2006年3月中旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。


今回、今ごろWBCで盛り上がってる週の話題…(笑)。
でも、ほんとうに、いいもの見せてもらいました。





[2006年3月中旬]


3月11日(土)

 
昨日から始めていた確定申告の計算を延々する 。
やっぱり広告をやっていたころとは収支が違ってきていて、
来年はもっと顕著になるだろうなと思う。

くにぞうに、ぽつっと
「あのさあ、女の人でもキャリアウーマンでばりばりやっていて、
急に辞めたり、転職したりしたら、
今までこれくらいだったのにとか思うだろうね」言ったら、
「お金がすべてじゃないでしょ」と言っていた。

ちいさいことでもくにぞうに言うと、すうっと気持ちが落ち着く。
私は好きなことでやっていくと決めたのだし、
将来のことは誰にもわからない。
それにお金のことばかり心配していくと、逃げていくらしいと
いろんな本に書いてあるし。流れにのって自然にいこう。

でも、安定していると思ってる大企業のエリートも
退職した時に、こんな気持ちを一気に味わうなら、つらいだろうと思う。
その前にいろいろ気付いたり、考えたりできて嬉しい。

計算続きで、パンばかりむしゃむしゃ。
お菓子よりはいいか、という気持ちからだが、食べ過ぎだろう。
夜はちゃんとしようと考え直し、
味噌汁、玄米、鮭、ぬか漬けにした。心が落ち着く。


  





3月12日(日)

ずーっと計算。でも毎年やっていくと、
こんな私でも多少は慣れが出てくるのが嬉しいところ。
挑戦って意味がある。

夜は、野菜の味噌汁と、塩さば、玄米、
実家でもらったらっきょう、かぶら漬けなど。

カーリング、日本選手権。
チーム青森が、初日に負けたっていうので、
ええ?!と心配してたが、優勝してよかったねー。

後日、報道ステーションの特集を見たら、
小野寺さんは、前回のオリンピックで何もできずに負けて、
どんなことがあっても、どんな犠牲をはらっても、トリノへ、
と思って林さんと4年間がんばってきたそうだ。

最近、人の顔をよく見る。
いい顔してる人は、やっぱり、いい。輝きがある。
カーリングチームの人は、みんないいなあ。
精神レベルが上がると、顔つきが変わるってほんとだと思う。






3月13日(月)

ハワイ旅行の途中から、なぜか急速にはまっていったWBC。
くにぞうは今朝の対アメリカ戦をライブで見ると言って早寝し、
朝5時45分に布団に正座して見てるようだった。
私は起きてはいたが、布団の中でうつらうつら。
そしたら、しょっぱなにイチローのホームランだ!!!
がばああっと飛び起きる嫁。

「何?! イチロー?! ホームラン?! ほんとに?!」
とすっごい爆発頭でテレビを凝視してたら、
「やっと目が覚めたようだな」と、
このたわけもの、といった調子で言われる。

そっから真剣に見る。
しかし、ふたりともあまりにも野球選手を知らないので、
「この人すごーい上手い!、どこの球団?」
新聞をチェックしながら、「えっと…ロッテです」とか、
「ピッチャーは…、藤川さんです」
「『さん』づけだよ(笑)」 とか、
普通の野球好きな人から見ると、殺されそうな観戦だ。



そして西岡のタッチアップに、あの世紀の大誤審。
あの審判には悪魔がついているのでは?という顔つき。
アメリカが負けるのが、絶対に、絶対に許せないのでしょうね。
これで後でアメリカに何か悪いことが起こるだろうと真剣に思った。

それにひきかえ、試合後の西岡のコメントに感動。
「審判がアウトと言ったら、くつがえるスポーツじゃないんで、
そこはもう自分が悪いとして反省して…、
なんとか明日、明後日勝って、またアメリカと対戦して勝ちたい」と。
なんて素敵な人なのかと思った。
(でもアメリカの人が、短絡的に「反省」という言葉で
ミスを認めた、と変に引用しないといいけど、と思いつつ…)

喋っている西岡選手の顔つきもすごくよかった。
こんなふうに、怒りに終始するのじゃなく、
謙虚かつ、強い意志のある前向きな気持ちでいたら、
またいい場面で、いい活躍がプレゼントされそうだと思った。

そして王監督が「野球のスタートした国であるアメリカで
そういうことがあってはいけないと、私は思います」と
言葉を選んで話されたのも、とても誇りに思えた。




夜は、くにぞうが買物に行ってくれ、
久々にお刺し身を買ってきたので、ほたるいか、くじら。
写真は豪華っぽいが、あとは全部野菜や漬物、昆布なのじゃ。
小分けに盛ると、居酒屋風だが、いい感じに見えますですよ。






