2010年6月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。





[2010年6月上旬]




6月2日(水)

水曜だけの、くにぞうのお弁当。





ネギ入り卵焼き、おにぎりの鮭の残り(←おにぎりと弁当を持って行くので)
ピーマンのきんぴら(フライパンで炒めて、みりん、醤油をジャーッ)、
ウドの甘酢漬け(もうずっと前から漬かってる)、トマト、
もやしのナムル(茹でて、塩、コショウ、ゴマ油、すりゴマを混ぜるだけ)、
お義母さんの昆布佃煮、梅干し、玄米。

えーと…、基本的に、
おかずのレパートリーや、調理法は、毎週ほとんど同じですね。
週1だから許される、この普遍性…(笑)。









6月3日(木)

ヨガの後、カワハラ宅へ。
ちょうど、作品ファイルの整理をしていて、
見せてもらったり、こうしたら?と言ったり。

カワハラさん、これまでに膨大な仕事をしているなあ、と思う。
そして素直な性格だから、いい仕事を、次々に頼まれていると思う。
「いいほうに行ってますね~、さすが~(笑)」とほめる。








6月6日(日)


去年に続いて、くにぞうが職場で、
巨人vs楽天戦のチケットを抽選でもらったので、
もーーーーー、超たのしみにして行く。
また玄米おにぎりやら、おかずを持参して。
ビールは、早めに買って、ぬるくなるのを待って飲んだり。
(あまりにも冷たいのだ!)


早く席に着いて、練習を見るのが楽しみなので、
約1時間前?に小走りで行く。
そしたら、ななななんと、
岩隈が、守備練習?していました~~~!!!
なんか、ショートの後ろのほうで、
バッティング練習の球が飛んでくるのを待っているふう。
初めて見る光景!
汗ダクで、なんとなく、しっかりかまえてたり。かっこいいー。

しかし、な…、なぜに?
今日は登板ないのに。
ウオーミングアップ的に?

とにかく、双眼鏡でガン見(笑)。
しばらくすると、引き上げていったので、
くにぞう相手に、「わ~ん、もう、早く着いてよかった~!」と騒ぐ。




そっから、鉄平さんが、ライトの守備練習に続き、
キャッチボールをしに出てくる。
なななんと、いい席だったので、わりとすごく、目の前!

そして、わわわ…、途中で向きが変わって、真正面に顔が!
きゃーーーー、目が合っちゃうかも!(合いません!!! 双眼鏡だし)
あー、しばし、堪能…。
かっこいい~。よかったあああ。

まさか、自分がこんな、野球選手を追っかけることになろうとは。
思いもよらない2010年(笑)。



      *********



試合はというと、
巨人にまたやられるかと思いきや、マー君がんばる!
初回に阿部に3ラン打たれ、逆転された時は、またかー、と思ったけど、
打線がなぜか、
ノリが連続ホームラン!
武司ソロ、高須3ラン、嶋ソロ、ルイーズ2ラン、
という
盆と正月がいっぺんにきたようなホームラン大爆発で、
10-4で勝ったのでした!



最後、マー君のインタビューの時、近くの席に行ってみたら、
すぽるとの田中大貴さんもいて、
「大貴いるよー!」と、くにぞうと大盛り上がり。
ズームで写真も撮ってしまいました…。

いつも巨人には、こてんぱんにやられるので、
こんな試合だと、スカッとする。
しかし、東京ドームって小さい。ホームランがよく出るはずだ。










6月13日(日)

今日まで数日、実家に帰省。
くにぞうの好きなかまぼこ「白銀」を買って帰る。
その日の夕飯。


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かまぼこ、トマト、茹でオクラ、茹でとうもろこし(ビタで、水数センチ)、
鶏もも焼き(ただ魚焼きグリルで)、
生ハム&ゴールデンキウイ(←私、つい最近知ったのですが、甘いですね…)、
ぬか漬け、ぬる黒ビール。
どれも、一瞬でできるものばかり、なり!




