2009年10月上旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2009年10月上旬]




10月1日(木)

ホークスとの、ほんとに最後となる大事な4連戦の、
1勝1敗で迎えた第3戦…。
4-2で負けてたのに、
7回に真人、鉄平、草野、リンデンが
苦手ホールとンを次々に打ち、3点入れて逆転!!!!!
そのまま、川岸、福盛で逃げ切る!

ななななんと、夢にまで見た2位です………(泣)!

鉄平は、
3回にソロホームランを打ち!
4回に、浅いセンターフライを見事にスライディングキャッチ!
5回には、タッチアップの返球を、レーザービームで本塁で相手を刺し!
7回にもヒットで追加点に貢献、
という活躍ぶり。もー、かっこいいいいーーー。



ノムさんも、インタビューで
「今日は鉄平デーだな」と言ってました。

わー、この2位、あと何試合かで、いったいどうなるのか…。
でも、とにかく、いったんでも、2位だ…。


以前、何のテレビで見たのか忘れちゃったけど、
仙台での楽天の取材があった時、
監督室のホワイトボードの先の予定表に、「2位で終了」と書いてあった。
これ、サッチーが書いたのだって…。
よ、予言…?! 
言霊になるのか…。そうだったら、すごい人。








10月2日(金)

ソフトバンクとの4連戦最後、
マー君、杉内の投げ合いの試合が、なんと雨で中止…!
最終の予備日?、11日に持ち越されるのだという。
ひょえーーーーーーーーー。最後に決戦…?
どうなるの…。



    ****************




ノムさんは、最近ことあるごとに、
仙台のファンのよさを語っている。
(以下は、クライマックスかかった日、試合前の「すぽると」のインタビュー)

「4年間楽天にお世話になって、一番思うのは、
仙台のファンのマナーのよさ。
どんなゲームでも最後まで席を立たない。
恩返ししなきゃという思いが、正直ずっとあるんですよ。
(恩返しは)一試合でも多く、仙台で試合をすることだからね」と。



ほんとにそう…。
私たちも一度だけ、冷たい雨の中、カッパ着てKスタに座ってましたけど、
9回に7点も取られ続け…!、最後11-2でも、
周りの人、誰もどなったりしないし、
全然帰らないし、9点差の裏の攻撃を一生懸命応援してましたよ…。
ほんとに涙出そうに尊敬…。
仙台の人の中に混じれるのが、嬉しかったです。






10月3日(土)

朝、台所を一ヶ所掃除してたら、ふっとスイッチが入って、大掃除。
風呂とトイレもやる。
少々クタクタになってしまったが、
クタクタになるまで掃除をすると、精神的に爽快で、
自分がまともな人に思えてくるし、ほんとにいいことづくめ…。

掃除って、これから、
何かのリハビリや、治療に使われたりするんじゃないかなと思う。
または、「ディズニーランドに行く」とかに代わる
エンターテイメントというか、趣味の一分野になるかも。




      **************


そして夜は、今日勝てばクライマックスに出場が決まる、
西武との2連戦の初戦。
が、くにぞうが、仕事で夜11時にしか帰ってこないので、
夜はテレビを封印して、黙々と仕事。


で、いざ、くにぞうと見始める。
天敵の帆足が、先発だったのに、
初回に鉄平がいきなり3ランーーー!!!!!!!! 
クラクラ…。
すごい!、すごいよ、鉄平!!!
その同じ初回に、草野もソロホームラン!!!
うおーーーーーー。

しかし西武も強いので、5回には4-3と、一点差まで追いつかれていた…。
そしたら、主砲の山崎武司が、
流れを一気に吹っ飛ばすような3ラン!!!!!!
わーーーー。もう、泣きそう。さすが武司!!!
帆足をひきずりおろす!






