2010年10月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。





[2010年10月上旬]




10月1日(金)


ついに自家製味噌を、冷蔵庫に移すことに!




新聞紙を取ったところ。
陶器の重しの下に、ラップと味噌。
上に「たまり」という醤油のような液体が上がってきて
表面を覆ってきたら、カビの心配はほとんどなくなる感じ。
今も、どこにもなかった。

上のたまりをスプーンですくって、取り分けた後、
全体をへらで混ぜる。
「おお~~~、できてるよーーー!」と
くにぞう(←授業と授業の間に家に帰ってきている人…笑)に言うと、
「やったね! やったね! 多くても、ちゃんとできとるね!」
と騒いでいた。







今年は3倍の量にしたから、どうかなーと思ったけど、
かき混ぜてみたら、一番上だけ濃い色だけど、
後は下まで同じような色だった。
10月だから、だいぶ茶色なのかも。とにかく夏を越すとよいそう。



その場で味見してみる。
「いいんじゃん? まだ塩気は強いけど」
「おいしいよ!」とくにぞう。
「去年、最初、どのくらいの塩気だったっけ?」
「さあねえ」ということだったので、
ちょっとだけ去年の、残しておけばよかったかも。
全部食べちゃったなー。
でも、その味は、この「出したての味」ではなくて、
もうちょっと塩気がこなれて、
やや冷蔵庫内で熟成も進んでいるから、比較にはならないけど。



        *********



ともかく、ジップロックに詰める。
去年より、かなり大きいジップロックが、たまたまあったので、それに。
右上のは、スプーンですくった「たまり」。






最初、ぜーーーったいに冷蔵庫に入り切らないから、
半分だけカメの中に置いておいて、
また上に「たまり」をのせておけば、カビもこないのでは?と
数日前から、「マイ理論」を展開させてみたが、
そんなことをネットに書いている人は、いないようだ…。
外に保存してても、大丈夫みたいなんだけど、どうも不安で…。


で、ジップロックに移していったら、
なんか大きいの3つに入りそうになってきた…。
試しにひとつ、冷蔵庫に入れてみると、
奥のほうにぎゅうっと入れたら
(回る冷気のことを考えると、
あんまり、こんなことしないほうがいいと思いますけど…笑)
なんとか、これは、3つ入るか…?!と思えて、
もう全部詰め込んでしまうことにする!


んで、これが全部!!!
タッパーのは、すぐに使う分。
全部で約11キロくらいできました!!! すごーーーーいよー。







くにぞうが予習しているテーブルで、
「あ、ちょっとだけ撮影を、ごめん。
あ、そこ入るから…」とか、テキストをよけさせつつ、
何枚も味噌を激写…(笑)。
寝かせて撮ったり、並びを変えたり。撮るのが難しいわー、味噌…。

「たまり」は、結局瓶に入れて保存。
毎年なんとなく使えてないから、今年は、醤油感覚で早く使おう。






はーーーー。すべて、終了!!!!
味噌鍋の好きなくにぞうが、
「味噌を移す、移すって、いつ出すかと思っとったけど、これで安心だね!」
と嬉しそうに言っていた。
実は、ずっとハラハラしてたらしく、
もうほぼ空になった市販の味噌の容器を、冷蔵庫のよく見えるところに、
これみよがしに移動させてたらしい…(笑)。
「遅くなってごめんね!」と言う。





思っていても、夫婦のそれぞれには、
「これは、こうしよう」と考えてる場合が多いので、
「いったい味噌は、いつ出すんだよ!」(←このセリフ、笑える…)
なんて、せっついたりしないのが、いいと思う。
そういう感じをくみ取ってくれて、ありがとう、くにぞう。


何事も、そういう「小さい訓練」が、大事なのだと思う。
私も気をつけているつもりだけど、
きっと、できてないことも、まだまだたくさんあるだろう。
少しずつ、小さいことをドリルのように、やっていくしかない。

あと、自分の不満を
「どうなってるの? 言ったじゃん!」とか
ばっと言いたい時、
ぐっと飲み込んで、
「思いやりのある聞き方」にするのも、大事で、利口だと思う。
「そろそろ味噌鍋の味噌がなくなってきましたけどねえ…」とか。

このくだり、味噌が主題だと、すべて笑える…。











10月2日(土)

この秋のスマップのコンサート以来、
剛君の投げキスで、きゃーきゃー言っていたので、
出掛ける時に、
くにぞうが何回か、冗談でやってくれた。

(私の、剛君の、いちばん好きなやつは、
2本指を口に当てて、ぴゅっと放つみたいなやつ)

