2004年12月下旬

日記 2004年12月下旬


12月16日(木)

今日は
「第3回スイセイ先生パソコン教室」の日だ。
高山なおみさんのダンナさん、スイセイさんに
カワハラと私が
自分のHPづくりを習っているのである。
私がノートパソコンを背負って、
カワハラ宅まで行き、
先生を真ん中に机をふたつに並べると、
ほんとうに学校みたいで「なんかいいね~」
と久しぶりに新鮮な気分。

しかし!不出来な生徒達の復習が遅れ、
第2回の教室から早何カ月が経過…
(先生、こんな生徒でごめんなさい…)。
HPやろうと思い立ってからは、
もう1年以上経過してるっつー(笑)。

しかしカワハラがついに
「年賀状でHPの告知をする!」と
決意表明したため、私も青ざめつつ、
なんとかその波に乗る決意をしたのだ。
過去2回の授業でもうアドレスは取得し、
HPは少しだけできていた。
「仮のタイトルが入った扉」、
そしてカチっとクリックすると
「プロフィール」に飛ぶ、
というかわいい2枚。

それでもHTML言語という記号相手に
未知すぎることばかりだったので、
実際に初めて
インターネットで画面に出てきた時は、
「うお~~!!!すごーい!」「できてる~~!」
と3人で拍手喝采。

そして「先生!ありがとうございます!!」
とがっちり握手。
その後も「すごーい! すごーい!」と
何度も扉からプロフィールに飛んだり、
戻ったりしてるアホ生徒ふたりだったが、
基本はなんとか学生のように
ノートに書き取っていた。
なので、それを応用すれば
自分ひとりでもけっこうできるはずなのだ。

そこで私も自宅で一念発起し、
授業のノートを開き、
恐る恐るあれこれやってみたら、
かなり時間はかかったが、
ついに新しいページが画面に現れた!
「おお~!」ひとり家で鳴りやまぬ拍手。
「できたあー(泣)」

しかし、その後何度やってもページに
飛ばない部分が出てきたりしたので、
私の行けない日の教室で
先行して習ったカワハラに電話し、
「スイセイさんが打ち込んだ記号、
そこ何て入ってる?」
と聞いたりして、また何十分も格闘したら、
ちゃんとページに飛んだ! 
ああ~! 泣きそうに感激…。
それであと2ページふやし、
リンクなどもしたのだった。

そして話は今朝に戻り、カワハラ宅に到着した
スイセイさんに
「先生、私ちょっとやったんですよ」
とニヤニヤ言うと「おお、見た。すごいのう」
と言ってもらい、嬉しかった。

「ノート見ながらやったら、ほんとにできて
感動でしたよー」と私。
窓からの明るい光を受けながら、
3人で朝のコーヒーを飲みつつ、
「ここ、すごく気持ちいいカフェみたいだね」
としばし和む。

が、「よし、やろう!」という先生の掛け声の後、
そこから夜の8時過ぎまで9時間近く、
お昼(カワハラさん作、玄米ごはん、
具だくさんみそ汁、野菜のおかずなど)
をはさんで、ガンガンと教室は続く。

主に写真の多いカワハラのHP構造を
スイセイさんにつくってもらいながら、
それをノートに書き留めたり、
私の日記のフォーマットを教えてもらったり、
細かい質問が飛んだり、
生徒の常識がなかったりで、先生は大忙しだ。

 最後にカワハラの本の装画が全部画面に現れる。
「やったあ~!!!」「すごい~! きれい~!」
の大歓声&大拍手。カワハラは涙ぐんでいるほど。
 そして用事があったのに遅くまで
教えてくださったスイセイさんを、
「ほんとうにありがとうございました」
とお見送り。

その後ふたりでごはんを食べ、
「いやー、ほんとによかったなあ」
「ついにHP、人に言える時がくるね」
などとしみじみ話す。
家に帰ってHPを開けてみる。
自分の言うことを書ける場所がそこにある。
ただ嬉しい。


12月21日(火)

日記の1日の量が長く、申し訳ございません(笑)。
「回想録」と名前を変えたほうが
いいかもしれません。
これは、ある日の健全なお昼ごはん。
ほうれん草とわかめのみそ汁、
たまご&すりごまかけごはん、焼き厚揚げ
カブのぬか漬け。わー、びんぼうくさー。
しかし、うましです。

