2008年5月

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




[2008年5月]



5月1日(木)

gg(ジジ)の「喫茶マンガ」展のオープニングへ。
北島敬明さんというアーティストの方が描かれた「ふき出し」に、
言葉や絵など、自分が好きなものを入れるのだけど、
さすがに絵は無理なので、言葉だけに。

会場で見ると、参加者ひとりひとりのつくるものがすごく違うので、
人の頭の中は、いろいろだなあと改めて思った。
ちなみに、私は、こんなのにしました。














5月2日(金)

9年目の結婚記念日だけど、
くにぞうが夜遅くまで仕事の日なので、普通に家でご飯を食べる。
でもそんな普通のご飯が、うれしい。
そして、それに気づけるようになって、うれしい。

「今までありがとう。
これからも、なかよくしましょう」と言い合う。







5月4日(日)

お世話になった方の一周忌へ、くにぞうと。
みなさんで思い出話を語ったりして、とてもいい時間だった。
人と人が過ごした時間というのは、宝物だな。

そう思うと、短い人生の中では、
時間がもったいなくて、ケンカなんか、している暇はないと思う。

その人と、あとどれだけ一緒にいられるかは、わからないのだ。







5月6日(火・祝)
仕事ばっかりなので、気分転換に納戸の掃除。
いらないものがいっぱい出てきて、へこむ。

「ゆるゆる冷えとり日記」にも書きましたが、
「この取ってあるものは、今後、どこでどれくらい使うのか?」と
考えるって、重要だなと思いました。
そして紙袋は、もらわないように極力気をつけよう。
キレイなのを捨てるのは、つらいから。

買い物ついでに、道端に咲いていた花を摘んできた。
野の花は、どれも、なんて精神力のある姿をしているんだろう。




5月7日(水)
すごく遅くなってしまった、夕方近くの昼ご飯。くにぞうと。
そうめんなんだけど、うちでは
どんぶりに入れて、お湯をはり、そっからすくって食べてます。

冷たくなくて、おいしいですよ。
真夏はさすがに、お湯ははりませんが、氷は入れず。(冷凍庫に、氷ないし…)
こういうのって、だんだん慣れます。






5月12日(月)

「ゆるゆる冷えとり日記」にも書きましたが、
味噌をあけてみたら、カビはまた別のところにちょっことで、ほっ…。
取り除いて、焼酎をかける。
でも、よく考えると、これ、
最後に買った重しが効いてる気がする。
重しの部分は、ラップを押さえつけてくれてて、確実に空気が入らないので。
これからも、こまめに見よう。



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数日前から、10年目の電子レンジが、
急にガガガガガという音がするようになって、
くにぞうと買い替えに言った。

うちも、ガスでできることはなるべくガスでしたり、
レンジを極力使わないようにはしているけど、
まだまだあたためとか、けっこうお世話になっているのですよねえ…。
回ってる時は、離れてるけど。

売場で、
「レンジだけど、トーストが早く焼けるのを」と聞いて買ったのだけど、
前と同じか、ちょっと遅いくらいだった…。
パンは、やはりトースターを買うべきなのだが、置き場を取るし。
フライパンや魚焼きグリルで焼くのは、どうも焼き加減のムラが気になるし。
まあ、待つ訓練か。



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以前パソコンの本を共著で書いた(私はトラブル話だけ)時、
専門家の方に、パソコンの「USBメモリ」
(ライターより小形で、設定いらずで、4GBくらい保存できる便利なもの)
というのを教えてもらって、
ついに数ヶ月前に買ったのだが、家で開けて見たら、
「これ、つなぐとこ、ないじゃん! コードを買わないといけないのか…。
売場の人、なんでひとこと言ってくれなかったんだろう」
と思って、そのまま置いときました。

で、今日ちょうどいいから、買いに行こうと思って、
ふと行く前に今一度、本体を眺め、
これって…?、と、サイドについているポッチをスライドさせたら、
ニュッと、取り付け口がスライドして出てくるではないか…。
あ…………。そうだったんですね。
いったい、私の数ヶ月は…。
ま、売場の人に笑われなくて、よかったです…。







