2006年6月中旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。


こないだから、仕事部屋だけ、冷房しました。
パソコンがすごく熱くなって、ファンが回ってきたので、
これ機械によくないかも、と思って。
29度にしたら、すーずしい~。ぼーっとしてた頭も、すっきり。
人間、やっぱりあんまりにも熱いのを我慢するのも、厳しいですしね。

窓付けファンは、まだ付けてません。
こないだ1日、1時間、冷房タイマー28度にして寝ました。
くにぞうがかなり、暑かったようで。
都心の夜は、もっと暑いのでしょうね。





[2006年6月中旬]



6月11日(日)

この間つくった新しょうがの甘酢漬けがおいしかったので、
またスーパーで見つけ、大量に買い込む。
袋にして8袋! 大小合わせて16個くらい。

実は数日前に探してたら、もう近所にはなく、
まさか、もう季節が終わったのか?と思ってたりしたので、
見つけた時、まだあった~!とアドレナリンが出て、つい大量買いに。

しかし、多すぎて冷蔵庫に入らず、
2日外に置いといて、ふと見たら、
茎になるほうのやわらかい端が悪くなりかけてて、
(「新」なので、きっと早いのですね)
ひえ~~!と急激に全部をスライサーにかける。
が、こないだは1袋だったのですぐ終わったけど、
今度はやってもやっても終わらない。
8袋も買った自分を呪う(笑)。

で、なんだか知らないけど、あせって、
ざるにあげた時に、多い量だから、これくらい?と塩を振りすぎたみたい。
そうすると、もう甘酢を甘くしても取り返せず、
間に合う分だけは、お酢に入れる塩をやめたり。

そして今度は「てんさい糖」とか「きび糖」とか、茶色い砂糖にしてみたのと、
お酢もあれこれ、違う種類のにしたので、
前と味が違ってて、ちょいとがっかり。
分量や、慎重さって大事だよねえ~。
ここらへんが、親から受け継いだずぼらっぷりだ。





そんなもんだから、はじめは瓶ごとに酢や砂糖の種類を変えてたけど、
最後味見しまくって、これちょっと甘い、とか混ぜたりして、
もうすっかりわけわかんなくなりました(笑)。

でも後日くにぞうに出したら、
「 おいしいよ! こないだのより甘さが少なくていいんじゃない?」
と言ってくれたので、ま、いいか。


あと、こないだのしょうがを漬けてて残った甘酢って、
まだ使えるのかなあと、もう一度そこにも入れてみました。
冷蔵庫に保存し、それから先に食べるようにしましたが、
大丈夫だったよう。ちょっと薄めかな。
普通、この漬けた酢って、もう使わないのかな?

それでも、できあがった瓶が並ぶとなんか嬉しい…。
日付とか、「辛め」とか書いたシールを貼ったら、
なんか料理をする人みたいで、楽しかった。









6月12日(月)

去年くまちゃんちでよくごちそうになってた
乾物の「割干し大根」を見つけたので、買っておいた。
切り干しより、すごく太めなのだ。

で、くまちゃんがつくってくれてたポリポリのお漬物みたいなのは、
やり方を聞いたけど忘れてしまったので、
とりあえず、切り干し大根と同じ要領で炊いてみました。
戻し汁で、かつおぶしだけ入れ、あと醤油などで味つけ。
おいしかった。それ自体においしい甘味が隠れてる感じだ。

あと夕飯は、豚とピーマン炒め、新しょうが、ぬか漬けなど。








夜、ついにWC、日本の初戦、オーストラリア戦!
俊輔の先制ゴールで、すごいよろこんだけど、
負けたああ~~~。 逆転負け。
あの途中の日本の交代は、何だったんだろうと思った。
ヒディング監督って、やっぱりすごい人なのかも。
なんか、ほんとにがっかりして、やる気が出ない…。



6月13日(火)


夕方、カワハラと電話。
カワハラは、もうすぐ旅に行くのだが、
その前に仕事が重なってて、かなりお忙しいよう。
旅行に持ってくカメラや、i-podなどの相談だったのだが、
なんかいろんな話に。

