2005年12月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。



年が明けてから、年末の話、その2…(笑)。
失礼いたします。





[2005年12月下旬]


12月21日(水)

外出したついでに、喫茶店でマッチにのせる言葉を考える。
喫茶店で考えるの、けっこう好き。

お昼にめずらしくあったかいおそばをたのんだら、
関東のおそば屋さんで、汁が濃いお醤油味だった。
おおー! さっぱり忘れてた! 
ほとんど辛くて飲めないので、そば湯をもらってみるが、
お椀からおちょこに移そうとして、大量に汁をこぼす。
ちょっと飲み、さすがにもうこれ以上はこぼせないだろう、
とお盆を拭いて、 「こぼしてしまって、すいません」 と店を出る。
なんで、時々忘れるんだろうなあ。 自分にびっくり。







12月22日(木)

なんとか終わった住所録の整理。
ラベルを打ち出し、年賀状を書き始める。
パソコンにむかうと、やっぱり目の疲れが激しいが、
休憩時に首をゆっくりただ回していたら、
けっこう目の疲れが取れて驚く。
やっぱり首がかたまると、血が通っていかないんだろう。
休憩&体のほぐしは、ずしっとたまる前に
ちょこまか1分でもいいので、早めにやると違います。





12月23日(金・祝)

小田和正さんのライブに、
スマップ中居君が飛び入りするコンサートをテレビで見る。
高校の頃、オフコースファンで、広島までコンサートにも行ってた私。
数年前、このクリスマス・ライブを友達にダビングしてもらってから、
年末はこれをかけながら、年賀状書きというのがなぜか恒例になっている。

小田さんが、毎年お客さんの近くに行こうと
全力で花道を走ったりしてるのが、 とても好き。
(すべりそうになった年もあって、かわいかった)
そして歌声はどこまでも果てしなく澄んでいる。
何歳か全然わからない。
私もこんなふうに最後まで現役でいる、という生き方でいたいなあ。

そして中居君は、ほんとうに緊張していて、
めちゃくちゃかわいかった。
開口一番「もうしわけございません」 とか言って、ウケとってて、
歌がダメなことをしゃべりまくってたのが、ほんとよかった。
でも歌い始めたら、とても素敵だった。
歌って、音程とかより、伝わる声を持ってるかどうかなんだと思う。

でも、
なぜ、人は人に、何かを伝えたいんだろう。
わかってほしいんだろうな。






12月24日(土)

2時半に寝たのに、昨晩少食だったからか、
おなかがすき、5時半に目が覚めた。
びっくりだが、そのままHP作業をやる。
冷えとりでは、睡眠は何時間でも気にしないでいいということだ。
やることがあったら、夜中3時までやって、それで6時に起きたらいいと。
少食だと、こういうこと、ありえるなと思う。

また最近、休憩時にテキトーな体操をすると頭がすっきりして、
自分の中ではお菓子が少なくなってきてるようで、 嬉しい。

午後、買物に。
いちおうクリスマスっぽいアレンジの花束も買う。
その花を抱えて道を歩くのが、嬉しかった。

スーパーは人でごった返していたが、
はしっこで誰かを待っている年配のおじさんが、
ジングルベルのメロディに合わせ、足でリズムを刻んでいた。
ほのぼの。







そしてクリスマス・イブなのに、
くにぞうのリクエストで餃子じゃ! 絵面が合わないぜ!(笑)
皮を寝かせておく時間が前よりちょっと長かったせいか、
今までで一番おいしい感じがした。
でも一緒に食べる鍋をちょっと洋風にしようと、
サーモンと芽キャベツ、きのこなど入れてみたら、
サーモンからごっつ脂分が出てて、寝る前にちょっと気持ち悪くなる。
これくらいでも、来る体になったか…。
(しかし、頂き物のケーキは食べたが)



そのため、長ーく風呂で半身浴し、
五日市剛さんという方の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という小冊子を読む。
これは、「うさぎの会」の谷さんが偶然手に入れられて、
すごくいいから、会員の方に送ろう!と送っていただいたものだった。

そして、ほんとによかった!!!
内容はちょっと不思議な話なのですが、その中で
「何か悪いことが起こった時に『ありがとう』と言う」
というのが、ものすごく私には衝撃的でした。
なんで?と思うけど、
すべて自分の身に起こることは意味のあることだ、と思うと、
その時、ガーンとして、がっかりしているよりも、
その出来事の自分への意味を理解して、気持ちをすっと納めるには、
ほんとうに魔法の言葉だと思う。

