2013年6月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2013年6月上旬]




6月1日(土)

夕飯。
蒸し鶏(からし醤油で)、かまぼこ(わさび醤油で)、
しいたけ炒め、ぬか漬け、ゆでオクラ、白菜漬け。
あとで玄米か、うどんをちょっと食べたかも。
それか、あられ(アミノ酸入ってないもの)など食べたのかも。








6月2日(日)


「安田記念」で安田厩舎のロードカナロアが優勝!
ものすごい追い込みだった。マイルでも強し!
(ちょっと斜行してしまったみたいだけど)
安田先生、おめでとうございます!



6月3日(月)


実は、5月から
住んでる賃貸マンションの
外壁などを修繕する工事が始まって、2カ月間工事していた。

(今の時点で、もう終わったから、いいんだけど)
生まれて初めてこういう経験をして、
まあ、大丈夫だろうと軽い気持ちでいたら、
けっこうまいってしまった…。

足場って、ガンガンいう強烈な音とともに、
あっという間にどんどん窓の外に組み上がり、
建物全体が薄い布で覆われてしまうと、
太陽の光は遮られ、視界はすべて薄いグレーに。

そして予告なしに、工事のお兄さんがひょいっと足場から
自宅のベランダに降りてきて、
塗料を塗ったりということが頻繁に起こる。
薄いカーテンをしているから、
向こうからは全然見えないと思うが(確かめた…)、
家の中にいても、ドキーッとする。
窓が開いていたら、やりにくいかも、とそーっと窓を閉めたり。

窓を閉めてても、シンナーの強烈な匂いが
家の中にも充満した日は、外へ退避!
階段の塗料を塗る日は数日、
午前中だけ階段が使えないので、一歩も出られなかったり。
もちろん洗濯物も、ずーーっと部屋干し!
外の物干台も解体して、部屋の中へ運び込む。

いやー。

部屋が薄暗いって、
ほんとうに精神によくないなあと思った。
牢獄のようなところに閉じ込めておくと、
そこで明るい気持ちを持つのは、難しいだろうなあと思う次第。


いちばんキツかったのは、時に窓を封鎖されたこと!
数日だったり、時には1週間近く…。
目張りのようにして、まったく動かないのだ。

1枚のガラス窓だけ開くようにしてくれたんだけど、
そこ、低いラックが置いてある前で、
一番出入りに使わないところなんですけど…(笑)。
ま、それはわからないだろうから、しょうがないが。

でも、
その窓からでも、どうしても夜に空気を入れ替えたくて、
いろいろ考え、
ネットで「玄関につける網戸カーテン」みたいなものを
買ってみたけど、
それ自体に重さがあって、窓に貼付けるのは難しいみたいだった。
(カーテンのように左右に開き、
磁石で留められるようになってて、その磁石が重い)


同時に、そのカーテンが失敗した時のために、
普通の網戸の「張り替え用の網」も
近くの金物屋で買ってきてて、
(一刻を争うので、どっちかの結果を待ってられない)
強力かつ剥がしやすい、という
両面テープもネットで買い、
窓に貼付けてみたら、これで、うまくいった~~~(泣)!


両面テープは、
「ニトムズ」の「はがせる 両面テープ 強力接着用(10.0m)」。
これ、けっこうよくくっつくのに、
きれいにはがせてよかった!
(でも短期間だから、長期に貼った場合はわからないけど)


窓枠に沿って両面テープを貼り、
その上に2メートルくらいの網をそーっと貼り、
窓を閉める時は、
その動かす窓の接続部分の縦1列だけ(貼ってみればわかります)、
そっと浮かせながら、閉め、
開けたらまたその部分だけ、手でなぞって、くっつけると。
蚊が入ってくるのが、ふたりとも(特にくにぞう)イヤなので、
根性入れて、ここまでしている次第…。

私、田舎では、18歳まで蚊取り線香&蚊帳で寝てて、
網戸などひとつもなく、
大きな蚊が家の中にもぶんぶん飛んできていたのに、
東京暮らしが長いと、こうも変わるかと…。ねえ。


しかし………………、
こんな網戸のこと詳しく書いて、
誰か参考にする人いるのか?!っていう(笑)。
ひとりもいないほうに、1万点!(古)!


でも、そのわずかに開いた窓から、
夜入ってくる風は、本当にここちよくて、
扇風機ですごく増幅させた。(寝る時には閉めます)

タワーマンションで窓が開けられない生活というのは、
私には考えられないなあ。
いったいどうなっているんだろう。
気にせずに、暮らしていけるものなんだねえ。



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そして、そして、なんとか2ヶ月耐え、
工期もちょっと伸びて、うーっと思っていたある日、
ついに囲いが取れ!、
翌日、足場が解体され!
全部終わり、明るくなった時の嬉しさよ!!!

