぶそれでいいよ」


「P」という歌。
ああ、これでいいんだ、と少し泣きそうに。
この歌、ほんとに好き。
草野さんの声も、ほんとに癒される。


人って、全部許して、肯定してくれて、包んでくれたら、
泣いてしまうね。
そして、瞬時に言うことを聞いてしまうね。

責めるより、そっちのほうが、
どれだけ、その人を信頼することになるだろうか。













2月16日(木)

ヨガの後、カワハラと一緒に
友達と知り合いの若いお嬢さんに会う機会があった。
そのお嬢さんの考え方が、すごくよくて、勉強になった。

はっとするほどいい笑顔で、
素直で、努力もして、
そして押しが強いわけではなく、逆に謙遜もしすぎず、
とても、なんというか、ニュートラル。自然。

「私なんか…」というように、決めつけたりしなくて、
まだ何もわからないのだから、
ただ、すっとやってみるというか。

だから、道がひらけてくるし、
関わった人が、助けてあげたいなという気にもなるというか。

私も、昔よりは、だいぶんそっちのほうに来ているとは思うのだけど、
思い方のクセを変えるのは、
なかなか時間がかかってしまったなあ(笑)。

でも、「こういう人に会うということは、
私たちも、ちょっといいほうに来ているのだよね」と、川原と後で話した。

人生をやり直したいとは思わないけど、
こういう感じの考えで、ずっとやってきたら、
また別の人生だったのかなあと思う。


でも、これからでも、変えていけるね。