その後で読んだ浅見帆帆子さんの新刊
「やっぱりこれで運がよくなった!」(廣済堂)にも、
ちょうどそれに通じる話があり、びっくり。
何か悪いことが起きた時に自分がそれにどう対応するかで、
その瞬間に精神レベルがポンと上がり、不幸の連鎖が切れていく、
というようなことが書いてあった。
(わからないと、教えようと思って、何度も同じ不幸が起こるとか)

その本の中で、泥棒が入った時のお母様の態度によって、
いろんな偶然が起こり、いい結果になった、
という話が、とてもわかりやすく参考になった。



うーん、なんか各方面から同じような話が。
というか、みなさん、言われているように、
こういう話が普通にできる時代になっているんだなあと思う。

こういう本に出会わせてもらって、
うさぎの会の谷さんに、本当に感謝。
靴下のご縁で知りあったのに、不思議なことだなあと思う。
これも、必然なのであろう。
毎回、絹製品の商品のお知らせとともに書かれている
プチお話もすごくいいなあと思っている。

でも私もうさぎの会さんも、
決して宗教的な回し者ではございませんよ(笑)。
心と身体はほんとうにつながっていると思うので、
いい心がけにすると、身体が治る。 それも冷えとりの教えだと思う。

先ほどの小冊子は、奥付を見ると、
とやの健康ヴィレッジ」 というところから、
ネットでも手に入るみたいです。(初めて知るサイトなのですが)
響くかどうか、わかりませんが、興味のある方は、ぜひ。
薄くて、すぐ読める感じです。







12月26日(日)

起きて、まだ胃が重いようなので、
すごく久々にお休みのくにぞうに、朝から胃の裏あたりを踏んでもらう。
かなり楽になる。
そして昨日読んだ「魔法の言葉」を、
「すごいよ! くにぞうも読んだほうがいいよ」とコーフンして喋る。
「胃が重くて、ありがとうございます(笑)」 とか言う。


そして今日は、有馬記念。
三冠馬ディープインパクトが古馬を相手に
初の無敗の4冠目なるかという、今年最後の大レースだ。
家でくにぞうと電話で馬券購入。
パドックで、ちょっと、ん?と思ったが、
いつも小さい感じに見えるし、変わりないんだろうなと思う。

そして、レース。
結果から言うと、ご存知の方も多い通り、負けてしまった。2着。
直線で、いつもは大きい波動のように走ってくるのに、
今日は普通の馬のようで、そして届かなかった。
武君の「今日は飛ばなかった」 というコメントを後で聞く。
これが、古馬との差ということなのか、菊の疲れがあったのか、
原因はよくわからないそうだ。
しばらくぼおっとしたが、でも、無事でよかったと思う。
三冠も取れたのだから、もう充分であろう。
有馬は、勝っても負けても、なんか今年終わりの切なさがあるね。
春、ディープの次のレースを待とう。
馬券は、全部馬単にしたのでアウトだった。


そしたらその後、安田隆行厩舎のホーマンアピールが
阪神11R 六甲アイランドSに。
くにぞうが「あ、タカさん、阪神に出してるよ」
と教えてくれたので、馬連100円総流し。
レース直線で「あ、あ、あ、きてる…、
ぎゃー! どう? 届いた?」とくにぞうとリプレイを凝視。
馬体がほとんど重なっていて、よくわからない。
なかなか写真判定が出ないので、
心の中で「同着でありがとうございました」
(「魔法の言葉」の感じで)と言って、
ずっと待ってたら同着だった!(これ、珍しいこと)
2着同着で18770円の万馬券!  ありがとうございました。



そしてイブに引き続きまして、クリスマスも餃子!
今度は、ゆで餃子。うんま! 
あとカボチャ煮や、ほうれんそう炒め。
まったく、すでにクリスマスではあるまい(笑)。



そして隠していたプレゼントを出して驚かせる。
冬の服が足りないみたいな感じだったので、
かなり店で迷ったあげくの、
普段着ないような明るい色のセーターをあげたら、すごい似合ってよかった。
「明るい色のほうが、気分が明るくならない?」 と言うと、
「ほんとそうだねー」 と言っていた。

夜、風呂で「魔法の言葉」を読んだくにぞう、
「うーん、すごいね~!」と言っていた。
「これから、何でも『ありがとう』だな」 とも。
こういうのを、すぐ素直に信じてくれる人で、よかった。







12月26日(月)