5月15日(木)
須藤拓也・華順夫妻の展覧会を見に、
神楽坂の「ラ・ロンダジル」へ、くにぞうと。
出迎えてくれたふたりが、なんかかわいかった。

会場にすんなり溶け込んでいる、ふたりの作品。
拓也さんの陶芸の線が、すっくとして、美しかった。
華順さんの、特にアクセサリーが私はかわいくて、
革の、こういうのって、なかなかない気がする。

夫婦のひとりひとりが違うことをしているのだけど、
一緒になるとまた、ほんとに、すごいと思う。

「ラ・ロンダジル」さんのブログ(5/14あたり)でも、展示風景が少し見れますよ。



川原と待ち合わせしていったので、その後3人で
川原が友達から聞いたという、おいしい蒸しまんじゅうのお店に寄り、
立ち食べ(私と川原だけ…)してから、九段下の「まるみ」へ。
あー、やっぱりおいしかったー!




帰ってみたら、
「冷えとり毎日」が正式に「5刷り」になったと、
編集の小倉さんからお知らせ。
あー、ありがたいことだ…。
みなさん、ありがとうございます。







5月16日(金)

夕飯時、須藤拓也さんの器に、そら豆を盛ってみた。
きれい。盛るものが、よく見える。
照明の関係で、器のほんとの色味は、もっと鮮やかですが。





5月18日(日)

高山さんから、川原経由で誘ってもらったトークショーへ。
今日は、青山ブックセンターで、
絵本『アンドゥ』(リトルモア)の発売を記念した
「渡邉良重×高山なおみ トークイベント&サイン会」なのだ。

それにさきだって、本も送って頂いていた。
前から良重さんの、このカレンダーや、絵本のシリーズは、
ただただすごいと思っていたけど、
今回、高山さんの文章が入って、
また、何とも言葉にできない、
不思議で、泣きそうな、感覚のかたまりみたいなものになっていた。

良重さんも、前から少し知っているので、
ふたりは、そういえば、違うけど、すごく似てるなあと思って、
それが合わさって、天才的になっているこの本は、
なんだか、ほんとに、うらやましいと思ってしまった。

自分の感性だけをたよりに、ただ進んでいる女の人ふたり。
理由とか、あまりなにもなく、
匂いだけで、進んでいってしまうような人たち。
出会うべくして、出会ったのかな。




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トークショーは、満員御礼のようで、
かわいらしい服装の女性の方が多く、みなさん、静かに待っていらっしゃる。
川原とそっと、すみっこに座る。

登場したふたりは、やはりなんだか似ていて(外見じゃなく)、
話し方もとてもかわいらしかった。
制作の過程を話す時、手書きのノートなどもスライドで見せながら、
あ、話しすぎちゃった…? 自分の思うままに感じてください、
みたいなところもよかった。
聞いた方々の中に、きっと何かが生まれただろう。





サイン会の時、私と川原はスイセイさんと
別の場所でお茶して待ってて、後で合流。
スイセイさんは、やっぱりどんな時も、スイセイさんで、かっこいいなあー。
久々に話せてよかった。


スイセイさんは別の用事があるので、お別れしたが、
良重さんも急に一緒に「太陽」の「スカンク兄弟」のライブへ行くことに。
こちらもまた満員御礼で、ぎゅうっと座る。 
歌う人、演奏する人の顔は、ほんとに楽しそうだ。

会場では、ほんとうに偶然なのだが、
会社をやめられたと聞いてて、会いたいなと思っていた人にもに会え、
びっくりした…。よかったよー。

あー、今日は女4人で一緒に移動したりして、楽しかったあ!
一緒に動くと、川原が普通に思えるというか、おふたりのピュア加減がよくわかる。
何でも、透明で、先入観がないのだよね。

最後に良重さんが知っていた、
近くの遅くまで開いているイタリアンで、ご飯。
すごくおいしかった。
すごく、いい日だった。









5月19日(月)

スマップ、剛君の舞台、
「瞼の母」を見に、くにぞうと出掛ける。
このチケット、今回は先着順じゃなく抽選だったのだが、
ファンの友達が落ちまくったなか、なんと2回分当選して、
友達に一回分あげることができた。運、よくなってるかも!