こないだ野坂礼子さんの「ありがとう」 の本、数冊を勧めておいたら、
読んだみたいで、すごいよかった~と言っていた。
で、途中で何か感心した部分に対して、
「あれ…、なんだっけ…、『ころもがひっくり返った』だっけ」
とか言ってるので、
「な…、何がですか」 と聞くと、
「あ、『目からうろこが落ちた』だった」と言っていた。
「ひさびさにきたね~」 と笑い合う。


その後で昨日のサッカーの話になり、キーパーの
「川口、すごいよね」という話をしてたら、
「ねー、あの人からまたポジション取り戻してね、なんだっけ…、假屋崎…」
というので、吹き出す。
「楢崎だよ」と言いながら、
「華道ですか…」と言って、またふたりで爆笑。

で、 いちおう「これも日記に書いていい? 
カワハラさんの言い間違えファンの人が待ってるかもしれないから」
と了承していただきました。






夜。くにぞうがいないので、ひとりで簡単にごはん。
「テンペ」(大豆を発酵させて固めたようなもの)
がスーパーにあったので、
ただ、ごま油で焼いて、醤油で食べたら、おいしかったです。

(ちなみに以前、質問を頂いたのですが、
私、食材は、時たま自然食品のお店で買いますが、
だいたいは普通のスーパーや八百屋さんです。主に値段の関係でですね…。
でも味噌、醤油などは無添加のを買ってたり。
あと注意してるのは、外国の輸入野菜は買わない、とか
添加物などにはわりあい気をつけてます )


「テンペ」は、大昔に一度だけヨガを習った時に、
そのヨガハウス?で食べたのが初めてで、それからも何回か。
けっこうおいしいですよね。お肉の替わりになるって聞きます。

あとは朝つくった玄米おにぎり、割干し、新しょうが。
保存食があると、簡単。






6月14日(月)


共著の本の仕事、企画が通ったとメールが!
よかったあ~。
慣れないこともあるだろうが、がんばろう!と思う。


夕方くにぞうとイタリアンへ。
最近家で食べることが多いので、けっこう久々かも。
またメインは、ふたりでひとつ。充分すぎ。
野菜を中心に、以前よりはすごい少ない量になってると思う。
デザートもひとつを分けて食べた。

そのテーブルで、くにぞうが
「今日ニュース見た?」としつこく聞くので、
「今日バタバタしたまま、打ち合わせに出たから、見てない」
と言うと、おもむろにニヤニヤして、スポーツ新聞を渡す。

すると「スマップ 夏のコンサート決定」 のニュースが!
「おおお~~!!! やるんだー。うっそ~!」 と私。
今年はファンクラブのお知らせが遅いので、
「また、今年やんないとか?」と話してたのだ。

しかし、イタリアンレストランで
スポーツ新聞はまずいだろう、と急に小さく折り畳む。
折り畳むが、ひっくり返して、くまなく見る私。
「お~、また札幌からだね。また国立もあるんだ」とか、
いろいろ話す。
くにぞう、今年はないかと思ってたので、すごい嬉しそう。
「どこだったら行けそう?」とか、また予定を話す。たのしみだ~!










6月15日(木)

くにぞうと隣駅のスーパーまでウォーキング、買物。
店頭に、青梅がすごくきれいな黄色になってきてたのがあり、
きれいだな~と見てて欲しくなり、すごく迷ったあげく、
ええい、買っちゃえ、と買うことに。
去年、梅シロップ漬けや青梅煮はつくったことあり、
いつかは梅干しを、とは思っていたが、やっぱりここも突発的な青木さん…。

くにぞうが買ってた「3分クッキング」 の6月号に
瓶で漬ける梅干し(干すのも瓶ごとでよいらしい)というのが載ってたので、
もしかしてこれなら今年でもすぐ挑戦できる?
となんとなく思ってたのだ。