くにぞうがやると、
どう見ても、
駅員が安全を確認しているか、
寿司屋が間違って、ネタを飛ばしてしまった、
みたいにしか見えないので残念…(笑)。

「もういいですから」と言うのだけど、
やりながら、ドアの外の階段を降りつつ、
笑顔で去っていく場合があって、
おもしろすぎて、おなかが痛いので、すぐやめてほしい。









10月3日(日)


かぼちゃに続いて、今度は、にんじんスープ。
あらく刻んだにんじんと牛乳、塩を沸かし、
まほうなべにセット。
がっ!、にんじんは、かぼちゃより断然固いようだった。
で、もう一回沸騰させて、セットすると、
柔らかくはあったが、煮崩れるまではいかないようだ。
バーミックスを突っ込んで、なめらかにして飲む。おいし~。












10月4日(月)

楽天の小坂が、引退! 2軍のコーチになるらしい。
そうかああーー。そうなんだー…。
シーズン最後に、ちょっとだけ出てきてたから、嬉しかったのになあ。
今までの、かっこいいプレー、感動のコメントをありがとう。
楽天で、すごい内野手を育ててほしいな。
また「小坂zone」を「You tube」で見てしまったよ。








10月7日(木)

ずーーっと前に買ったカメラを、ついに開けてみる!
(よく買ったままの品を、寝かせる人だ…)
簡単な一眼なのだが、
ほとんど初めてだから、最初レンズどうやってつけるの…みたいな。
くにぞうと散歩するので、テストに持って行く。
後で今までのデジカメとの画質の違いを
パソコンで確認したら、やっぱりけっこう違うみたいだ。

深い、というの…? 
まだ食べ物とか、室内とか、よくわからないけど。
オートで撮っていても、簡単にいい画質になりそうだから、
カメラ好きな女子が、こういうのを買うのも、いいんじゃないかなー。
常時持ち歩くには、重いと思うけど、
たぶん家で料理を撮るのが、主になりそうなので。
まだ平行して、試していこう。









10月9日(土)

友達に借りていた剛君のドラマ「仁侠ヘルパー」と
映画「バラッド」の初回版のメーキングなどを、
ちょこちょこ見ていたが、ついに全部見終える。

「仁侠」のはテレビで大部分見ていたこともあって、
それもすごいのだけど、
特にバラッドのメーキング、すごーい熱が入っていた。
戦いの撮影現場、
スタッフさんとか、エキストラさんとか、
みんなでひとつのものに向かって、がんばっていて、
見えない一体感があって、
あー、こういうのつくるの、楽しいだろうなーと思った。
剛君、カメラ回ってないリハみたいなところでも、
ずーっと叫びっぱなしで、声かれますって…(笑)。





それと、「山崎監督と剛君が、全編見てコメントする!!!」
という特典ディスクがあって、
130分だか?ずっと、ふたりで見ながら、
「あー、ここは、こうだったですよね~」
「これさあ、こうなんだよ、知ってた?」とか、
お茶飲んだり、お菓子食べたり、
剛君が鼻かんだり(笑)、しながら、語るだけ、というものが付いているのだ。
なんちゅーー。初めて見た、こんな特典…。
(ガッキーと監督のもあったけど、これは全編ではない)

その時のふたりが、友達みたいにツーカーで、
時に深い話もあって、すごくよかった。
私のいちばん好きなシーンを撮る日は、
剛君、ほんとうに入り込んでいたそうだ。


バラッド、こないだツタヤに行ったら、
まだ上位だったので、びっくりしたけど、
映画として、すごくいい話だと思うので、機会があったら、見てみてください。




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パ・リーグは、クライマックスシリーズに突入。
2位の西武と、3位に滑り込んだロッテの決戦。
2つ勝ったほうが、1位と戦えるのだ。
涌井と成瀬の投げ合い。
違うチームでも、しびれる~。

そしてロッテは、9回、5-1で負けていたのに、4点追いつき、
延長11回に
福浦が決勝のソロホームランをスタンドに叩き込む!!!!!
目が真ん丸になる…。一発で決めたー。
すごい試合だったわ…。










10月10日(日)


華順さんの革の展覧会「華順のバッグと革小物」を見に、
恵比寿の「イコッカ」へ。カワハラ、谷山さんと。
今回の小さいバッグも、いろんな色違いがあって、かわいい~。
初日は整理券で、ほんとにすごいことになっていたみたいだ…。
華順さん人気、すごし!

イコッカさんにある、「オケクラフト」の木の小さい匙を買ってみた。
(家で使うと、木の匙って、やっぱりいい。
こないだの匙屋さんのと、これを選ぶ率が高い気がする)


会場を後にして、3人でご飯を食べるところをさまよって、ウロウロ。
やっと、なんだかいい居酒屋さんに入れた。
外見が、ん?という感じだったけど、
貼ってあった小さいメニューの写真がおいしそうだったので、
おそるおそる入ってみたら、おいしかった~!!!
  