とどめに鉄平が1試合2度目の3ラン!!! (すすすごすぎる…!)
リンデンも2ランを打ち、青山は完投です!
なんと球団記録の5ホーマーで、14-5で勝ちました…。胸がいっぱい…。

ショートの渡辺直人は、最後の守備につきながら、
ちょっと画面で見ても、目がウルウルしていた…。
それを見て、「直人、うるっときてる…!」とくにぞうに報告。
その直人と小坂コンビで、きれいなダブルプレーも取り、ついにゲームセット!
ついにクライマックスシリーズ出場が決定…(号泣)。

その瞬間のKスタの雰囲気といったら、
ほんとにスタンドのみんな、みんな、よろこんでいた。
くしゃくしゃの笑顔でバンザイする選手を囲む、
何万人もの家族みたいだったなあ。



        **************



お立ち台には、
「いっぱい呼んじゃってください、もう今日は」
「そうですよね!」
とよろこびいっぱいの解説&アナウンサーの人が言ってた通り、
異例のスタメン全員が上がる!


そしてインタビュアーの人が、
「今日楽天の歴史が変わりました!
クライマックスシリーズ、進出決定です!」と叫ぶと、場内大歓声。

その選手ひとりひとりのインタビューを聞きながら、
ほんとに私、涙が止まらなかった。
くにぞうも泣いてました。





ショートで今年ファインプレーもいっぱいあって、
今日も3安打の直人は、
「この日をずっと目標に、つらい時もがんばってきたんで、
最高の気持ちです、今日は」と感無量のようだった。

最後のボールをさばいたことを聞かれていて、
「ちょっと、あの…目がウルッときてて(笑)、
ゴロが見づらかったんですが、無難にこなせてよかったです」と笑っていた。
やっぱりー。



セギノールは、自分の番が終わった後、
言い忘れたことがある、というようにマイクを奪って、
「リンデンの活躍があったからこそ、ここまで来てると思います」
と言って、リンデンと笑いながら抱き合っていた。
外人同士で、そういう、褒め合うのって、すごいいいなーと思う。




3ランを2回打った鉄平に、
いつも淡々とベースを回ってくる印象なので、
「珍しく大きなガッツポーズが出ていましたが」と聞かれると、
「いえいえ、珍しくないです…。珍しく…ないです」
となぜか2回、笑顔で言う鉄平。

おもしろい…。かわいーなあー。この照れキャラ。
(しかし、後でどこかのインタビューで、今年の中で、
一番印象に残ったホームランは、この帆足からの最初の3ランだと言っていた)

クライマックス進出のことを聞かれて、
「何が良かったって、ここ(仙台)で決めれたっていうのが、
いちばんよかったです。それだけです」(大歓声)






ソロホームランも打った草野は、
「あのー、ただただ皆さん、ありがとうございます!
ファンの皆さまの支えがあって今日は勝てたと思います。以上です!」
と、すごく早めに話を切り上げようとしてて、
まあそう言わずに、と言うと、
「今日は鉄平と武司さんの日なんで、僕はひかえめに…」と言っていた。
(場内どっと笑う)
草野らしい~。





武司は、クライマックス出場のことを聞かれ、
「非常に長くて、5年もかかっちゃいましたけれど、ほっとしています」と。
チーム創設から、武司はいるんだもんね…。

「今日勝てば、クライマックス決まるということで、
今日のお立ち台は、俺ひとりで上がろうと思ってたんですけど、
9人も立っちゃいまして…(笑)、
ましてや鉄平が前でボコボコ打ちますので(笑)、
ま……、よかったですね!」(場内爆笑)



そしてこれからのことを聞かれ、
「これは、第一関門。
第二関門はですね…、この仙台でやらないと意味がない。(場内大歓声)
そのためには、ソフトバンクを破って
仙台で戦いたいと思いますんで、皆さん楽しみにしといて下さい!!!」
と言う言葉に、またどおっと沸く。




ほんとに最高の、長い長い、全員のインタビューだった。
これ、決まってからも、何度も何度も見た。
まさかこういうものを自分がリピートするようになるとは思わなかったが、
何度見てもじわっとくる…。
その選手ならではの言い方のツボとかもあって、
ひとりで見返しては、楽しんでいる。




      ************



その後、クライマックス出場決定の小さい祝勝会も、
各局のニュースでやってて、
のきなみ録画を押さえといたら、いろいろ録れてたあああーー。
全員が、クリムゾンレッド(楽天カラー)の
お揃いの「決戦」と書かれたTシャツを着ていて、
岩隈や主力メンバーの笑顔も映ってて、「きゃーー!」と騒ぎ、
誰がいるか、何度も何度も巻き戻し、隅々まで見る。