そして確定申告の計算、早めに終わりました~! あと清書だけ。
毎年どのくらいでできるか覚えておくと、
次の年、やみくもに恐れなくてすむなあ。
あ~、 ありがとうございます。ほっとする。







3月14日(火)

朝、テレビは、世紀の大誤審の話でもちきり。
そうだ、そうだと思って、ちょっと溜飲も下がる。
しかし、同じことを言うにしても、
そのちょっとした言い方で、その人の人となりが現れるなと思う。

それらを見ながら、楽健法で踏み合う。
昨日ふたりとも調子に乗って、食べ過ぎたよう。
ぐっと重い胃がラクになる~。

夕方から仕事のくにぞうは、また自分でおにぎりを握ると言う。
「いいよ、やったげるよ」と言っても、やりたいらしい。
「『チェンジングくにぞう』だね」と言ってあげると、
「成長しとる?」 と言うので、
「すごく成長してるでしょ」 とほめる。
人は、昔できなかったことも、できるようになるのだ。
それが自分や、近くの人のこととして実感できると感動する。



夜。「ストップ・ザ・スマップ」というラジオで火曜日に
剛君とファンの人が電話で喋るのを聞く。
なんか最近、若いファンが30代の自分達のことを
どういうふうに応援してくれるのが気になってるふうでかわいい…。
今週はけっこういい子達だった。

「『FLY』の『ぜ~』から歌ってください~!」 とか言ってて、通だね!
(この歌、中居君と剛君は、前半は踊ってるばっかで、
サビ前の『ぜ~』からしか、歌パートがないのだ(笑)。
しかし『FLY』大好き…)

リクエストは「君は君だよ」だった。この歌もすごい好き。
「君は君だよ。だから誰かの望むように生きなくていいよ」
という歌詞が響く。









3月15日(水)

確定申告の日だが、WBCメキシコ戦!
これに負けると後がないという試合。

仕事先から来るくにぞうが遅れ、もうすぐ試合の時間で、どうしよう、
でも何かあって提出できなかったらイヤだし、ということで、
提出してソッコーで「追っかけ再生」で見ることに。
(DVDレコーダーは、これがほんといい機能)

しかし、出し終わった頃、ちょうど試合が終わってそうな時間で、
街で誰かが、気軽に結果を喋ってそうだ。
タクシーはラジオがあるので、さらにあぶなくてドアを開けられない。

冷や冷やしながら、駅構内を通過する時、ふたりで
「あ~、あぶない、ああいうサラリーマンが一番喋りそう…」
「『いやー、惜しかったね』とか、ひとこと言われたら終わりだよ」
「なんでこんな時、 i pod忘れたんだろう、もー! ばか~!」 とか
緊迫した状態で、行き帰りを過ごす。
が、なんとか無事帰宅!
家にドアを閉めた時は、違う意味でもうヘトヘト。
ワールドカップの時とか、これ、社会問題になるよね…。(なりませんね)




そして、慎重に追っかけ再生。
最初、点が入らなくて、胃がぐうっときてたが、
ついに小笠原がタイムリー!!! ああー! かっこい~!
その後、「たぶん、打たなくてもいいか、っていう
プレッシャーの少ない人が打つよ」と言っていたら、
キャッチャー里崎が2ラン!!! くう~! しびれた。
夜のニュースで、もうなぜか親しげに 「里ちゃん~!」と応援するふたりだ。
松坂も、アテネオリンピックでこの人すごい、と思っていたが、
ほんとすごい気迫を感じる投球だった。無事6-1で勝利!



夕飯は、キャベツと豚肉を出汁でさっと煮たもの(塩味)。
くまちゃんに教えてもらった車麩を炊いたもの(出汁、醤油などで)。
しかし、以前くまちゃんがつくってくれたように、
やはり最初に油で素上げして煮たほうがおいしかった。
今度は油分を入れよう。










3月16日(木)

起きたら、もっと早朝に起きてたくにぞうがワイドショーを見て、
「いやー、各局WBC報道、すごいよ。
久々に親子で野球を見て熱くなりました、とか言ってる人もいて、
ほんと、いいね」と話しながらコーフン。
ひとしきり喋ったら、今日の試合に向けて
「この地区のチアリーダーです」と言いつつ、へんな踊りまでして、
しまいには私の手を持って
万歳三唱してるので、笑いが止まらなかった。