      ********



そこでカワハラの、
すごく小さい言いまつがい、が量産。

理論社さんの「よりみちパン!セ」という本(私も知らなかったが)
の話を、谷山さんがしていた時、
「寄り道パンサー?」とカワハラさん。
パンサーが寄り道してる絵を想像してしまい、みんなで笑う…。


その後、よくアロマオイルを購入している
エステル社さんという会社と
自分がイラストをCMに書いているアステラス製薬が一緒になったみたいで、
「アステル社の…」と言っていた。
(ま、これは、しょうがないと思うけど)



さらに恵比寿駅で、
「帰り、埼京線だと、どうなるんだっけ~」と言ってたら、
なぜか、
「埼京犬(さいきょうけん)?」と言うので、
「さいきょうけん…?」と聞き返すと、
「今私、そんなこと言った?」と言うカワハラさん。
「埼京犬…」
「ワンワン!」とか復唱して、笑う。



さらに次の日、電話で
マガジンハウスを退社された方の話を、カワハラがしていて、
マガジンハウスのイントネーションで、はっきり
「マガジン退社」と言っておられました…。


カワハラの言いまつがえファンが多いようなので、細かく載せてみました。
いつか、一冊にまとめたい…。





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で、恵比寿から帰って、クライマックスシリーズ第2戦。
今日勝ったら、ロッテの勝ち。
西武はなんとしても、連敗阻止だ。
夕方出掛けたので、
7回、4-3で西武リードのまま、止めて出てきたが、その続きを見る。
(ま、他のチームなので、 出先で結果を見たらそれまで、と思ってきたが、
幸運にも家までたどりついた~)


くにぞうと、いざ8回から。夜中に観戦。
そしたら、9回に里崎が、ホームランで追いつく!!!
シンジラレナーイ。
口に手をあてて、言葉も出なかった私…。
連日、ホームランで、同点か逆転とは!!! 
里崎、ほんとすごい人だ…。

最後は、井口のタイムリーで逆転!!!
その1点差を、連日小林宏が守り切って、2連勝!!!
もう勝ち抜け!!! 
くにぞうと、「ロッテ、すげーーーー」
「どうなっても、あきらめないもんね」と言い合う。




いやー、
他のチームとはいえ、ここまで連日の逆転劇は、見ごたえありすぎ…。
今日だって、初回に3点西武が入れたから、今日は勝つと思っただろう。
西武球場での、西武ファンの立ち上がれないようなへたりこみと、
ロッテファンの歓喜を目の当たりにする。

西武は2位だったのに、
(しかも、ちょっと前までは1位だったのに)
3位のチームに、
地元で連日延長のすえ、逆転で2連敗って、地獄のようだろう。

クライマックスシリーズって、ほんとにドラマチック…。
これを考えた人って、すごいなあ。
思わず、そっから、スポーツニュースの録画をはしご…。
真夜中に大興奮した…。

いやー、去年、楽天がソフトバンクに勝ったのって、奇跡だった…?










10月11日(月・祝)

さつまいもの、オレンジジュース煮をつくる。
(あ、このへんから、新しいカメラの写真が多いかも。でも混ざってるかも)






オレンジジュースなので、温める食材ではないのだが。
ま、そこは、厳密にということではなく。
(冷えとりでも、少し(全体の5%くらい)は、
冷やす要素が入っていてもいいということで。
なので、日頃私が載せているご飯なども、
そういう、ゆるっとした目で見ていただけたらと思います)
さつまいもを切って、オレンジジュースを入れ、
きび糖と蜂蜜を少しで煮るだけ。

そこに、ふっと入れてみた、冷蔵庫に余っていたカルダモン!(パウダー)
これ、すっごいおいしいです。
入れるだけで、大人っぽい味に…。

このカルダモンパウダー、
くにぞうが、チャイに入れたりしていたものかな?
とにかく、よく合うように思います。
煮詰めて、オレンジジュースがとろーっとなったソースを、
一緒に食べるのもおいしい。





10月13日(水)


水曜だけのくにぞうのお弁当。





ネギ入り卵焼き、鮭(おにぎりの残り)
里芋煮、タコの唐揚げ風、茹でオクラ(全部、前日のおかず)、
ぬか漬け大根、義母の昆布つくだに、梅、玄米。


「タコの唐揚げ風」前にものせたような気もするけど、(記憶が…笑)
最近は
ビニール袋に、小麦粉、塩コショウ、にんにくパウダーを入れ、
そこに茹でダコ(買ってきたまま)をぶつ切りにして入れ、
ガッサガッサ混ぜて、
フライパンに少ない油で揚げ焼きにしてます。
端からひっくり返して、こげめをつけるのだけど、
油がはねたりするので、注意。長袖のほうがいいかも。
フタをしてもいいけど、最後はカリッとさせたいので、フタをとる。