外出の道々、マッチにのせるのに使えそうな写真を撮影。
近所の団地の、冬の枯れた庭も、味わい深い。
ほうきがあった。
ずっと長い時をここで。






最後にバスに乗ってたら、
障害者の方と思われる女性が、
運転手さんに「ありがとうございました」と言って
たくさんの紙袋を持って降りていかれた。

その後、ゴトンと音がしたので、そちらを見ると、
座席から小さい鞄が落ち、 後ろのおばさんが
「これ、今の人が忘れたんじゃない?」と言われた。
運転手さんのすぐ後ろだったので、 運転手さんも振り返って見ていたが、
あ、どうしよう、という表情。

で、「私、次で降りるので、降りて渡しますよ。
ここで降りていいですか?」 と言うと、
「すいませんね」と信号でドアを開けてくださった。
で、鞄を持って降りたはいいが、あれ、姿はない。
走って後を追いかけないといけないのか、
わ~、もし見つからなかったら、大捜査線?と走り出した矢先、
さっきのバス亭の陰で、電話をかけようとしている女性発見!

「これ、お忘れじゃないですか」と渡すと、
「あ、よかった…。今バスの営業所に、電話しようと思ってたんです。
ありがとうございました。ありがとうございました」と何度も言われる。
ちょっと目に涙が光っていて、ドキッとする。
心細かったのでは、と思う。
「お気を付けて」 と別れる私。

こういうことをすると、まるで自分にいいことがあったかのよう。
とてもいい気分になって嬉しいので、
最近は躊躇したりしないで、わりに積極的にするようにしてます。
レベルアップのためにも(笑)。
(くにぞうに話し、ほめてもらった)

夜は、大根と厚揚げの煮物、にら玉など。
帰省するので食材を使い切らねば!










12月27日(火)

くにぞうは、今日はおむすび5個持参。
今日は、大根葉を炒めたのを混ぜたのもつくってみた。
自分でも食べたら、おいしかったです。

連日、HP作業やら、年賀状作業の続きやら、
帰省の荷物作りやら、おおわらわ。
ああ、年末って。
しかし「せわしなくて、ありがとうございます」 と言ってみる。
事態はかわらないが、
なんとなくおかしくもなって、なごんで、いいかも。







12月28日(水)

NEWSにもすでに書きましたが、
「リトルプレスの楽しみ」(ピエ・ブックス)が届いていた。
すごい、いい感じの本だ…。びっくり。そして感動。

クー・ド・ビーの自費本「HAPPY&JUMP」と 「しずかな夜のすごし方」、
そして 「ひとりがけの椅子」まで、
こんなにも素敵に紹介してくださるとは。
すぐにアピスラボラトリーの今井クミちゃんに
「本届いた? すごいいいよね!」とメールしたり、
カワハラに2冊のうちの1冊を送ったり。

本をがんばってつくって、発表して、
その当時は、もうちょっとバーンと反響があったら嬉しいなあと
贅沢なことを思ってみたりしていたが、
何事もかなり後になって、発酵して、
いいことになったりする、とこのごろよく思う。
自分が信じてがんばったことなら、
ちょっと後なので、待っていることだ。






12月29日(木)


お土産を買おうと紀ノ国屋に行ったら、
今まで見たこともないような長蛇の列が~! びびった。
みなさん、正月のお買い物のよう。朝が混むんですね。

じっと並んで、無事に東京駅へ。
これから、くにぞうの実家へ帰省。
くにぞうは仕事で、元旦しか休めないので、私が先に帰る。
そして年が明けたら、私の実家へ行く予定。


新幹線に乗る時、またいいことがあった。
指定が取れてなく、自由席の列に並び、
あー、ぎりぎり座れるくらいくらいか、どうかなあと思いながら、
前の小さい男の子を連れたお父さんに、
「これ、10:50の列でいいんでしょうか」と聞いてみると、
「一応僕たちもそのつもりですが、
座れなそうだったら、次のに乗ろうかと」 と言われていた。

で、だいぶ待って乗り込み始めたら、
やっぱりちょっと人が多い印象がしたのか、
「次で行きますので、どうぞ」 とそのお父さんに順番を譲ってもらった。
で、迷ったあげく、入ってみたら、入り口近くに1席空いていた。
よかったあ。あと30分くらい待つとこだった。

荷物を置いて、ホームのその親子に
「ありがとうございました」 とちょっとお礼を言って戻る。
お父さんはニコニコしていた。
この親子には来年もいいことがあるのでしょうね。

車内から「今、乗りましたあ」と電話したら、
お父さんと姪っ子達が、新幹線の駅まで迎えに来てくれるそう。
ありがたいことです。


更新の遅い「あおきみノート」をいつもご覧くださってる方、
本当にどうもありがとうございました。
2006年も、なにとぞよろしくお願いいたします。