で、梅1kgと、
これくらいかなぁという大きさの瓶をスーパーで購入。
レジ前にあった梅干しのつくり方の小さな本も買う。

くにぞうに「急に梅買っちゃった…。帰り、重いけど」 と言うと、
「いいね」と言っていた。帰りはバスで。




さて、帰って本を見る。
これまたくにぞうが買ってた「今日の料理」 には、
ジップロック袋で漬ける別のやり方が書いてあった。
読むと、みんないろいろ違う。分量もさまざま。
ま、瓶でやる方式のはひとつだけなので、それにしたがって。



きれいでしょう。桃っぽいよね。


まず水に数時間浸ける。あく抜きだそう。水中に沈む梅達。







キズがついたのを、入念に取り除き、
へたを竹串で取って、焼酎をまぶしてから、塩となじませる。
焼酎が、消毒の役目をしてくれるようですね。








あとは、瓶に入れるだけ。あっけな!
ほんとに?!
これくらいだったら、たのし~な~。
ま、先は長いのだろうが。

そしてカビがこないように、これから梅酢が上がるまで、
1日3回くらい、瓶を上下左右に回し、
まんべんなく塩と焼酎に触れるようにするらしい。
いいね~。いいね~。たのし~。
瓶に詰めたところを、くにぞうに見せたりした。
なんかわかんないけど、「うわ! すごいね」 と驚いてました。
これから、せっせと瓶を回そう。

こういうんだったら、
OLさんでも日曜に出来るんじゃないかなと思った。












6月16日(金)


今週も朝、ヨガ4日。

HPの日記以外のところを変えようと、ずっと考えてたのを、
ついに急に実行する。
書いてる時は、すごく楽しい。いいかも、と思う。






6月17日(土)

木下綾乃さんの「切手な北古賀」(WAVE出版)の出版記念で、
青山ブックセンターでトークショーが開催。
それにWAVE出版の編集の方に誘っていただいたので、出掛けてみた。

木下さんは、カワハラが参加している同人誌「四月と十月」に
さし絵を描かれたりしてたご縁で、
私達の展覧会に来ていただいたことも。



木下さんを真ん中に、
目白にある「切手の博物館」の館長さんと、
「STAMP STAMP STAMP europe」(産業編集センター刊)
という切手の本も出されてるお友達の塚本太朗さんと、3人でのトーク。

でも、つらつらと話を、というのではなく、
おもしろい話題がちゃんといろいろ考えられてて、
「切手を買う時の3か条」とか、それぞれフリップにしてあったり、
それを木下さんが、「えーと、では…」と言って、
次の話題にかわいらしく進行されていく様が、とても可憐だった。

木下さんや塚本さんがよく行く小さな切手ショップの、
マニアックな雰囲気も紹介されたりで、会場がどっとわいたり。
ちょっとこわいものみたさで、その店を見たくなり、メモしてみた。
昔、サン・アドにいた時は、近くの東京駅前の大きな郵便局に
珍しい切手がないか、物色しに行ってたこともあるし。




また今日は、全員が「1枚好きな切手を持参」という会。
会場入口で、その切手の好きな理由を書き、
無記名で箱に入れ、帰りに1枚引いてもらえるというもの。
切手交換会なのだ。
すごく素敵な趣向じゃないですか!

私は見たこともない、
めちゃくちゃかわいい集団ペンギンの切手がもらえた。
1971年の15円の日本の切手。感動的…。
これを選んだ理由は、「ペンギンの顔がとぼけているから」。
コメントもすてきだ…。きっと切手が大好きな方なのだろう。
ペンギン、今ここにいます(笑)。ありがとうございました。




私は、日本画風のうさぎの切手にしました。
書いた理由は、
「うさぎ年で、うさぎを飼っていたこともあり、
うさぎが大好きなので」 (しつこい 笑)
でもその1枚も今、どなたかの手元にあるのかと思うと、
なんかすごくうれしい。
現代の都会で、ファンタジーなできごとだ。

ということで、みなさんの切手への愛が伝わってくる、
とってもいいトークショーでした。
木下さん達にサインもいただき、「よかったです~!」と言う。
その後、なんと打ち上げにも呼んでいただいて、
いろんなイラストレーターさん達とお話もできた。

WAVE出版の方々とも、ちょうど田舎が近かったりして、
共通の方言話ですごい盛り上がってしまいました…。
「『たう』(届く)は、も~
東京の言葉じゃ、全然言い替えられないですよね!」とか。
今はない『ナタリー』のプールの話とか。(意味不明ですいません…笑)
とてもたのしい日でした!