そんななのに今日、韓国戦2-1で負け。
渡辺俊介がんばってたのに。
西岡もホームラン打ったのに。
がっくうううう~。

試合開始直後に電話してきた友人にも、
「ほんとごめん! 今、もう後が無い野球の試合中で…。
後でかけていい?」 と断っていたというのに。

そして、アメリカがメキシコに負けるなんて考えられないから、
ああ、もうすべてが終わったのだ…と思って、どーんとしていたら、
くにぞうが「でもふたりで見れたからいいでしょ。
思うチームが全部いつも勝てるわけじゃないよ」と言って、
「明るい気持ちで~」 と私の手を取って
またへんな踊りを踊ってくれたので、笑うことができた。
そうだね。韓国は確かに強かったし、
真剣勝負というものをふたりで見れてよかった。



敗戦後のイチローは、いつもと違って、中身がまるだしで、
言葉をむりやり履き出してるようで、顔もこわかったが、
そんなイチローもとてもよかった。
(後で何度も聞くと、「屈辱的」 という言葉はカミカミ寸前で、
あの凍りついたような場で、もしカンでても、
記者も誰もつっこめないだろうなとか思ったことでした)


その後で友達に急いで電話して「いや~、負けちゃったよ…」と
情けない声で言う。彼女も試合の最後のほうは見たと言ってた。
そしてちょっと相談事などを聞く。
いろいろ喋ってたら、気が楽になったと言ってくれて嬉しい。

でも、最近よく思うのだが、
後でふと振り返ると、その人に言うアドバイスって
全部自分に向けて言ってるような気がするのだ。
自分にとって「こうしたら?」っていうことが整理される気がする。
だから相談事を聞いて何か喋るって、
自分自身にとって成長があるし、必要なことなんだろうと思った。
そして自分に相談してくれる友がいて、すごくありがたい。








3月17日(金)

早起きして、久々にヨガ。
このDVDは3年くらい前から持っていて、
自費出版の「HAPPY&JUMP」 という本をつくる時に、
友達にヨガを体験してもらうのに使ったのだが、
その後、ほんとに、ときたまやっていたもの。

NHKから出ている「健康になるヨーガ」 (入門シリーズ)。
確か横森理香さんが何かで紹介されてたものだと思う。
(今、ネットで検索したら、まだ売ってるみたいでした)

これは、たぶん教育テレビの放送を数回まとめたものなので、
無理にできないようなポーズもそんなにないし、
初めてやる人にはすごくいいんじゃないかと思います。

(最近、ちょっと別のDVDにトライしてみたことがあって、
そしたら、かなりパワーヨガっていうか、
体のねじりなんかも上級者向けだったこともあり、
ひとくちにヨガといっても、いろいろあるんだなと思ったので)


そのNHKの先生は、あまりにも黒々とした髪&超スリムな体で、
絶対に怒らないという感じの方。
そしてアルファ波が出てるようなものすごい美声で、
「体をねじると、ストレスが取り除かれますね~。(断定してる)
頭が明晰になるんですよ~」 などというセリフが
最初はちょっと笑いそうになるかもしれませんが、
すごく心に安定をもたらせてくれます。




それからHP作業。
おなかがすいてぐう~って鳴っても、
少しそのままやりすごすと、また普通になる。
前から思ってたが、最近はっきり思った。

いつかテレビで、断食とか健康に詳しいサンプラザ中野さんが、
お腹が鳴って初めて胃が活動(修復?)を始める、だったかな…
なんかそんなことを言われてて(不確かですいません)、
そうか、そういえば、食べ物が入ってたら、
胃は延々と消化活動にあけくれてるんだなと思ったことがあって、
今度もうちょっと
そのまま胃の活動を助けようと思ってたので。
しかし多くの場合は、「ここで食べる楽しみ!」との戦いなのだが。
たまにできる時は、ありがたく、ほおっておきます。
だいたい何かに熱中してる時。





で、途中休憩の時にたまたまテレビをつけたら、
スカパーでアメリカ×メキシコ戦をやっていたが、
アメリカの負けを願いつつ見るのもいやなので、すぐ消す。
で、HPをがーっとやって、
そろそろ「ゆる体操」に出掛ける時間なので、
なにげにテレビをつけたら、もう試合は終わってるようで、画面に
「3度目の対決! 日本×韓国戦 19日」みたいな字が小さく出ていた。


それをぽーっと見ながら、
「3度目の対決…? ん? どういうこと?」
とまったくもってピンとこなかったが、
急に「ええええええ~~~~~!!!!  アメリカ負けたの???!!!」 と
がぜんアドレナリンが頭にどっぱー!!!!
ほんと?! これ? 夢?! え、マジで?と、
確かめるすべがなく、パソコンに直行してニュースを見たら、
アメリカ負けの速報が画面に!!!

