2006年3月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。


花粉症はこないだ、どっと出てきたと言った日から
たぶん1週間くらいで終わりました。
でも今年、花粉の量が去年の10分の1程度だったと新聞で読んでがっかり。
体の中の毒素が、すごく少なくなったかとぬかよろこびしてたのに。
ま、来年も出すだけですねえ。

(↓3/21日は、野球の話ばかりです…。飛ばしてください。笑)





[2006年3月下旬]


3月21日(火・祝)

ついにWBC決勝の、キューバ戦。 
くにぞうと鼻息荒く、テレビの前に陣取る。
祝日だから、きっと日本中の人が同じようにドキドキして見守ってるだろう。

そしたら、初回から押し出しで2点先取! おおおお~! やった。
しかしキューバは強いので、おそろしく、
もう何点でもいいから取っといてー!という気持ちだ。
(キューバは、アテネ・オリンピックで少しだけ見ていた。
松坂が腕に打球を受けながら、力投し、
日本がオリンピックで初めてキューバに勝った試合。感動した…)


その後、さらに今江のタイムリーで2点追加ー! すごい。
今江は、韓国戦、3塁のタッチでボールをこぼし、
それが敗戦につながったと思われてて、
後のインタビューで「あのままじゃ、日本に帰っても居場所がなかった」
とか言っていたので、
「今江打って、ほんとよかったね~!」とくにぞうと言い合う。



しかしキューバは、な、なんと先頭打者ホームラン! 
4-1に。ほらねー。こわいんだよ、強いんだよ、とすーっと青くなる。
でもそこから、松坂のピッチング、すごかったです。渡辺俊介も。



ムネリン(ソフトバンクホークスの川崎選手。
途中でこの愛称を知り、にわかに使ってる私ら。笑) は、
4回に打球に飛びつき、ソッコー起き上がって、1塁に矢のように投げ、
アウトを取るというスーパープレイもあったのに、
6回、7回とボールを送球前にぽろっと落とす連続エラー。
うそー!という場面。
それでベンチに戻った時、みんなに
「どーしたんだよ」と背中をバシバシたたかれたり、
年下の西岡に頬をごにょごにょにもみほぐされてたり、
自分で頭をポカポカなぐりつけていたのが、すごいかわいかった!



後でスーパーニュースの安藤優子さんのインタビューを見たら、
気さくに「あの時はどうしちゃったんですかあ」と聞いてて、
「あの時は、あのー、エラーしました(笑)」と
笑顔での、素直な答に一同大爆笑。

え、どんなふうな状況で…?みたいに、もう一回尋ねると、
「どういう状況だったかと言うと…、エラーしちゃった状況で…(笑)。
その後そのせいで俊介さんが力んで、
ちょっと点を取られてしまって、申し訳ないと思って」と言うと、
インタビュー席の隣に並んでた渡辺俊介投手が、
「あれは押さえてやろうと思ったら、僕が里崎のサインを見間違えて、
僕のミスなんで、『ムネリン』のせいではないです(笑)」と。
「さすが世界一のチームのカバーですね(笑)」 とムネリン。
ほんとに素直で明るく、24歳なのに高校生みたい。いいなあ、ムネリン。
安藤さんも、ぶっちゃけな雰囲気のインタビューがうまくて、
やっぱり大好き。



試合は、8回に藤田が2ランホームランを打たれ、
6-5まで追いつかれてしまった! がーん。もう、まっさおです…。
ちょっと打たれたら逆転サヨナラだよ、と思いつつ、
9回表、最後の攻撃。追加点が死ぬほどほしいとこ…。

ノーアウトの1塁走者が出たが、送ろうとするムネリンのバントを、
キューバがものすごい速い足で
走って、取って、振り向いて、投げて、2塁アウト! すご!
かなりがっくりきてたところに、
西岡がプッシュバントで自分もセーフに! うれし~、1、2塁だー。
しかし、この場面でこの度胸…。おそるべし21歳。

そこでイチローがライト前ヒットー!
ムネリンがホームに突入し、「神の右手」でタッチ。
いや~、もう、うまい! 審判もよく見てくれてありがと~!