インタビューに、 岩隈が
「初年度は、100敗するんじゃないかっていうくらいのチームでしたから、
5年目で、クライマックスを決めることできたっていうのは、
あー、ほんとに仙台に来てよかったです…」
と語ってました。
岩隈も、一番弱い初年度から、やってきたんだもんね…。


これからどこまでいけるのか、
2位確定して、仙台でできたら最高だけど…。

選手、ノムさん、コーチ、スタッフ、仙台の皆さん、
こんなすごい感動をありがとうございました…。



       *************



そして、クライマックス、仙台でやることになったら、ということで、
いちおうホテルを押さえておこう、という話になり、
もう3時くらいだったが、
夜中にくにぞうとネットを見ていたら、
なんかクライマックスの第2ステージ
(第1ステージ勝ったチームが、たぶん日ハムと札幌で戦う)
のチケットももう出ていて、まだ取れる日があるよう…!

くにぞう、「え、まだあるじゃん、取れ取れ! 早く!」
と言っていて、
第1ステージ負けたら、全部パー
(たぶん日ハムとソフトバンクが対戦)なのだが、
その熱気に押されて、取っちゃいました…(笑)。






いやー、野球のこういうシステム、初心者なので、全然わからん!
まだ対戦相手も何も決まってないのに、もう売ってるんだな…。

後になって、こういうチケット取り、何度も経験して、
「いやー、野球に比べたら、ジャニーズ系のチケットなんて簡単だよね!
行けば、必ずやってる(お目当ての人が出ない、なんてことはない)し、
雨でも中止にならないし…(笑)」
野球は、どのチームが出るかわからないまま、買ってんです!
日々、学んでく毎日だ。


そんなことしてたら、寝るの5時くらいになってしまったが、
でも、クライマックスに出られるので、
あー、ほんとだー、夢じゃないーと思いながら寝る。
こんな私たちでさえ、そうなのだから、
初年度から応援してきたファンの方々は、どんなにうれしいだろう。







10月4日(日)

くにぞうが、また全スポーツ紙を買いに。
05年から楽天で指導している橋上ヘッドコーチが
クライマックス進出で、人目もはばからず涙を流した、という記事に涙…。

朝日新聞にも大きく記事が載ってて、武司の手記まであり、
「オリックスをクビになった時、やめなくてよかった」
と書いてあった。
武司は、兄貴分として、けっこう若手選手に説教もしてきたらしい。
そういう役目って、やりたくてやってるわけじゃないだろう。
それもきっと、このチームを変えてきたのだろうと思う。



夜の試合は、涌井に完投され、6-2で負け…。
そんなに甘くはない…。
が、ソフトバンクも負けて、2位は保たれる…。







10月5日(月)

オリックス戦で、マー君が3-3に追いつかれるものの、
セギノールが3ラン!!!!
で6-3で勝つ! 
マー君これで15勝になったー。

しかし、鉄平にデッドボール!
ふくらはぎ? うちの大事な選手に…!という気持ちになる。
すごく心配だ…。





10月6日(火)

ロッテ戦。岩隈先発だったが、同点にされ、
代わったリリーフが3点入れられ、5-2で逆転負けだ…。
最後は、雨の中の試合となった。

でも、今日バレンタイン監督の地元最終試合で、
小宮山投手も引退式だったみたいで、それには、勝利のほうがいいですもんね…。
それに最後3点差もついてたから、
小宮山投手は、最後のひとりに投げ、
44歳でセーブ記録がついたそうだ。すごい!