「うっそー!(準決勝)行けるよ~~~~~~!」 とひとりで泣きそうに。
そっからもうぎりぎりの時間だったので、
テレビ画面に取って返して、録画…、夕方のニュース全部録画…と
やってても、指がふるえて頭がごちゃごちゃに。
で、えっとその後、外出するんだから、服装は…とか、考えてたら、
もうわけがわかんないので、結局電話して、体操、休んでしまいました。
ごおー。ごめんなさいー。
しかし私にとっては、にわかに、一大事なのだ。



休むことにしたら、やっとちょっと落ち着いたので、
10チャンのワイドショーを別の件で録画してたのを思い出し、
見てみたら、最後の最後に速報が入っていた。
それを聞いた瞬間、司会の大和田獏は
ひざをがっくりついて、 よかったあ~とほっとしてた。
獏、いいぞお! 
ひざも落ちるよね、とうんうんうなずく。
もう誰でもいいから、この気持ちを共感したいみたいな。
それから考えたあげく、くにぞうにも速報メールを入れる。
仕事だから、どうせ夕方、キオスクで結果を見ちゃうと思うので、
それなら先に知らせて喜び合おうと思って。

しばらくしたら、
「マジで?! もう泣いてます」 という返信が帰ってきて笑った。

で、しばらく、ほけーとして、
とにかく落ち着いて何か食べようと玄米と味噌汁。
「ザ・ワイド」でも速報をやったが、草野さんはいつも落ち着いてるので、
もうちょっとコーフン度がほしいぞ。
それから念入りに録画予約をして、森ビルへ。




今晩、ホンマタカシさんの写真集「SIX STRATA」の出版記念で、
作家の堀江敏幸さんとのトークショーがあるのだ。
森ビルの堀岡さんに誘っていただいて、井上庸子ちゃんと現地で待ち合わせ。
その写真集は、六本木ヒルズの変遷などを長い年月をかけて納めた写真に、
堀江さんの文章が載ったもの。

トークショーでは、 バックにホンマさんの写真がスライドで流されていた。
私が数年前に関わらせていただいた
六本木ヒルズの屋上庭園を紹介する小冊子の写真もあり、懐かしかった。

そしてトークショーは、「ほんとと嘘の話」が興味深かった。
堀江さんが、たしか「書いたとたんに、それは虚構になる」
と言われてて、はっとした。
そういえば、事実をドキュメンタリーに書く文章にしても、
切り取り方というのは、その人自身のもので、
それはもう虚構ということになるのだなあ。
おふたりの意気投合の仕方とか、おもしろいトークショーだった。

終わってから、サインをしていただけるという列に並んで、
おふたりにいただきました。うふふ。







3月18日(火)

またテレビのWBC報道をあっちもこっちも見る。
準決勝に行けることになっての
王さんの素直なよろこびが、ほんとよかった。

後で別の番組を見たら、
準決勝に行けることになった直後、娘の理恵さんが、
お父さんとの電話で、泣きながら「よかったね。おめでとう」と言ったら、
「実はお父さんもちょっと泣いちゃったんだよ」と言われたそう。
素敵な親子だな…。


やはりアメリカはあんな誤審に、こぞってよろこんで、
監督も選手も当然でしょ!みたいな感じだったから、
こんな信じられない悪い結果がやってきたのだと思った。
奇跡ってほんとに起こるんだなあとも思う。
でもやはり、解説の人が言う通り、
「失点が少なかった」から、0.数パーセントの差で行けたのだ。
それはやはり自分たちの勝利だろう。


メキシコの選手は、もう準決勝に行けないと決まってから、
アメリカ戦前にディズニーランドにも行き、
ミッキーの手袋して、ウオータースライダーなんかで万歳してる
記念写真まで公開してて、ちょーかわいいんですけど! 笑った!
でも、こんなリラックスがいい結果にもつながったのでは、
とひそかに思ってる。
またメキシコ全員が燃えあがる、例のデービッドソン氏の誤審もあったしね。
ホームランが2ベースって…、ねえ。