そして9回に計4点追加して、最後は守護神、大塚が三振でゲームセット!
10-6でキューバに勝ったよおお~!!!!
優勝だあ~~~~!!!  世界一。信じられない。
くにぞうとめちゃくちゃよろこびあう。





選手達も王監督もほんとうに嬉しそう。
シャンパンファイトでは王監督が、
「諸君はすばらしい! 今日は思い切ってやろうぜ!」と言っていた。
この言葉、すごい好きだった。
小さいことだけど、ちゃんと選手を讚えたうえに、
「やろうぜ」 っていう仲間みたいなセリフが、
ほんとに短い中で、すばらしいと思った。
世間のリーダー的な人や社長さんは、
こういう態度で発言したら、みんなついてくると思うぞ。
その後王監督は、シャンパンで目がまったく開けられなくなってた(笑)。

シャンプーを仕込んだ上原や、
「先輩を敬え!」と叫んでいたイチローもほんっとに嬉しそう。
ああ、よかったねえ…。





次の日のあるスポーツ新聞の一面に、
日本の国旗がくるっと人に覆いかぶさるようになった時、
その中で抱き合うイチローと王監督が映っていた。
このふたりの間には、大会を通じて特別な信頼関係が築かれたようだ。


王監督は大会を振り返って、「2月21日に日本代表の練習を始めた時、
イチロー君がランニングの先頭に立って、全力で走り出したんです。
彼は体で選手を引っ張ってくれましたね」と語っていた。(朝日新聞)

一方で「王監督に恥はかかせられない」と言っていたイチロー。
この大会期間中に、王監督に
「バッティングが簡単だと思ったことはありますか」 と尋ねたそうだ。
そうしたら、「『そんな時期はまったくなかった』
と言われてすごく勇気づけられました」と。

世界一のトップ打者ふたりの会話。
そんな人でも、日々苦しんで、安住することはないのだと思うと、
涙が出るような感じがした。
凡人は口ばかりで、やることをやってないのだ。
少しは必死にがんばれよ、私!って感じだ。





ムネリンの優勝後の別のインタビューもよかった。
「これからもっともっとうまくなるんじゃないかと自分で思うし、
また明日が早く来て、早くボール握りたいなって感じです」と。
ほんとうに野球が好きなんだなあ。そんな職業につけて幸せだね。
WBCではイチローにくっついて、かなり学んだだろうから、
もっとすごい選手になるんだろうなと思う。

そのイチローは、他のみんなが日本に帰国する前、
「成田まで行って、戻ろうかとも考えた」とか、
「このチームでメジャーを戦ってみたいくらい」 とも言っててかわいかった。
メジャーでまた孤独なサムライに戻るのかな。




キューバのベレス監督も、レベルの高い人だと思った。
インタビューで 「我々は準優勝になったが、日本優勝おめでとう」
とか言っているのだから。
それから、「勝ちたかった。でも勝てなかった。
素晴らしい投手と闘うのがいかにたいへんか、誰でも知っている。
松坂はすばらしい投手だった」とも。

キューバの街の人も、
「日本の技術はとても高かった。キューバはもっと練習しないと」
と言ってるおじさんがいた。
もしかしてキューバって、すごい前向きな、いい国なのか。

とにかく優勝できて、ほんとうによかった…。
野球界もかなりよろこんでるよね。特にパ・リーグの人達。
事情があったにせよ、出なかった人は、
やっぱりくやしいんじゃないだろうかと思ったりする。
途中からでも熱く見れてよかったな。

しかし、インタビューでの発言を見るのも好きだから、
録画がほんとたいへん。
(それでめちゃくちゃ長く書いちゃって、すいません)
フル回転のHDDレコーダーよ、ありがとう。








3月22日(水)