そして、洗濯物を外に干せた時の感動といったら…。
はんぱなかったです!!!
「うわーん、外に干していいんだ…」と2カ月ぶりに。

太陽で乾かすと、やっぱり匂いもいいし、ほんと違う。
シルク下着など、
量が多いから、乾燥機に入れているものもあるけど、
(あとガス乾燥機に入れると、ガサガサせず、ふんわりする気もして)
タオルやシャツなどは、やはり外に干したい私。



そして外壁や階段など、全部きれいになったのだけど、
その感激より、
明るくなって、窓が開けられる感激のほうが強かったという…(笑)。

マンション住まいの方は、
こういう改修を何度も経験されている方もいるのだろうな。
慣れたら、違うのかなー。

でも、全部閉めてる家の中にまで
あんなに強烈に届いてきたシンナーの匂いを、
ごく近くで、まともに顔に受けながら、
暑い中、作業してくれた職人のお兄さん達に、ただ感謝だなあ…。
ありがとうございました。

 

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夕飯の一品。
干しといた白菜を、レンコンと一緒に
出汁で(鍋はビタクラフトで)煮たもの。
塩味にしてみた。しゃくしゃくとおいしい。
たまに煮物を塩味にしてみると、変化があっていい。







テニスの錦織君が、全仏オープンでナダルに負け。
80年ぶりのベスト8とはならなかった。
でも、ものすごくいい試合で、
錦織君、すごくうまくて、もう差は少し!、という気がしたが。
ナダルが、クレーでは強すぎた。

あと数年で、グランドスラムのどこかで優勝できるのかも。
その瞬間が見れるのかも。





6月4日(火)

サッカー男子、ワールドカップ出場決定!!!
くにぞうと見てて、最後の数分でやられた時は、もうダメかと思ったが、
そっから、本田のPK、震えがきた。すごすぎる…。

何度もリプレイを見て、
ゴールとともに、
ゴール裏の応援席の客がいっせいに、喜びを爆発させるのを見る。
人間って嬉しい時、瞬間に同じ姿勢をとってしまうのだな。

いやー。しかし。あの場面で決められる人間って。
どういう精神力なのだ。


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夕飯の一品。(何度も載せてそうだけど)
観戦気分で。ポテトフライ。
これは生のじゃがいもを5ミリくらいに切って、
フライパンでじっくり揚げ焼きにしたもの。
これだと油はごく少なく。普通に2ミリくらいひいただけ。
くにぞうの好物。私も。








6月5日(水)


ちょっと打ち合わせの後、
「イコッカ」に滑り込んで、
江籠正樹さんの小さなブローチを購入。
(この中には、ないんですけど。
華順さんに見せてもらったのに、ひとめぼれして。も~、かわいい~)
ブローチは、たいへんお手頃なお値段です。

少し大きな彫刻も、どれも美しく、不思議な魅力があって。

お会いしたことはなく、
人気作家さんのようですが、
またいつか展示があるかと思うので、ぜひ。


6月9日(日)

東京ドームへ、楽天vs巨人戦。
くにぞうの職場で、抽選で頂けるチケットで。
またお弁当、ぬるビールなど持っていく。
とても見やすい席。
(家に帰って録画を見たら、
ファールボールが来た時に、米粒以下の大きさで、
客席に座る、私らの頭などが確認できた…。
どうしても、どっかに映ってないか、しつこく探してしまう…笑)


恐れていたが、最近不振の鉄平、控えだった。
がーん。そして途中起用もなく。出てこず。がーん。
しょぼーん。
でも練習は、めっちゃ近くで見れたので、よしとしよう…。



途中から、
なんとノムさんが、客席で実況放送を!
だいぶ斜め前方の席に、案内されているのが見えた。
わー、ノムさ~~~ん。
あんな、一般の席の中に、
実況する用のモニターとか、放送設備を設置するんだね。
(よくは見えなかったけど)
でも気がつかないうちに引きあげ、いなくなっていた。


5-3に追い上げられたけど、
なんとかマー君、無傷の8連勝!!!
横浜から来たセカンドの藤田が、ものすごいファインプレーを4つも。
うますぎる!!! すごすぎる! ほんと。
ウッチーもすごかったけど。
なんでうますぎるふたりをトレードだ?