ファンがめちゃくちゃ大きな幕をつくってきてたりして、
バレンタインと小宮山投手が、どれだけ愛されていたのか、よくわかる。

引退式で、小宮山のお子さんたち3人(みんな、すごいいい笑顔なの…)が、
お父さんに花束を持ってきたのだけど、
小宮山が小声で何かひそひそ話したら、3人がそのまま走ってベンチに行き、
花束を、ボビー(バレンタイン)に渡していた。
そして3人ともニコニコ。泣けたーーー。






ボビーのスピーチもすばらしかった…。
スポットライトがあたる、雨の中で、涙ぐみながら。

前から、この人いい人だなとは思ってたけど、
そんなによく知らないのに、すごい泣いちゃった…(笑)。
ロッテへの愛が感じられて。

「このスピーチは、僕の最後のスピーチです…。
だから、日本語で話したいんです」と始まった。

その後もすべて日本語で、
間違ってたらいけないから、と同時に英訳の人もつけて。

「来年から僕は、千葉ロッテマリーンズ、のファンですね」
というところで、大歓声。



そして、
「今から、詩を読みます。
永遠に僕のほほは、千葉の風を感じています。
ロッテの応援歌が、僕の耳の中にあります。
ファンの皆さんの愛が、僕の心の中にあります。
永遠に僕は、千葉ロッテマリーンズを忘れません。
愛しています!
皆さん、ほんとうにありがとうございました!」
(「ボビー!」「ボビー!」の大合唱)
スタンドで泣いている人が、たくさんいた。


一生懸命考えて、話すと、こんなにも伝わるんだな、と思った。
よかったなあ。この日のセレモニーに出れたロッテファンの方、
一生忘れないでしょうね…。


しかし、この日の楽天の負けで、
日ハムのリーグ優勝は、決まってしまったのだが…。






10月7日(水)

今日は、同じロッテと、Kスタに移動しての勝負。
最後は、雨で中止になった試合の振り替えで、
あちこち飛び回るような日程になるみたいだ。

今日は、永井ががんばって、9-0で勝ち!
これで、2位マジックが「1」だそうだ…。
わーーーー。あと残すは、3試合。
試合の多い、楽天が有利とは言われてるが、ドキドキは止まらない。


鉄平は、昨日今日とお休み…。
大丈夫なのか、新聞を見るも、あまり情報がない…。







10月8日(木)

帯やカバーの打ち合わせで、幻冬舎さんへ。
すごくうれしいことがあった。
もう、そろそろ大詰めだ。


電車で、楽天の携帯サイトを見ていたら、
プロフィールが載ってることに気づき、ひとりずつ開けてみる。
AB型の人が多すぎて、
「えー! この人も!」と次々開け、驚き続ける…。
B型も多い…。スポーツ選手って、そうなのかなー。
そんなことで、楽しめる私って…(笑)。


夜。くにぞうが寝言で、「いただきます」とはっきり言っていた。
なんでしょうか…。






10月9日(金)

今日勝ちか、引き分けで2位が決まる、大事なオリックス戦。

ここを落とすと、あとは残った2試合で、
強敵の日ハムか、ソフトバンクに勝たないといけないので、
絶対今日決めてほしい…という試合。

藤原が8回までがんばり、佐竹、福盛でつないで、
なんとか一点差を守り切って、4-3で勝つ!

2位決定ですーーーーーーーー!!!!!!
仙台でできるよーーーーーー(泣)。
仙台市民なのか、私…(笑)。

鉄平も復活していた!!!
試合前に、直人とベンチ前で素振りをしていた姿に、
「きゃーーー、鉄平出てる!」と絶叫!!!
真剣な顔でバット振ってるふたり、超男前でした…。

はーーー、しかし、2位になれた。
藤原は、お立ち台で、
「期待の新人」というネクタイを、無理やり付けさせられていた(笑)。

くにぞうと、「夢じゃないー」「ほんとに2位…」
「仙台でクライマックス…」と言い合う。感無量…。







10月10日(土)


今年、夏がそんなに暑くなかったこともあって、
ずーっと外に出していた味噌を、ついに冷蔵庫へ。
最後、様子を見るのをおこたっていたためか、
ちょっとカビがきていて、ショックだったが、
開けて見たら、ラップの上のところにちょっとだけだった。
取り除いて、焼酎を少しかけておく。

ラップ取った後↓







くにぞうが、
「やったね! すごいできてるじゃーん」と言って見にきて、
「『ふたりの味噌』と名付ける?」
とか言っているので、
「は? 別に名付けるつもりはないですけど…(笑)?」と言う。