出版社の方に教えていただき、
私が少しだけ文章を書く本のお仕事で、ご一緒させていただく
mitsouさんの展覧会へ。

「簡素なくらし」 (WAVE出版)という本も出されている方。
布小物や、ダンナ様がされている洋服もとても素敵で、
mitsouさんの世界が会場に、すっきり美しく確立されていた。
もうファンの方がたくさん買われた後のよう。
水色の細いストライプがきれいな布のポーチを購入。
ちょっとご挨拶して、お話もできてよかった。





3月23日(木)

急に、玄関の掃除。
風水的にも玄関はきれいでないと、というのを何度もテレビで見て
なんか気になっていたので。
出しっぱなしの靴は、家主の頭の上に靴を載せてるようなものだとか。
ゲタ箱の中を整理し、何年も履きつぶした靴に「ありがとう」と言い、処分。

北側で寒いからと置いてた天然水の箱なども台所へ移動。
(台所も整理したら、なんとか収納する場所を確保できた)
で、今までよりは玄関、かなりすっきり。
やれば、できるじゃないか。

そして少し開けたゲタ箱上のスペースに、
くまちゃんの茶香炉
(なんだか写真がうまく撮れないので…、くまちゃんHPの「WORKS」
「2004器の献立部屋」の下から3段目、右から2番目にあるのが茶香炉達です)
先日マッチ展で購入した、船の形をした「陶器のマッチ入れ」を飾ってみた。
そのマッチで火をつけて、茶香炉を炊いてみる。
いい香り。
すごい、いい感じ。
部屋が清められる気がする。

掃除すると、ほんとうに自信が生まれる。
そして1ヵ所だけでも片づいてると、生活がちゃんとした気がするから不思議だ。
キープしたいなああ。









3月24日(金)




やらなかったことより

やったことを

みていけばいい









3月25日(土)

午前中に、鳥とごぼうと大根の煮物をつくっておく。
冷蔵庫にいつもある出汁(昆布、しいたけの)に鳥肉を入れ、
あくをとってから、ごぼうを入れ、しばらく煮る。
無水鍋なので、出汁は3センチくらい。けっこう早く煮える。
大根も入れ、しばらくしたら、みりん、塩、醤油などで味付け。

まあそれはともかく、煮物のコツは、半日前くらいにつくって、
何回か味をしみ込ませることでは。(すでに常識ですかね…)
午前中につくって、2回くらいあたため直すと、
薄味でも、すごくいい感じに味が染みててよかった。
そして1品あるということが、夕飯の支度に余裕も生む。

午後、仕事。
けっこういい調子に進み、ほっとする。
いったんできないと、その後が苦しいことになるので。


夕ご飯は、その煮物と小松菜の酢みそ和え、太刀魚の塩焼き、
オニオンスライス、 ぬか漬けなど。







3月26日(日)

須藤拓也さん&須藤華順さん夫妻の展覧会へ。
神楽坂の「La Ronde d’ Argile(ラ・ロンダジル)」
というお店。
お休みのくにぞうと一緒に出掛ける。

拓也さんは、陶器。華順さんは、革の作品。
ご夫婦では初めての展覧会だとか。
ご挨拶する時、 おふたりが並んでらっしゃって、
その並びが作家さん夫婦という感じで、すごく素敵だった。

拓也さんのすっとした形のクリームイエローの鉢と、
華順さんのブローチ、鞄(麻&革)を購入。
革でできたブローチ、全部すっごいかわいかったです!
モチーフは花やスリッパなどもあり、でもどれも大人っぽいのです。

一部が畳で、和のような、でも洋のようなお店の雰囲気と、
おふたりの作品がすごくあってて、ほんとによかった。

そこから知り合いの方とごはんを食べるくにぞうと別れ、
神楽坂をぷらぷら。
今、神楽坂ってブームなんですね!
日曜だからだけど、けっこうな人が。裏道に入ったらもっと面白そう。
ドイツのパン屋さんでパンを買い、神社があったのでお参りして帰る。
(「お参りは大事だよ!」byまゆちん、ってことで)









3月27日(月)