舞台は、渡辺えりさんの演出で、大竹しのぶさんも出演。
古典のお話を、忠実にやっているのだけど、
やっぱり剛君って、舞台でほんとにすごい存在感があると思った。
本物のお母さん(大竹しのぶ)との場面もよかったけど、
お母さんを探し歩く途中で会う
そうじゃない女の人に、やさしく話すシーンがすごく好きだった。

しかし、カーテンコールの拍手で、やっぱり蒲田を思い出してしまった。
あー、もうやらないのかなー。







5月20日(火)

本の打ち合わせに出掛ける。
こんなところに、こんなカフェがあるんですね、という場所で。
これまでの原稿の感じや、これからの進行について。
編集者さんとの、考えの取捨選択で、本って、できていく。
着実に進んでいるようで、うれしい。






5月21日(水)

柏木江里子さんの「十二ヶ月の文様展」を見に、
代官山の「ギャラリーit’s」へ。

去年、京都の「モーネ」で行われた
文箱に入った十二の贈り物展」の文箱を中心とした展示。
去年、できたら京都に行きたかったのだが、タイミングが合わず、
今回初めて全貌を見る文箱は、ほんとにきれいだった。
月ごとに納められた工芸品や、文具、干菓子などと、
箱の模様が微妙に合っていて、なんとも大人…。
その謎解きみたいなものがわかると、かっこいいーと思う。
こういう作品をつくっている人って、少ないのでは、といつも思う。

江里子さんとも、だいぶお話できてよかった。
今、江里子さん、本のデザイン等も重なって、ものすごい忙しさのよう。
ご飯を食べたかったのだが、
明日から出張で、帰って仕事だそうなので、駅まで一緒に歩く。
頂き物の飴をもらったら、山椒味でおいしかった。








5月22日(木)

手作り味噌を開けてみるの、3回目。
「ゆるゆる冷えとり日記」にも書きましたが、
ネットで検索して見つけた
「焼酎を含ませた布」を内部に入れておく、というのをやってみる。

その前に、カビかな?という
真ん中のなんとなく黒っぽいところを取り除いてから。

また、うわずみの液体が上がってきているのを、
「多すぎるようなら、取ってもいい」とネットに書いてあったので、
ティッシュに吸わせてみたが、
「あれは、カビ防止にもなるし、捨ててはいけない」
と書いてあるものも、後で見て、ひょえー!
いったい、どれが正しいねん!
いろんな主義があるものなのでしょう…。








5月24日(土)

くにぞうが何かで評判を見て、「すごいよ!」と言っていた漫画
「岳」石塚真一(小学館)を風呂で読み、号泣…。
主人公(三歩さん)は、警察の要請を受けて、山で遭難した人を救う、
民間の救助ボランティア。
数々の山に登った経験を持ち、ひとりで活動してる男性なのだけど、
ほんとうに泣ける話がたくさん…。(以下、多少ネタバレあり)

いろんな人生を背負った人達が山にやってきて、遭難。
その壮絶な状況の中で、三歩さんは、
いかなる時もひょうひょうとしていて、熱い心を持ったまま、
淡々と、明るく、楽しく、冷静に助けていくのが、ほんとにすばらしい。
助からない人もいる。
でもそれも、がんばった末なら、しょうがない、という姿勢。
そしてどんな遭難者にもやさしく、「また山においで」と声を掛ける。

小林正観さんが書かれている、
どんなつらい状況の中でも、
「その状況を自分で評価せず、 全部受け入れて、 淡々と、明るく生きる」
ということの、
まさにお手本のようだなと思った。
だって、なかなかここまでの極限状態は、ないですから。






帯に、2008年の「マンガ大賞受賞」とあり、
『三歩に「良く頑張った」って言われたい』というコピーが。
その気持ちはすごくわかる、と思った。
私は山には行かないけど、極限につらくて、がんばっている時、
三歩さんみたいな人に、にっこり笑って「よくがんばった」と言われたら、
絶対号泣だって…。
彼は、死体にも声をかけるのだ。