6月14日(月)

また自家製パン。
久々に卵サンドにしたかったので、
ゆで卵サラダをのっけて。おいしかった…。
キュウリには塩をふって。
オレンジジュースも、普段は飲まないけど、常温でちょっと。
&くにぞうの、ミルクティ。


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(今書くと、もう懐かしいけど)
夜中に、ワールドカップの初戦。カメルーン戦。
サッカーは、全然詳しくないが、やっぱり、そこは緊張して見る。
そして本田のゴールに、鳥肌…!!!
くにぞうと背中をバンバン叩き合う!



後で、テレビで解説していたけど、
あのゴールの、
最初に前線に運ばれた球を受けていたのも、本田で、
そこから、するすると移動して、あのゴールとなったようだ。
松井の、ふっと左に移動してのパスも、すごすぎ。
日本全国が、沸いた。


事前に、本田のオランダでの密着とかを少し見ていて、
ほんとに、やる気のある人だと思った。

やはり、弱いことは考えず、
常に最高のことを想像している人なのだろう。
そういう人が、「何か持っている」というのだろう。










6月16日(水)


料理家の内田真美さんが、
以前からよく私の日記を見てくださっていて、
私がクイックブレッド(日記10/2/15)をつくったのを、
とても喜んでいただいたよう。

それで、メールしているうちに、
お互いに「粉物(こなもの)が大好き」という話になって、
「『粉々会(こなこな)会』でも、しませんか?」という話に。
(↑真美さん、命名)


私、ほんとに以前から、
あんまり甘くない、粉~!っていう風味が感じられるような、
パンや、スコーン的なものが大好きで。


それで、ほんとに今日
第1回「粉々会」をすることになって、真美さんのおたくへ。
伺うのは、2回目。
ほんっとーーーーに、きれいで、素敵なおうちなのです。
桜有子(おうこ)ちゃん、ちょっと大きくなったー。かわゆし~。
が、お昼寝あけのところ、泣かせてしまって、ごめんねーーーー!



しばし、よもやま話。
あんまりきれいなので、
「ここは、いつも、どんなふうに掃除を?」とか、いろいろ聞いてしまう。
あとメールのやりとりで、ふたりとも、
スポーツ観戦(テレビ)や、感動話が大好きということが発覚し!、
あれこれ、「あれもすごかったですよねー!」「ねーーー!!!」
とひとしきり喋りまくる(笑)。





        ********





「さて、そろそろやりましょうか」ということで、
持参したエプロンをつけると、
急に緊張ぎみとなり、「いやー、できるかな~」と私。
料理教室とか行ったことないし、
お菓子をつくった経験は、高校の時、ちょっとだけだし。
でも真美さんは、にこにこ「大丈夫ですよ~」という感じ。


で、「あおきみさん、あっ」と
クロスを持ってきてくださった手を止められたので、
何かなと思ったら、
真美さんは、エプロンのひものところに、
クロス(手を拭いたり)をはさんであるのだった。
くーーーー。かっこよし!


私、日頃のエプロンだったら、ひもを結ぶタイプだったのに、
よく見たら、あんまりにも汚いので(笑)、
無印の、買ってタンスのこやしだったエプロンを持ってきてて、
ポケットがついているタイプなのだった。


でも私も、どうしても、
その「クロスはさみ」をやってみたかったので(笑)、
「ポケットにひっかけてもいいですか?」とやってみる。
(これで、ござる↓)
うふ。なんか、料理家気分を満喫…。





そして隣同士に並んで、
真美さんが、もう2人分、計量してくださっていたので、
まず小麦粉をふるって、






きび砂糖や、ベーキングパウダーもふるい、
(↑砂糖は、あんがい固まりがあるのですね)