夜、剛君と広末涼子さん主演の「愛と死を見つめて」第1夜だが、
こういうのは、真剣に見れる時に、じっくり見たいので、
録っておいて後で見ることにする。
だから、ちゃんとした重いものほど、
かなりずーっと後になって見る傾向があるなあ、私。

たまったHP作業を延々とやる。
野球は全国的にそうとう盛り上がってきた。
「同じ相手に決して3回は負けられない」 って
どうしてイチローって先に自分にプレッシャーかけちゃうんだろう。
強い人なのね…。
ああ、韓国強いけどなあ。どうなるんだろう。







3月19日(日)

朝から準決勝、韓国戦のことでそわそわ落ち着かない。
くにぞうが仕事から帰ってくるのを待って見るので、またテレビ封印。
途中「今、全力で向かってます」というメールが入ってきた。

そしてドキドキでふたりで観戦。6回まで0-0。
上原がすごい三振を取ってくれてるが、点が入らず、胃が痛い~。
最近胃が重いのは、ほんとに野球観戦の緊張のせい? と思う時がある。
冷えとり的には、こんなに感情が左右されるんじゃいけないんですが。



しかし7回、松中が2塁打でベースにこぶしをたたきつける!
そして代打、福留のホームラン~~~!!! 
打ったとたんにわかる打球。体に電流が走ったよう。
思わず立ち上がって、「入った~~~!!!」 と叫び、
くにぞうと抱き合ってよろこぶ。

福留、これまで打ってなかったので、代打って…と思ってたが、
ほんとすごい。失礼しました。
後で聞くと、王さんから試合前に、スタメンははずれたけど、
「大事な場面があったら行くぞ」というふうに言われてたそうだ。
さすが王さん。選手の気持ちをよく考える人なのだなあ。
「そんなこと言われたら、燃えるよね」と言うと、
「そりゃそうだよ」 と泣きそうになっていたくにぞうだ。


そっから、なんと里崎も、宮本も、西岡も、イチローも、多村も、
みんなが打って6-0で勝利!
ヒットが出た時のベンチの顔はみんな子供で、すごいかわいかった。
人が子供のようによろこんでる顔を見るのがいちばん好き。
しかし上原ってすごい人だ。
最後の大塚もほんとかっこよかった。度胸があるね。



夜は、またいろんなニュースを何度も見て、何度も
「松中~!」「福留~!」とか叫ぶ。
そして「野球、全然知らないでこれだけ嬉しいんだから、
これ、パリーグファンの人、泣くよね…」と言うと、
「ほんとだよ。おれらの選手が、って思うよ」 とくにぞう。

スポーツって、やっぱり、
二度と同じものは見れない熱さが好きだ。








3月20日(月)


朝またまたWBCのワイドショーいろいろ。
いよいよ明日決勝なので、みんな力が入っている。
恵が司会してる6チャンの、熱さ具合がけっこう好き。

韓国戦勝利の直後の王理恵さんのプチ密着もすごかった。
(負けたらそこで引き返す)関空で飛び立つのを待ってた理恵さんに、
お父さんから電話があって、
「おめでとう…。おめでとう…。うん。うん。待っててね」と
ほんとに嬉しそうな理恵さんを見て、
くにぞうとふたりで涙ぐむ。すごいライブな映像だ…。




そして午前中、なんとなくいい予感がして、
風呂で仕事したら、ものすごく進んだ。嬉しかった。
延々2時間半くらい入ってた。

その時、用事で外に出たくにぞうが
「青菜がお買得だったんよ」と言って、
ほうれんそう、春菊、小松菜、水菜、菜花を買ってきてくれていた。
買いすぎ(笑)だが、とてもありがたいので、ほめる。
せっせと食べましょう。

そのあと、もう絶対着ない厚めの冬のセーターを洗って、たくさん干す。
衣替えはためる前に、ちょっとずつ早くやると
ほんと気分がいいと知ったので。
しかし、今年はきついハイネックは着ないものも多かったなあ。
年々、冬も首は出したくなる。これら、来年どうしよう。



時々、花粉症のくしゃみ鼻水、ちらちらと。
でもまだ全然。もっと先か…?

夕飯は、ほうれんそうソテー、春菊と豆腐の味噌汁、
鳥肉ももを1枚、魚焼きグリルで塩コショウでただ焼いた物など。
(これラクで、とてもおいしいです。
昔、有元さんがテレビで紹介されてた記憶がうっすらある…)


夜。くにぞうが「明日は早起きで集合だぜ!」「おー!」
とひとりで掛け声を掛けていた。誰に言っているのか。
ああ、ついに明日、決勝だあ。