しかし、私には別の問題が。
極端にこわがりなのです…。
どんなホラーのCMも、カンが働いて、目を閉じてるし、
いい映画でも、ちょとでもこわいと絶対見にいけない…。キョンシーでさえ…(古)。
しかも高所もダメ。

で、この漫画、リアルな遭難シーンとか、死体とか、高い山の断崖とかが多く、
私には完全に無理で、夢に見そうだったので、
すごく読みたいのは、やまやまだが、
3巻までがんばって読んで、そっから、やめているのだった…(泣)。ああ。
普通の人には、そんなにこわくないと思いますので、
興味があったら、ぜひ。
三歩さんみたいな精神で、残りの人生を生きたい。








5月25日(日)

納戸の整理をした際に、無印に引き出しを買いに行き、
ついでに、前々からふたりで話していた
くにぞうの資料を入れる引き出しも、サイズを測って行き、
えいや!と大量に注文してみた。
それが昨日大量に届いていた。
納戸のほうは、はめこんでみて、おー、ぴったり! 


くにぞうの資料用のは、
今積み上がってるものの解体をせかすと、かわいそうなので、
そのまま居間の隅に置いておいたら、ななんと夕方、自分で組み立てていた!

私が別の部屋で仕事していて、
お茶を取りに行ったら、もうだいぶ箱を開けて、並べてたので、
思わず「うわあー!」と言う。

整理整頓が得意ではなかったくにぞうが、みずからやってたので、びっくり!
「ここにずっと段ボールが置いてあると、嫌かと思って」と言うので、
私も「せかしたら、嫌だと思って」と言う。

「一緒にやるよ」と言うと、
だいぶ前から、段ボールを開ける音をさせてたのに、
なかなか私がこっちに来ないので、
普通なら来てくれるのに、いったいどうしたのか…、と思っていたそうだ(笑)。
「ごめん、ごめん、必死に打ってたから、全然気づかなかった」と笑う。





そっから、かなり大量の引き出しのボックスを積み上げ、
資料を入れたら、全部すっごいすっきり収まった!!!
資料の大きさがちょうど入るはずだから、
きっといいだろうと思ってた通りというか、それ以上!
今まで積み上がっていたものが、見えなくなると、こんなにすっきりするのだなあ。
やっぱり、隠す収納は、いいと思う。

「すっごいきれい~!」「やったねー!」とふたりでよろこぶ。
当の本人がいちばん感動していて、引き出しを無意味に開けたり、閉めたりして、
「きれい~」「出しやすい~」とか言っている。

そして「言われないのに、自分からやった…」と言うので、かなりほめとく。
こんなによろこぶんなら、もっと早く買ってきたらよかったと思う。
きれいになって、喜ばない人はいない、と思うと、
掃除って、やはり偉大なパワーがあるものですね。





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お昼ご飯は、玄米と鮭、納豆、卵焼き。
ぬか漬けには、そろそろ胡瓜が登場。
カブばっかりだった冬から、胡瓜&ナスの夏の時代へ移行していく。
キャベツや、にんじん、ミョウガ、ながいも、アスパラ、大根葉など、
いろいろ漬けてみたけど、
(キャベツなど葉物は、水が大量に出るので、ちょっと面倒…)
やっぱり、胡瓜とナスとカブがいちばん好きかも。












5月26日(月)

納戸の整理をしたので、ほんとうに思い切って、
十年くらいたまってる写真の整理を、今度こそ、するぞ!と決意。
押し入れにもあった写真の袋を引っ張り出し、年代別に並べる。

まとめて出しに行こうと紙袋に入れたまま、
これまた棚にずっと置いてたフィルムや「写ルンです」(懐かしすぎ…)も、
もう今しないと!と、一気に現像しに、街へ飛び出す。
が! フィルムって、置いておくだけでどんどん感光してしまうらしく、
せっかくお金をかけて現像したけど、
ほとんど薄い色の、ぼやーんとした写真で使えなかった。
(お店の人に、丁寧にそういう説明を受けました)
でも思い出の、いい写真もあったので、まあ、よかった。