マー君が、守備から引き上げてくる藤田に、
お礼の意味で、ぺこりとしてて、かわいかった。





6月10日(月)


ワールドカップの交通整理で有名になった
DJポリスの映像を、ワイドショーで長くやってて、見る。

さすがだなあ。
一方的に命令するのじゃなく、
相手の気持ちをうまく汲み取って、
それを指導に結びつけているのがすごい。

その動画があった。
たとえば、こんな感じの台詞だったかと。↓

「目の前にいる怖い顔したお巡りさんは、
何もみなさんが憎くて、怖い顔をしているわけではありません。
心の中では、日本代表のW杯出場を喜んでいるのです」

「フェアプレーで知られる日本代表のように、
みなさんのチームワークを見せてください」

「みなさんがケガをしてしまっては、
日本代表のワールドカップ出場が
後味の悪いものになってしまいます」
などなど。

口調も明るく、
一生懸命に伝えようとしている感じでいいんだよね。



こういうの、普段の家族や友達との会話でも、
参考になることが、すごくありそう。

頭ごなしにどなるんじゃんくて、
相手が「私の気持ちをわかってくれているんだな」と
はっとするようなことを言いながら、
「聞いてもらえるセリフ」を考えるのは、
頭のいい人のやることだ。


たとえば、
相手に「がんばっているね。よく見ているよ」
と先にほめた後で、
「でもこうだったら、もっといいのになと思うよ」
って言うとか。

その台詞を一生懸命考えることも、愛なんだろうなと思う。


6月11日(火)

「サワコの朝」に五木寛之さんが出ていた。(録画)
昔に、本を何冊か読んだと思うけど、
本の内容も、ご自身もひょうひょうとして、
常識を常識とせず(髪を何ヶ月も洗わないとか…!)、
それでいて尖った感じもせず、
やさしそうで、ユーモアもあって、いい感じだなあと思う。

日刊ゲンダイのコラムは、38年間続けていらっしゃるのだそう。
ひょえー。

一度サワコと飲み会が一緒の時、
けっこう飲んだ後で、
「じゃあ帰って、一個、原稿を書くから」と
五木さんが帰られたのが、とても印象的だったと、サワコ。

「(夜中の)12時半頃に(原稿)送れば、昼頃出るんだよ」 と
ゆったりしておられた五木さん。
かっこい~。



そして、何の話からだったか、
たしか、こんなことも言われていた。
「今は正反対の情報が、いっぱい出てくる。
お酒とか、健康とか…。
結局、個人差があるから、
直感とか、なんかイヤだなと思う時は、やめたほうがいい」
と。

また
「直感を鍛える。体の声を聞く」
「何でもやってみる」
ということも言われていた。



健康法では、真反対のやり方がたくさんあるし、
数年たつと、
以前と真逆の食べ物が体にいいことになってたりするから、
まさにそのとおりだなあと思っている。

その、どれを選択するかは、
「いい感じがするかどうか」っていう直感みたいなもの、
ということにも同感。

そして、
一度、自分でやってみる、というのも、
わりと私もそうしているので、嬉しい感じがした。


また本を読んでみたい。




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夕飯の一品。普通の春雨サラダ。
マヨネーズは少なめ。
麺好きな人(くにぞう)は、春雨サラダも好きなのだ、と再認識。
こないだ、カワハラ(同じく麺好き)にも話してたら、
「大好きに決まってる」みたいなことを言っていた。
あ、そうなんですね…。

私は、麺は、まあ普通だな。
湯でたての手打ちには、目がないけど。
たぶん、パンのほうが好きでして。
(精製した小麦は減らしたい気もして、最近少し控え気味…。
あれ? うどんも精製か…)



春雨を固めに戻したほうが、
くにぞうが「おいしい!」と言っていた。
私は、柔らかめのほうが好きかもだが。
固いのを、よく噛んで食べるほうがいいのだぞ、私。







6月13日(木)

くにぞうが、青い山椒の枝を根気よくむしって
(かなり長時間がんばっていた。私、昔一度で懲りたやつ)、
ちりめん山椒をつくったので、
友達におすそわけ。
というか、これを口実に会って、お昼を食べた。

人に会って、
いろいろ話すと、
小さなことでも、落ち着いたりする。

外装工事で、けっこう気分的にやられてる…とか。
どうとか、こうとか。

いろんなことに、
その人がどう対応しているか聞いたり、
ただ「あー。同じようなこと、あるよ~」
って言ってもらうだけで、
なんか、落ち着くんだね。


だから、誰かに話すって、いいんだな。