さらに、しつこく
「『みえこの味噌』と名付けようと思ったでしょ。
でも、フィフティフィフティではないけど、
足で踏む時、ふたりで踏んだことは認める?」
とか言ってて、おもしろい…。

「別に『ふたりの味噌』でいいけど」
と言うと、納得されたようでした…。



たまりをすくった後、全体を混ぜる。





ジップロックに詰める。
入り口をひっくり返しておくと、ジッパーのあたりに付かないんですね。
たぶん、常識なんでしょうね…。




今年も3袋できました。パチパチ。冷蔵庫へ。





後日、味噌汁にしたら、
ほんとーに、大きな大豆の固まりも残ってるが、家で食べるには全然大丈夫。
だったら、来年も足で踏む方式でいいかな。


くにぞうによると、
秋まで外に置いておいた今年のほうが、おいしい気がするとのことでした。
私も、そうかも、と思う。

また初年度は、遅くに使い始めたので、なんとか足りたが、
早く食べ始めた今年は、絶対に足りなくなるので、
市販の味噌も買ってきて、併せて使ったり。

そっちでつくると、やはり全然味わいが違う。
年々家の味噌の味のほうが好きになるので、
来年、これでは絶対足りない…。仕込みを増やさねば。



     **********



最終のゲラが到着したので、みっちり見ていく。
風呂でも、台の上に置いて読んだり。


夜は、札幌で日ハム戦。
7-1で負け…。もー、ほんとに日ハム、強いなああー。
昨日決めといて、ほんとによかった………。







10月11日(日)

今日は、クライマックスシリーズの、ファンクラブの売り出しの日。
くにぞうとふたりで、緊張して
売り出しの夜7時前にローソンのロッピーの前に陣取る。
後ろに並んでるお兄さんに、
「すいません、7時に売り出しのに並んでるので、
ちょっと時間かかると思いますが…」と断りを入れる。
人のよさそうな方で、よかった…。


そしてついに、7時になり、
くにぞうが必死に操作するも、売り切れの席続出…。
外野の自由席だけ、まだ買える画面に切り替わる!
思わずびっくりして、「きゃー!」と小さく叫んでしまった…。
で、くにぞうも、もうボタンを押しすぎて、
わけがわからなくなってるようだったが、名前など入力して、ついに発券…。
後ろのお兄さんに、「すいませんでした!」と謝って、レジへ。
無事発券…。



しかし、これ自由席なので、東京からその日に行く私達、
席があるのだろうか…という不安も残り、
そっから、別の駅のロッピーに、タクシーで駆けつけてみるが、
もう自由席も何もかも、完売のよう。
でも「よかったあー(泣)、これで中に入れることは、入れるよ…」と
ほーーーっと、力が抜ける。
金、土は行けないので、第3戦の日曜のチケット。
金、土と、2つ連勝すれば、勝ち上がりで、
このチケットはもう必要なくなるのだが、それならそのほうが全然いい。

とにかく、緊張感から解放され、
「はー、よかったーー、取れたー」と言いながら、バスで家に戻る。



       **************



夜は、今年の、ほんとの最終戦。ソフトバンクと。
昨日に続き、5-0で負けたんですけど…。
ほんとに、あの一昨日のオリックス戦に勝たなかったら、
ギリギリで3位だったんじゃない…?!
こわーーーーーい、冷や汗が…。

しかも、ソフトバンクの和田投手に押さえられ、
今年調子の悪かった和田のピッチングは、すっかり復調ムード。
クライマックスにむけて、大丈夫なのか…。
だが、これで鉄平は首位打者、決定です!!!
やったーーーー! すごいよーー! おめでとうー、鉄平!



     *************



がっ、寝る前に、
リンデンが暴言を吐いたということで、
登録抹消にするというニュースが飛び込んでくる!
ええええええ!!!!!!