6月18日(日)

今日は、時々たのんでいる自然食品のお店から、
らっきょが届くので、初の仕込みに全力を注ぐのだ。





到着! 泥つきです。





「下漬け」(酢水と塩にまず付ける)をするのは、
「根っこを切らないままで」と嫁ぎ先のお母さんに聞いたので、
半分は根を1センチくらい残したまま、きれいにする。

もう半分は、甘酢に直に漬ける。
雑誌に載ってたので。こちらは、根も切って。






酢水に漬けたとこ。このまま1週間くらい置くそうだ。






根を切ったほうには、調合して熱くした甘酢を注いで終わり。
1カ月くらいで食べれるそう。
こっちは、より簡単!

ふたつやると、やり切った感がある。
またあまり意味のない日付シールを張って、ぬふ~とほくそえむ。
でも意外に、掛かった時間はそんなでもないかも。
気分転換に、こういうの初挑戦っていいかもですよ。







夕飯は、今日その自然食品のお店に
魚屋さんが来られてる日らしく、しめサバと蛸を頼んでみた。
蛸はオリーブオイルでさっと炒めて。おいしかった!
あとはカボチャ焼き(フライパンでごま油だけ)
ゆでアスパラ、ぬか漬けなど。



夜。WC、第2戦のクロアチア戦は、0-0の引き分け。
はあ~。自分の中でほぼ終わった感ありだ…。
でもやっぱり、日本よりうまい国がいるということだろう。
クロアチアだって、何度勝った!と思ったことかと思うと、
国の皆さんの気持ちもお察しします。










6月19日(月)






夜、くにぞうがおかずをつくってくれた。
「今日の料理」 か「3分クッキング」かで見たもの。

「豚肉とアスパラのキムチ和え」と、
「ゆでもやしのトウバンジャン味」。
辛かったが、おいしかった!

つくってから、「おんなじような味になっちゃった」と言っているので、
つくる前にわかんないのかなあと思って、
かわいかった。

料理をする時は、小うるさく口出しないことに決めてるので。
きっとそうなるなあと思ってたが、そのままつくってもらった。
とても一生懸命やっていた後ろ姿だ。

男の人は、横からこうしたほうがいいよと、いろいろ言われると、
親切心で言っても、やる気がなくなるらしいです。
奥さん方、もしこういう機会があったら、黙って見守ってあげてください。





ご飯後、NBA。今年のファイナルは、もうピストンズが負けたので、
ちょこちょこ第4クオーターだけ見る、という言語道断なもの。
今ごろですが、ウエイドってすっごい選手なんですね。
あのフェイドアウェイ、ジョーダンみたいだ…。
ノビツキーもすごいけど、この人って、バネが体に入ってるみたいだし、
度胸もあるし、早いし、頭もよさそう。フリースローは落とさないし。
くにぞうと「ふえ~」 と感心して見ていた。






6月20日(火)





新しょうがと、らっきょと、梅干し(瓶漬け)が勢ぞろいしたので、
嬉しくて記念写真…。
梅は、塩がほぼ溶け、梅酢が下から4センチくらい上がってきてます。
台所にくるたびに、この梅の瓶を回すのがたのしい。


夜、「リンカーン」を見る。
巣鴨でおばちゃん達への知名度を調べる企画で、
ダウンタウン、キャイーン、さま~ず、雨上がりの4組が、
ひとりずつおばちゃんを指名して、
それぞれのコンビ名を書いてもらっていた。

どの回答もおもしろかったが、
「ダンタタウン」 って。
「キャーイン」って…。
笑いが止まらなかった。