朝早起きして、テレビをつけずに、ヨガ。
DVDに合わせて30分くらいやる。気持ちがいい~。
お休みのくにぞうに「これから毎朝やります!」宣言。できるのか…。

HPの日記の2月下旬をアップするが、
改めて見ると、またすごく長々になってしまってて、落ち込む。
私はぜんぜんかわらないな…。

そしてあ~あ、と、前に買っておいた本を開いたら、
今必要なことがぱっと出てきた。シンクロだ…。
「自分を磨く方法」アレクサンダー・ロックハート
(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)


その中に、エジソンのエピソードが書いてあった。
「電球を完成させるのに、1年以上も実験し、
5000回も失敗したそうですが、その時はどういうお気持ちでしたか?」
という質問に対してエジソンは、
「5000回も失敗した? そんなことはないよ。
うまくいかない5000通りの方法を発見するのに成功したんだからね 」 と。





だから、失敗は、失敗ではない。
その人が「そのことをどうとらえるか」だ。

ヨガだって、できない、続かないと思っても、今度はできるかもしれないし。
だから落ち込むのも、
後の成功のために、いい要因だと思い直した。

私も、やったり、やめたり、落ち込んだり、また始めたりして、
いい方向に行きたい。
それに、一度ですっぱりできてしまっては、人間ぽくないしね。




夕飯は、じゃがいもの上に途中から菜花を置いて、蒸した物。
菜花は、茹でるとすぐくたっとなるので、蒸したほうが断然いい感じ。
あとエリンギと小松菜の炒め、昨日の煮物など。
料理だって、失敗が次の成功につながると思う。
だからどんどんやってみる。











3月28日(火)

くにぞうが出掛ける時間に合わせて、6時半に起き、
おにぎりをつくって持たせてから、ヨガ2日目。
前の日のどよんとした体が目覚めていく。
その感覚、とてもいい。
起きただけでは、体は起きてなかったのだ、と思い知る。
なんで今までもっとやらなかったのかと思うが、
まだ食べ過ぎてて、朝起きられなかったのだろう。

午前中、ほこりはまだ少ない部屋にもう掃除機をかける。
こんなことだけで、優越感。

お昼は、玄米おにぎりとみそ汁。
ひとくち口に入れたら、箸を置くと、今までより、長く、よく噛める。
(誰か芸能人もテレビで言ってた)
玄米なので、噛みしめるとほんとおいしい。
うーん。しかし、朝から完璧ではあるまいか。
やる気が出る。








午後、マクロビオティックの本を見て、ない材料は適当にして、
プルーンを入れたケーキもどきを急に焼いてみた。
何でも急にやる人…。
しかも分量がこないだ買った型に入れたら、半分にも足りなかった。
てきとーすぎるんですけど。

蒸しケーキみたいな、やわらかクッキーみたいな代物だが、
高校の時以来、あんまりお菓子とかちゃんとつくってないので、
オーブンで温度を設定して、焼けたことに、けっこう感動…。






まあこんなでも、自分でやると
バターを使わなかったり(レシピは、紅花油。それがまた
新聞屋さんにもらってた缶が、ちょうどそれでびっくり。ツイてます!)、
黒糖を少しだけ入れたり、お菓子を買うよりいいと思うので、またやりたい。





夜帰ってきたくにぞうに「蒸しパンぽいよ」と念を押して出したら、
「おいしい! こういうことをしてくれると、
外で働いてるサラリーマンは嬉しいんよ」 と感激していた。
サラリーマンだったのか…、くにぞう。








3月29日(水)

ヨガ3日目。
続いてることに感動。

しかし、その後風呂で半身浴しながら、爆睡してた(笑)。
まあまあ。 許す。

仕事をした後、出掛ける際に
おにぎりひとつとほうじ茶を持っていくことにした。
そろそろ自販機で温かいお茶のペットボトルもなくなってくるし 、
お金も使わないし、体にいいし、かわいいし。
小さいポットは前に買って数年使わず、眠っていた物。
ニチニチ日曜市で買った
リーダーさんがつくった小さなバッグに入れてみた。
かわい~。




   1.用意して。




    2.入れて。            3.お出かけ待ち。

外に出たら、桜がきれい。
もうだいぶ咲いている。
今年も生きてて、見れてよかった。(つよぽん発言ぽい…)