今年何度もサヨナラヒットも打った
リンデンなしで、クライマックスなんて戦えるの…!!!?!
いったい、なぜ、今?!
とぐるぐる頭が回り、何度もそのことを考え、寝つけなかった。
くにぞうを見たら、いつものようにすぐ寝てました…。







10月12日(月)


朝、くにぞうが、ボストン レッドソクスの試合を見ていた。
最後だけ見ると、なんとあのパペルボンが打たれ、
スイープでエンジェルスに負け…。
パペルボンが打たれて敗退!とは…、ボストンファンの気持ちを思う…。
今年、案の定、楽天に手いっぱいで、全然見れなかったのだが、
大ちゃんも故障したし、今年は厳しかったみたいだ。


リンデンの続報で、
橋上ヘッドコーチにも侮辱の言葉を連呼した、と書いてある新聞も。
あんな穏やかな橋上さんに、そんなことをするとは。
なら、もういい、と納得する気持ちになった…。

ノムさんの監督続行問題も、大揺れ。
居残ったファンが、「やめないで」と叫んでいた。
いろんな報道を見ると、
楽天という球団サイドは、どう見てもやはり薄情に見える。
どうなるにせよ、なぜ、もっと膝を突き合わせて、話をしないのかしら。




     *************
 



スカパーの「わしづかみ」(楽天の特集番組)に、
鉄平のロングインタビューが!!!
元巨人で、楽天のコーチも1年していた松本匡史さんがインタビュアー。
鉄平は、すごく心を許しているように見え、
ふたりの素朴で、ほのぼの、まったりした会話が、全編最高でした…!
私、もうかなりリピートしていて、
これで鉄平ファンに傾いたといっても過言ではない…。

鉄平が、今年心掛けていたのは、
「一喜一憂しないこと」だそう。
「勝つ日もあれば、負ける日もありますし、(そんな時も)
下を向かず、同じラインを見て、続けていくことは意識しました…」と。


この
「一喜一憂しない」
というのは、ちょっと今、私の中でも意識していること。
たぶん帆帆子さんや、小林さんもそうだと思う。

「いいことがあった! よかった!
悪いことがあった! 最悪…」というのではなく、
その現象のとらえ方は、
その人次第なので、
「悪いことじゃない」という見方もありうる。


ふつう、喜ぶほうは、止めなくてもいいようにも思うけど、
そっちをやりすぎると、
落ち込むほうにも、ガーンときやすくなる、という感じなのかな…?


だから、うまくまとめられないけど、
「いいことに有頂天にならず、悪いことに落ち込みすぎない」
というのは、
すごく自分が生きるうえで、大切なことだなと思ったのでした。
才能のある、いちばんトップで活躍している人って、
みんなこんなふうではないか、と思う。
ただ出来事を淡々と捉えて、日々進んでいくというか。



    **************



インタビューで一番、おもしろかったのは、
話の流れで、盗塁の話になって、
「目標にするんなら、3割30盗塁(にしたら)?」と
現役時代に70くらいも盗塁!してた松本さんが言うと、
すかさず、
「そりゃー、無理ですけど(笑)」と鉄平。

松本:「可能性あるでしょ」
鉄平:「30盗塁、無理ですよ…(笑)」
松本:「(きょとんとして)30盗塁だよ?」
鉄平:「(松本さんの)半分以下ですけど…」
松本:「無理じゃないでしょー」
鉄平:「無理です…、無理なんです(笑)」
松本:「無理だと思うから、できない数字っていうの、出てくるんじゃない?
バッティングだって、3割無理だと思ったら、できないかもわかんないし…」
鉄平:「今年あんまり…、(3割)いけるかなと思ってましたけどね」
松本:「そっか(笑)」(あっさり)

なんなんだ、この無理問答…(笑)。

かつて70も盗塁を決めていた、巨人の「青いイナズマ」には、
「30盗塁」は、すごく普通だったみたいだ(笑)。

普通に何度も「無理なんです」と答えてた、鉄平もナイス…(笑)!