小さい角切りにしたバターを、粉に混ぜ込んでいくのです。
まずは粉の中に入れた、角切りのバターを、
ナイフで、さらに細かく切っていきます。

これ、まな板の上でやるんじゃなくて、
よく西洋の人が野菜の皮を空中でむくような、
手前にナイフを持ってくるような感じの動き。

ここ、「あれ、どのように…?」と、思いましたが、
お隣に先生がいらっしゃるので、見てたら、よくわかりました。

で、だいぶ細かくなってきたら、
今度は、両手で軽くすりつぶすように、粉にバターを含ませます。
そうやった状態が、これ↓





このバターを粉に入れ込む動きが、すごくプロな感じでしたねー。
ひとりだと、なかなか、わからなかったかも。



その後、お話しながら、牛乳と卵を混ぜたものを、ボウルに入れた瞬間、
「あれ?、違う!」と真美さんが。
どうやら、量を書き写す時に、2人分の量になっていたよう。
「ごめんなさ~い!」
「いや、ぜんっぜん大丈夫ですよ」ということで、仕切り直しに。
私としては、バターの混ぜ方の復習ができて、よかったくらい。
2回目は、ちょっと上達(自己申告…)。



      *********



で、バターの入った粉と液体を、ささっとフォークで混ぜた生地を、
台に麺棒で伸ばして、丸い型で抜いていく。
ここも、型の上から手のひらで押しちゃうと、
その逃げない空気で、生地を押しつぶすことになっちゃうので、
上をあけといて、両手で押し、くるっと抜く、みたいな
技がありました。







抜いたら、また生地をさっとまとめて、2番生地として、抜き、
最後は手でまとめて、お団子のように。

そうしたら、上に牛乳と卵を混ぜたものをハケで塗って、
オーブンへ。
15分か、20分くらいしたら、焼けましたーーー!!!
わあああーー。美し~~~。いい匂い~~~。







その焼き上がる前に、
生クリームを泡立て、自家製のプラムのジャムとともにセット。
この、セッティングの美しさにも、感動しました…。







全体は、こんな感じ。
イギリス…?みたいな。






おいしいハーブティとともに。







(ちょっと写真、ピント合ってませんが)
アップなスコーン。うっとりだあああ。








「さー、熱いうちに、食べましょう~」と真美さん。
スコーンは、もともと、こういうふうに、
つくって、あつあつを食べるものみたいなのです。

味わいは、もーーーーーー。おいしいーーー(泣)!
「いやー、すごーーい。 めちゃくちゃおいしいーー!」
と大感動な私~~~。


私が抜いたほうは、
ちょっと生地を薄く伸ばしてしまったので、厚みが少なかったけど、
ぜんぜん、おいしかったです!
真美さんによると、
今、暑いので、生地がだれてるそうで、
真美さんが抜いたほうでも、膨らみが足りないそう。そうなのか…。


そして、プラムの酸味のあるジャムも、素晴らしくおいしくて!!!
おみやげにも、頂いてしまいました。




        ********



その後、
最初の牛乳と卵が多く入ってしまった生地を、
真美さんが、平たい型に入れて、
「これも、焼きましょう~」と焼いてみたら、ミラクルが。


スコーンより、もっと水分多めの、
しっとりしたケーキのようなものが焼き上がり!
私、しっとり好きなので、
「これ、すごい!!!」と目がまんまるに。

偶然から、こういうものができて、神のプレゼント?と思ったけど、
でも料理家の方って、いつも、こうやって、
分量を変えてみたりして、レシピをつくられてるんだよなあと思う。


そのスコーンブレッドのようなケーキを、
真美さんが、たっぷりおみやげに。
しかも包装が、かかかっこいい…。
これを、ささっとやって、渡されるのが、かっこいい…。
(うちで撮影したもの↓)






開けてみたとこ↓
翌日そのまま、とか、温め直したりしても、おいしいし。
すごいです、これ!






ということで、
大満喫の、第1回「粉々会」でした。

冷えとりでは、甘いものは食べ過ぎてはいけませんが、
「手づくりのものって、絶対に大量生産の市販のものより、体にやさしい」
という実感が、
冷えとり当初から、いろいろ食べてきた結果、あります。
お砂糖をはじめ、材料も選べるし。甘味も調節できるし。
つくりたてだし。気持ち入ってるし。


そして、私のような人でも、なんとかできるので、
みなさんも、つくられてみては。

はーーーー、しかし、楽しかった。おいしかった。
とにかく真美さんに、感謝な日でした。