ぬか漬けは1年半程前から始めました。
ずっと憧れだったんですが、ついに決心して
通販生活で中身(わりに無農薬だったかと)まで
一式買い、冷蔵庫でやってます。

ひとり暮らしのみなさん!、
冷蔵庫でぬか漬けは超おすすめです
(外に置いとくほうが早く
できるんですが、管理がたいへんそう)。
最初はおっかなびっくりで、
毎日混ぜたりしてましたが、そのうち冷蔵庫なら、
3、4日くらいほっといてもいける!と、
ずぼらっております
(すいません。混ぜれる人はぜひ毎日どうぞ…。
あとキャベツなど水の多く出るもの入れたら、
まめにしぼったりしないとダメです)

しかし、これってただ野菜を入れとくだけで
できるので、おかずのない時にもほんとに重宝。
かきまぜる時に、
ぬかのいい香りで心がやすらぎます。
ほんとに。顔を容器につっこんで
吸い込んだりもしてます(笑)。

自家製漬物は冷えとり的にもいいはずだし、
ぜひ挑戦を。
失敗しそう…という方、
たぶん失敗しないと思います。
それに1回そうなっても、
またやったらいいじゃないですか。
私は嫁ぎ先のお母さんに、時たま
「ぬかはどのくらいで足すんですか?」とか
電話で質問したりしてやっています。
これ、なんか食生活に自信つきますよー。


12月24日(金)

クリスマスイブ。
毎年恒例の10センチくらいの
ミフィのツリーをテーブルに飾る。
くにぞうは、仕事ですごく遅くに帰宅予定だ。
洋食っぽいものを夜中に食べ過ぎると、
次の日具合が悪くなるので、
和食にしようかとも思っていたが、
事前に聞くとどうやら洋食希望のよう。

そして「スパゲティはどうなってる?」と
訳のわからない疑問文だ
(うちでは「これやって!」とかでは、
カチンとくることがあるので、
「お茶どうなってる?」とか、
「七味は冷蔵庫にありますか?」とか、
妙な文で暗喩しあう場合が多い 笑)。

 私がスパゲティの普通の太さの
乾麺(細いのや、手打ちは好き)が
そんなには好きじゃないので、
家ではあまり登場しないのだが、
夏にトマトから煮て、何度かつくっていた
魚介のトマトスパゲティにする。

あとは野菜が多くて温かいもの、ということで、
昆布としいたけの出汁に、
ソーセージとじゃがいもなどの
野菜を入れたポトフに。
ソーセージの塩気だけで十分。
わりにあっさり味にできた。
あとチーズやら、ハム、パンを少し。
くにぞうはクタクタになって帰ってきたが、
ふたりで「どっちの料理ショー」
の録画など見ながら、おいしく食べた。
こうして過ごせて、ありがたいことだ。
 


12月31日(金)

今年はいろんな事情で、初めて
東京でお正月を迎えることに。
田舎に帰らないお正月は
実は私ははじめて。初心者だ。
いったいどんな感じなんだろう。

年末もずっとHPづくりなどに追われてたので、
せめて黒豆と数の子だけでも準備しよう、
と思いつつ、
はや大みそか。しかも大雪!

買物に出れそうにないので、時たま配達してもらう
自然食のお店に黒豆やお餅などをたのむが、
雪道で8時過ぎに到着。
そこから急いで豆を水に漬け、
塩抜きしておいた数の子を出汁に漬けたりする。

おせちは実家や嫁ぎ先で手伝ったりしてたものの、
ひとりでやるのは初めて。
有元葉子さんの「有元家のおせち25品」
(メディアファクトリー)を見てやってみる。
でも黒豆は経験あり。ふっふ。
近所のそば屋さんの一品が
あまりにおいしかったので、
やり方を教えてもらい、何度かけっこう
おいしくできたことがあるのだ。
でも今回は味がしみる時間が足りなすぎか。

本をめくると「紅白なます」も
すぐできそうだったのでやったら、
千切りがバラけてて太! 
マッチ棒よりかなり太! 
これ、書いてあるとおり、おいしさに
すごく違いが出るんですねー。
しかし柚子の千切り入れると、風味がよい~!

そしてHP作業と雪で、
初心者はお飾りを買いそこねたことに気づく。
2段のパックの小さい餅は
買っていたが、装飾品がほしいわー。
それで今になって、
まだ何か売ってるとこはないかと
9時前に重装備で雪の街に出たら、
ひとっこひとりいない(当たり前です)。

コンビニにも何もなかったので、
考えて街路樹の葉っぱをちょっと失敬し、
みかんの上にのっけてみたら、
意外にかわいかったです。
松本で買った漆の板にのせてみました。
めちゃくちゃ自己流…。
雰囲気のみですが、何かこういうの楽しいかも。

そんなこんなで紅白も見ず、3時までHP作業して、
ゆっくりお風呂入って寝ました。
くにぞうも仕事で明日帰宅予定だ。
今年もいろいろよいこと多かったです。
みなさま、お世話になりました。