こんなのんびりしたインタビュアーって…。
松本ファンにもなってしまいそう(笑)。
くにぞうも、各所で大爆笑…。

うちで、何度も、「(盗塁)30だよ?」とか、真似してました。

あと岩隈が、インタビューで、 第何戦を投げたいか聞かれ、
どこでもいいけど、
「気持ちは一戦目(行きます)」と言うと、
くにぞうがそれだけで涙目になっていて、
「岩隈、勝つよ!
岩隈は、『ここだけ、勝って』って言ったら、絶対勝つ人なんよ!」
と力説していた(笑)。

はあ。まったく異論はないですが…(笑)。

クライマックスの決戦は、金曜日から。






10月13日(火)

今日は、クライマックスシリーズの一般売りのほうの日。
こないだファンクラブで取れたのは、自由席なので、
また神妙にロッピーの前に鎮座して、
必死でトライしたら、指定席が取れたあああ(泣)。

くにぞうも、ボタン押し続け、私もわけわからず、
一瞬違う日を取りそうになってた…。あぶな…。

「わー、ほんとに取れたー!」
「これで早く並ばなくても、座れる…!」と、
出てしまったアドレナリンを押さえつつ、はーはー言いながら、散歩。

その近くに出来た茶店で、
トーストとカフェオレの朝ご飯を食べながら、至福の時…。
「もう一回、チケット見せて」と眺めたり。
「でも(2連勝で)このチケットを使わないことになるのが、一番いいね」と
話しながら、幸せをかみしめる。


帰ってから、私もくにぞうも、みっちり長時間、腰をすえて、校正。
頭がぱんぱんになる。







10月14日(水)

校正していたら、
またスポーツ新聞を全部買ってきた男が、風呂で叫んでるのが聞こえた。

で、ざばあっっと上がってきて、
「みえぞう!、藤井が帰ってきたよ!!!」
と涙目で叫んでおられました(笑)。

藤井とは、岩隈とのバッテリーを組んでいるキャッチャーで、
ずっと怪我で登録抹消になっていた選手。


「えーーー!!!、ほんと?!」と見せてもらうと、
クライマックスから復帰と書いてあり、ある新聞には、 
「藤井は、岩隈が欲している」と、ノムさんのコメントが出ていた。
それからも、
「藤井が帰ってくるんよ!」とさんざん連呼していたくにぞうだ。


リンデンのほうはというと、Tシャツに短パンで謝罪に行き、
そんなに反省してないふうで、さらにこじれたようだ…。
あ、そうですか…。



      ***************



私は、最後の最後まで粘って、校正を見続け、
最終のゲラを宅急便で戻す。
ふわーーーーーーーーーーーーー。
終わったーーーー。
がんばったなーーーー。




夜、スポーツニュースで、Kスタでの練習風景が映る。
なぜか武司と真人が相撲取っていた。なぜ相撲…(笑)。
リラックスムードでいいね~。
焼き肉屋で決起集会を開いたという話も、後で伝わってきた。







10月15日(木)

恵比寿の「イコッカ」へ、華順さんの展覧会
華順のバッグと皮小物」を見に。
かわいい、色違いのトートなども並んでいたが、
注文がもう相当数になっているよう…。初日は行列だったみたいだし。
華順さん、ワンピース姿ですごくかわいかった。
また福地さんと冷えとり談議も…。
石川ゆみさんのキッチンクロスを、ひとつ購入。



       ************



夜、DVDレコーダーで録ってたものを見てたら、
裏で録画してるものが、
「録画を中止します」というメッセージとともに、
2回も普通に止まり、びびりまくる…。


で、これから、仙台もしくは、札幌に行くかもしれないのだけど、
その間の試合が録れてなかったら、死ぬ…と思って、
くにぞうと話して、もう1台、レコーダーを買うことに。
ずっと前に、何の前触れもなく、
(完全に使いすぎだと思うが…笑)
すべての内容が消えたこともあり、恐怖感、再び。
しかも、もう明日の夜からクライマックスシリーズじゃん!
明朝私がビックカメラに走ることにする。



        **********


夕飯の一品。
餃子の皮の余りに、チーズ(スライスを折り畳んで)を入れ、
少ない油で、揚げ焼きにしたもの。
こないだ、谷山さんちの持ち寄り会で、
谷山さんがちゃんと揚げたのを出してくれて、すごくおいしく、
ちょっとやってみたくなり。
しかし、包み方からして、超てきとう…(笑)。でも、これでもうまし。








くにぞうが、煮魚をつくってました!
私より上手かも…。きれいだしね。
おいしかったです! 






今月、さすがに忙しかったので、あまり料理の写真、撮ってなかったですね。
とにかく、簡単な鍋をよく食べてたと思います…。