くにぞう、ずっとタコ好きだが、
以前はただ炒めてただけで、
こっちは小麦粉がついてるので、唐揚げ風で、さらにおいしいらしく、
大好物となり、大連投…。
お弁当にも入れてみたら、冷めてもいける、と言ってました。




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チリの落盤事故の救出劇を見る。
今まで、閉所が苦手なため、ニュースも見ないようにしていたが、
やはり感動で泣いた…。

特に、2番目に救出されて、
「チチチ!」とか国へのエールを叫んだり、
地下の石を大統領におみやげに渡したマリオさんが、
救出された直後のインタビューで、語っていたことが、すごくよかった。
(以下、テレビのニュースより聞き取り)


「こんばんは。みなさん、お元気ですか。
ここにいることは、素晴らしい幸福です。
今日の事故に遭い、
これからまた何かあっても、正面から立ち向かっていけます。

自分の前には、神と悪魔の両方がいて、
私は神の手を離さずに、握りしめていました。
決して神は、私を見放さないと信じていました。

私たちを救うために、偉業をなしとげてくれる人達がいると、
私たちは確信していました」



また別のニュースで。(さっきのインタビューの別の部分)

「人生には、何度か
立ち向かう状況が起きますが、
これが、そのひとつだと思います。

私はこの仕事が気に入っているので、
これからも続けていきたいと思います」



あんなところから、救われた直後に、
また地下に潜りたい、仕事を続けたいと言えるなんて。
すごすぎる。



       ******



このインタビュー全文をネットで探しても、出てこなかったのだが、
他の、だいぶ後の別のインタビューが見つかった。
これも、いい内容。産経ニュース2010.10.21
マリオさん、って凄い人だなあ…。
つらい時でも、「笑い」って、力を与えてくれるんだなあと思う。
それを、そんな時にできるのは、
日頃からの習慣なのだろう。





好きな映画の「ライフ・イズ・ビューティフル 」でも、
主役の男の人(脚本、主演のロベルト・ベニーニさん)は、
いつも、いつも楽しそうに生きていた。
つらい収容所に入れられても、それは変わらず、
いつも笑顔で、
子供にはでっかい嘘をついて、楽しく生きていけるようにしむけて。
どんな時も、そして最後の時まで。
号泣でした…。

あの態度は、ほんとに理想。
ああゆうふうに生きたいと思う。
くにぞうは、ちょっと似てるところがあると思っている。
笑いや、嘘でもいいから、つらいことを吹っ飛ばしてしまうような。





私はその状況の中にどっぶり浸かって、真面目に考えてしまうことが多いと思う。
(あ、昔の私よりは、断然今の方が、進歩したと思いますよ。
ま、これはしょうがない! と割り切れたり、
自分に意味があることだから、起きているんだ、と思えたり、
つらいままでも、忘れている時間ができていたり)


でも、まだまだ、変わっていける余地があると思う。

「きっと私は変わっていける」と、思う。

まったく同じ状況でも、
つらく考え込むのじゃなく、
笑いとばして、別のことをさっさとしている人も確かにいる、
ということを思いながら。

見習う時間は、限られているから、
ひとつひとつの小さい事柄で、がんばっていこう。












10月15日(金)

カーリング女子、小野寺に続いて、林も復帰!(ふたりとも旧姓)
とのニュースが新聞に…。
すごーい! やったね! あのコンビがまた見れる。
小野寺さん、
この間オリンピックで、解説などしていたけど、
見ていたら、やっぱりやりたくなるんじゃないかなと思う。

マリリンのチームや、小林さんのチーム、若手のチームもあるし、
カーリング界は、これから国内での争いが、すごくなりそう。

だいぶ後になっての、正式な記者会見の動画がアップされていた。
小野寺さん、泣いていた。
かわいい~ふたり。



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お昼は、玄米で雑炊に。出汁があると、すぐできる。








夜。夕方から、まほうなべで、
牛乳半分、昆布しいたけ出汁半分で、シチューを仕込み。
鶏もも肉入り。
小麦粉もちょっと、水で溶いて投入する(前にも書いたやつ)。
ゆるゆるなので、牛乳鍋(やったことないが)のよう。
が、ダマにはならず、シチューっぽくはなります。
簡単で、おいし~。