朝昼兼用でへんな時間に食べたので、おにぎりは
小腹が空いた時に、駅のベンチでよくよく噛んで食べた。
玄米おにぎり、おいしい。塩で充分。
きのうの蒸しパンケーキも、最後に思いついて、ひとかけ持っていった。


小さいポット、いいね。
「すいとう帖」(すいとう帖委員会)という自費出版の本を
大阪の「いとへん」さんで買ったので、その影響もあるのでは。
いろんな人がマイ水筒やポットを持ち歩くのが載ってたり、すごいよかった。
水筒風にヒモがついた、かわいい本です。私はみずいろにしました。
(「リトルプレスの楽しみ」(ピエ・ブックス)にも掲載)

これから夏に向けて、温かい飲み物がいるので、持ち歩きたいなあ。
やや重いのが難点だが。冷えとりには、ぴったしだと思う。


夜は、じゃがいもと小松菜を出汁でさっと煮た物(最後に塩)、
高野豆腐、うどを酢みそで、など。
今日は、ものすごいちゃんとしてたなあ。
かなりの感動。ひとつできると、相乗効果が出るようです。











3月30日(木)


ヨガ4日目。自分的に奇跡…。
朝起きる時間は、いつもすごく早いわけではないが、
前よりは全然いいので許す。

サッカー、エクアドル戦。
初めて知る佐藤選手(サンフレッチェ広島)のシュート、すご!
サーカス的な足技だ…。 反射神経だけで蹴ってるみたい。
もうほとんど引き分けか、という時間に決め、
これで1-0で勝ちました。 すばらし~。







3月31日(金)

ヨガ5日目。おおお。
午前中ついに、本のお仕事の原稿を送る。
とりあえず、ほっ。


午後、平岩夏野さんの洋服の展覧会を見るため、
青山の「ギャラリーcomo」さんへ。
春夏の、とても軽やかな色味が広がっている。
いつもながら、気持ちいい素材の服ばかり。
夏野さんとお話してたら、偶然DEE’S HALLのカナさんに会う。
そして水色のカーディガンを買った後で、
急いで江面旨美さんのBag展の最終日にすべりこんだ。

もう終了時間だったので、申し訳なく、あせって見る。
造形的な美しさのあるバッグ達。完売のようでした。




そこから、ユトレヒトヘ。
移転してから初めて伺うので、お電話して江口さんに道を案内してもらった。
中目黒駅からすぐ近くで、すごく雰囲気のあるマンション。
屋上には車がエレベーターで上がる駐車場があるとか。
(最初そのエレベーターに乗りそうになった…笑)

本のあるスペースは、小さな書庫のよう。
江口さん達の好きな本がぎっしり詰まっていて、
「これは、宝探しみたいな部屋ですね。好きな人は、止まんないでしょう」
と言うと、「けっこうみなさん、長いですねえ」と。
全国、遠くから来られる方もいらっしゃるそうだ。

デザインが素敵だなあと思ったら、
サン・アドの葛西さんデザインの本だった。おお。
ものすごく長細い本で、のこぎりなどが延々描いてある本。
横に置いてあるのを棚から出そうとしたら、
「どこまで本が続くんだ!」みたいな長さでよかった。



その後、銀座松坂屋のファインリファインでもうすぐ行われる
カワハラの展覧会の話など。
(このスペースの本をユトレヒトさんがサポートされてて、
そこに「ひとりがけの椅子」も置いて頂いてるのです)
ファインリファインのHPもできたそうなので、
教えてもらったりして、おいとまする。
(ユトレヒトの本を見る場合は、 HPで予約してからだそうです。ぜひ)



夜。戻って、金スマの橋田壽賀子さんのドキュメントを途中から見た。
録っとけばよかったな。
遅くに巡り会った最愛のダンナ様を、たしかガンで亡くされるのだが、
告知はしなかったので、泣ける場所も少なかったと。

くにぞうと後何十年、一緒に暮らせるのかなと思う。
普通の日を、大切にしていこう。
急に大切にしても遅いので。