まさか私のような人はいないと思いますが、
そんなフィルムがあったら、即現像に!
それか、もうあきらめて捨てましょう。
見てなかったら、それはないものと思えるし。



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くにぞうが、昨日つくった引き出しを開けたり、閉めたりして、
何度も「きれい~」「うれしい~」「すぐ出せて、すぐしまえる」
「買ってきてくれたおかげ」とか、感動して言ってて、おもしろい。
そんなに言うんなら、よかった。
掃除は、「きっかけ」が一番たいへんなのかも。
でも、こうしてまたひとつできたので、
奴もだんだん、きれいなことのすばらしさに、目覚めていくだろう。
私も、おんなじだ。








5月27日(火)

ついに写真の整理にとりかかる。
デジカメ時代になってからは、
SDカードとかメディア、パソコンのHDに入ってるから、いいようなものの、
(実はそっちも、旅行のとか、ちゃんときれいにまとめたいのだが)
今はとにかく、この紙焼きのほうだけでも、なんとかしようという段階。

ちょっと初期のをやって、
やった分だけくにぞうに見せたら、すごくよろこんでいた。
「これを見るのが好き」だそうだ。
私も、見るだけのほうが好きですが、何か…。

しかし昔の写真は、懐かしいなー。
この頃、がんばってたなーとか、いろいろ思う。
いろんな思い出とともに、ここまで40数年も、無事に生きてきたのだな。
もうそれだけで、十分なのかもしれない。








5月28日(水)

あっさりと夕飯。
そら豆、たたいた胡瓜に味噌、茹でインゲン、
鳥レバーの甘辛煮など。後で、釜揚げ風うどん、だったかな。

鳥レバーは、新鮮なのをただ切って、
下処理とかせず、ゴマ油でしばらく炒め、
すりおろししょうがをたくさん入れ、
最後にみりんと醤油を入れて、もうちょっとだけ炒めるだけ。

私はレバー好きなので、大きく切りたいのだけど、
くにぞうが小さめ好みなので。
でも小さく切ると、火が通りやすいので、簡単だと思う。
最初炒める際、ほとんど火を通しておいて、
みりんと醤油を入れてからは、さっとからませる感じだ。
おいしい~。












5月29日(木)

朝、ヨガへ。
帰りに野菜販売所に寄ったら、長い葉っぱ付きのふきがあり、
迷ったけど、また買う。
で、「ゆるゆる冷えとり日記」に書いた、ふきの煮物をつくる。

やり方、けっこう違ってるかもしれませんが、
私流には、こんなふうにやりましたという記録。↓



長いふきをお鍋に入る長さに切りまして、
板ずり(塩をふりかけて、まな板の上でごろごろころがす)する。
これ、前回まではやってなく、今回ネットで見て、知ったこと。
でも茶色っぽい汁(アク?)がじわっと出てきてるので、
やっぱり、やったほうがいいように思えた。

しかし今、写真を見て、
10年近く使ってるまな板を、もうけずったほうがいいか…と激しく思った。
義理の両親から、誕生日にもらった木屋の。長年ごくろうさんだ。





その塩がついたまま、沸騰したお湯で、茹でまして、



すじを取るのに、こうやって、ぐるりと、上のほうを剥いて、






それをたばねて、持って、しゃーっと下にひきずりおろす。(くにぞう撮影)
すると、だいたいのすじが、いっきに取れるのです!
これ、ネットで見てから、いつもこうしてます。
気持ちいい…!


はーい、ふきとすじに分かれました。
ウイッグみたい。すじは捨てます。




で、写真↓よく見えませんが、
出汁に、みりんと塩、醤油をちょろっと入れて、数分弱火で煮ます。
出汁は、いつもの「昆布、しいたけ出汁」に、
カツオ節も加えて、もう一度ザルでこしたもの。
ふきは、やっぱりカツオ風味のほうがおいしいかと思うので。

ビタクラフトなので、汁気はほんの少量で。
食べてみて、柔らかければ出来上がり。
さめたら味が入るので、味見の時は、多少薄いくらいがいいかと。
おいしーですよ。来年ぜひ。








こんなことした後に、
ggの展覧会に誘ってくれた人達と、打ち上げがてら、ごはんを食べに都心へ。
お豆腐のお店で、自分達でお豆腐もつくれ、おいしかったです!
いろんなことを話せて、すごくよかった。